【モダン高級注文住宅・豪邸事例集】
愛車を守り・慈しむ。地下ガレージのある家
高低差を味方につけ、
愛車と過ごす時間を叶えた邸宅
三方を道路に囲まれ、前面と後面で4メートルもの高低差がある敷地に計画された邸宅。
風致地区ゆえの厳しい面積制限もあるなか、その条件を設計に生かして地下1階・地上2階の構成とし、地下には趣味の車やバイクを収めるガレージを配置しました。
木の落ち着きとモダンさが融合した、地下ガレージのある家です。

この邸宅が建つのは、前面と後面で4メートルの落差がある独特な敷地です。
さらに風致地区に指定されているため建てられる面積にも厳しい制限があり、一般的には建築が難しいとされる条件でした。
そこで、低い側の道路に面して地下階を設け、地下1階・地上2階という構成を採用。高低差をそのまま生かすことで、限られた条件のなかでも地下ガレージのある家ならではのゆとりある空間を生み出しています。夜には地下ガレージの明かりが外観の足元を照らし、建物全体に奥行きのある表情を与えます。

若くして起業し成功を収めたオーナー様が望まれたのは、趣味の車やバイクを心ゆくまで楽しめる家。
その想いに応えるため、地下部分をご主人が愛してやまない車やバイクを収める車庫としました。
艶のある床と木の天井、壁際から照らす照明が愛車のフォルムを美しく浮かび上がらせ、ガレージそのものがショールームのような空間に。
地下ガレージのある家は、大切なコレクションを雨風から守りながら、眺めて楽しむ場所にもなります。

地下ガレージの一角には、キッチンも備えたホビールームを設けています。
愛車を眺めながらお茶を楽しんだり、仲間を招いて車談義に花を咲かせたりと、ガレージを「車を停める場所」から「趣味の時間を過ごす場所」へと広げる工夫です。
住まいの生活空間とは階を分けているため、時間を気にせず趣味に没頭できるのも、地下ガレージのある家ならではの魅力といえるでしょう。

地下に車庫を納めた一方で、リビングは2階に配置しました。大きな窓からは眼下に広がる街並みをダイナミックに一望でき、緑豊かな景色が四季のリズムで暮らしを彩ります。
高低差のある敷地の上部に居室を設けることで、眺望と開放感を存分に享受できる構成に。
リビングと階段の間の仕切りにはガラスを用い、空間につながりと広がりを感じさせています。

キッチンと洗面には、国産のこだわりの大理石を使用しました。木の温もりを感じる床や天井に、石の重厚な質感が加わることで、空間に凛とした上質さが生まれています。
随所に考え抜かれた工夫が施され、木の落ち着きとモダンさがバランス良く融合した住まいに。趣味の時間も日々の暮らしも上質に楽しめる、地下ガレージのある家が完成しました。









Check point
「地下ガレージのある家」の魅力とは?
限られた敷地に、もうひとつの「階」を生み出す
「地下ガレージのある家」とは、地下階や半地下の空間に車庫を設けた住まいを指します。最大の魅力は、地上部分を居住空間や庭として広く使いながら、愛車を収めるスペースを確保できることです。
都市部や風致地区など面積の制限が厳しいエリアでは、地上だけで十分なガレージと居室を両立させるのは容易ではありません。建築基準法では、一定の条件を満たす住宅の地下室や車庫について、床面積の一部を容積率の計算から除外できる緩和規定が設けられており、地下を活用することで延床面積にゆとりを持たせやすくなります(適用条件は敷地や自治体の規定によって異なります)。
また、道路と敷地に高低差がある場合は、低い側の道路から直接出入りできる地下ガレージとすることで、高低差を「欠点」ではなく「設計の個性」に変えることができます。
愛車を守り、眺め、楽しむ空間へ
地下ガレージは、雨や雪、紫外線から大切な車やバイクを守れるだけでなく、シャッターや扉を備えれば外部からの侵入を防ぎやすく、防犯面でも安心感が高まります。特に積雪の多い地域では、天候を気にせず乗り降りできる屋内ガレージの価値は高まります。
さらに、生活空間と階を分けられるため、エンジン音や作業音を気にせず趣味に没頭しやすいのも利点です。ガレージの一角にホビールームやキッチン、ラウンジを設ければ、車を眺めながら仲間とくつろぐ「大人の秘密基地」のような空間が生まれます。
照明や床・壁の仕上げにこだわれば、ガレージはショールームのような特別な場所に。地下ガレージのある家は、車を「停める」から「愛でる」へと暮らし方を広げてくれる住まいです。

地下ガレージのある家を成功させる設計ポイント
1.
敷地の高低差と車の動線を読み解く
地下ガレージの計画では、まず道路と敷地の高低差を把握することが出発点です。高低差がある敷地なら、低い側の道路と地下階の床レベルをそろえることで、急なスロープを設けずに車を出し入れできます。
反対に平坦な敷地では、車路のスロープの勾配や長さ、車体の底を擦らない角度の確保が欠かせません。所有する車の全長や車高、将来の買い替えまで見据えて、間口や天井高、旋回スペースを計画しておくことが大切です。
2.
防水・排水・換気を確実に
地下空間は地盤に囲まれるため、防水と湿気への対策が快適性を大きく左右します。外壁や床の防水処理に加え、雨水や車から落ちる雪解け水を処理する排水計画も重要です。
また、車の排気ガスや湿気がこもらないよう、機械換気をしっかりと計画することも欠かせません。ドライエリアや高窓から光と風を採り込めば、地下でありながら明るく心地よいガレージになります。
3.
「見せる」ガレージと居住空間のつなぎ方
地下ガレージを趣味の空間として楽しむなら、照明計画と仕上げ材の選び方がポイントです。艶のある床や木の天井、車体を照らすライティングを組み合わせれば、愛車が主役のショールームのような空間になります。
さらに、ホビールームやラウンジを隣接させたり、階段や室内窓で上階とゆるやかにつないだりすることで、ガレージが住まいから切り離されることなく、暮らしの一部として機能します。趣味と日常が自然に溶け合う構成こそ、地下ガレージのある家の理想形です。
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アーキテクツ
現代的な先端の感性に伝統の様式美を調和させ、「100年経ってもさらに魅力を深めてゆく」美しい建築作品を生み出し続ける、気鋭の企業。
“森を建てる”をキーワードに、高品質の国産材にこだわり、乾燥技術から加工技術、建築までを協業化した、画期的な産地直送住宅供給システムを確立。建物に命を吹き込む建築を追求し続けている。
