日本の高級住宅地と豪邸百科 西宮の高級注文住宅・豪邸
西宮に似合う高級注文住宅・豪邸カタログ
西宮に豪邸を建てるなら、こんな邸宅はいかがでしょうか。高級注文住宅専門の建築設計事務所HOPが手掛けた全国の邸宅から、兵庫県の西宮市エリアに似合う高級注文住宅例を、編集部がご提案します。
まるで高級リゾートホテルのような家。
ヨーロッパの豪邸のようにクラシカルかつ重厚な佇まいの邸宅。この邸宅の内部構造は、オーナー家族が日々の生活を送るためのパブリックスペースと、心身を健やかに保ち、充実した人生を送るためのリラクゼーションスペースに分けられている。リラクゼーションスペースには、広々としたジムとプールが用意された。夜になると、ライトに照らされた水面と、天窓から覗く夜空が幻想的な雰囲気を演出。他にも、ステンドグラスが静かに見守るオーディオルームや、テラスに設けられたジャグジーなど、まるでリゾートにいるかのような感覚が味わえるのだ。
洗練を極めた、
光と影を完璧に操るエントランス。
最初からクライマックスかのように、洗練を極めたエントランス。神秘的ですらあるその佇まいに、思わず背筋が伸びるような澄んだ気持ちになる。
大人のエレガンスと
余裕を感じさせる外観。
モダンでありながら優しいぬくもりを感じさせる邸宅。余裕の駐車スペースも、優雅な柵門も、なだらかな曲線を描く屋根も、すべてが上品な余裕を感じさせる。
リフレッシュは、
空を見上げるジェットバスで。
バスルームから一続きで、誰にも邪魔されないプライベートな露天ジェットバスが楽しめる至福のテラス。ジムで汗をかいたあとの最高のリフレッシュタイムに。
西宮に
高級注文住宅・豪邸を建てるなら
知っておきたい基礎知識
西宮の特徴は?
文教地区としての注目が集まる住宅地
兵庫県の南東部にある西宮市は、大阪と神戸の間に位置する街。高級住宅街と呼ばれる住宅街が多くあり、住みたい街ランキングで常に上位に入るほどの人気を誇っています。
西宮市の開発は大正時代からスタートしており、阪神電鉄本線・阪急電鉄神戸線が阪神間に開通したことで利便性が一気にアップ。西宮の中でも屈指の高級住宅街とされる、甲子園・甲東園・甲陽園・甲風園・苦楽園・昭和園・香櫨園といった、西宮七園(にしのみやななえん)が発展していきました。
また、住宅街が発展するに伴って関西学院・神戸女学院といった私立学校が誘致され、文教住宅都市としての評判が高まったのも特徴のひとつ。戸建てだけでなく新築マンションなども多いことから、子育て世代にも人気の街となっています。
Attraction
街の魅力は?
関西エリアでも屈指の高級住宅街を有する西宮。それぞれの街に個性があるため、エリアによってさまざまな魅力を感じることができます。
交通利便性が高いとされるのは、阪急神戸線・今津線が通る「昭和園」「甲風園」、阪神電鉄本線に沿って広がる「香櫨園」「甲子園」。このエリアは電車のアクセスが良好であるほか、商業施設・飲食店などが駅前に揃っていることでも人気です。
交通利便性はやや劣りますが、西宮の山の手方面に広がる「苦楽園」「甲陽園」「甲東園」は、豊かな自然に囲まれたエリア。甲山・夙川・芦屋川といった河川や、公園施設などもあり、清々しい空気の中で優雅な生活を送れると評判です。高台にあるため坂は多いですが、大阪湾や西宮の街を一望できるロケーションのよさも魅力のひとつとなっています。
Facility
周辺施設
西宮には、約260の店舗が入った西日本最大級の商業施設である「阪急西宮ガーデンズ」、西宮駅からすぐのところにあるショッピングモール「フレンテ西宮」、ファッション・グルメ・アウトドアなど幅広い商品を取り扱う「ららぽーと甲子園」など、大型のショッピング施設が充実。駅前にあるのでアクセスもしやすく、幅広い層に利用されています。
街中にも個性的なカフェ・雑貨店などが多くあり、お気に入りのお店を見つける楽しみも広がるでしょう。公共施設では、2005年に開設された「兵庫県立芸術文化センター」が有名。大規模なホールや劇場を備えた施設で、各種イベント・コンサートなどが行われています。
医療施設では個人病院が充実しており、西宮駅前には内科・消化器科・眼科・耳鼻科といったさまざまな施設が入ったクリニックモールもあり。兵庫県立西宮病院という総合病院も駅の近くにあるため、精密検査などが必要な場合でも安心です。
Environment
子育て・教育環境
文教地区として教育に力を入れている西宮市。幼稚園・小学校・中学校・高等学校まで、各地域に数多くの学校が設けられています。また、関西学院大学・神戸女学院大学・大手前大学・兵庫医科大学などの有名大学もあり、県外へ出ずとも高い水準の教育を受けることが可能です。
教育環境が充実しているからか、西宮の住民は教育への意識が高く、学習塾・ピアノ教室・習字教室・バレエ教室といった習い事も豊富。有名進学塾も多くなっているため、難関校の受験を考えている方も安心です。
保育園については待機児童問題が深刻であったため、2010年より待機児童ゼロの取り組みを実施。2013年・2014年には待機児童ゼロを達成したものの、人口増加が続いている現在では再び待機児童が増加傾向。そのため、西宮市では2019年4月までに定員を1,500名まで増やす方針を打ち出しています。公園内保育所の設置予定もあるため、今後の展開が期待できます。
Traffic
交通事情
西宮にはJR・阪急神戸線・阪神本線の3つが乗り入れており、JRは山陽新幹線・東海道本線・福知山線、阪急電鉄は神戸本線・今津線・甲陽線、阪神電鉄は本線・武庫川線と、8路線を利用できるのが大きなメリット。西宮は大阪・神戸の中間に位置しているため、電車を使えば大阪や神戸の中心部まで15~20分ほどで移動することが可能です。どこへ行くにもアクセスがよいため、通勤・通学・休日の外出などで不便を感じることは少ないでしょう。
バス路線も充実しており、市域全体をバス路線が網羅。鉄道の駅で補完できない地域はバスが運行しているため、非常に利便性が高くなっています。ただし複数社が路線バスを運行していて路線図が複雑であるため、目的地までのバスを探すのが難しい…といった声も聞かれます。
車については、坂道が多い土地柄からか交通量は多め。週末の夕方になると、あちこちで渋滞が発生することもあるようです。
Public order
治安事情
以前は駅前の騒々しさや、若者の多さで治安が危ぶまれていた西宮ですが、現在はだいぶ落ち着いた雰囲気。JR西宮駅には北口と南口がありますが、どちらにも派出所があり、警察官が頻繁にパトロールを実施。朝の通勤・通学時は派出所の前に立っていてくれるため、治安事情はかなりよくなっていると考えられます。住宅街の治安は、高級住宅街と呼ばれるエリアとその他のエリアで多少の違いはありますが、子どもや女性でも安心して住める街づくりが実現しているようです。
ひとつ問題を挙げるとするなら、夜間の暴走族の存在。近隣の国道を大きな音を立てて走るバイクや車が見られるため、場所によっては騒音に悩まされるケースもあります。また、居酒屋などが多い場所では酔っ払いが多く「突然話しかけられた」などという方もいるので、夜間はできるだけ近づかないほうがいいかもしれません。
Neighborhood
町内会・自治会の特徴
西宮の町内会・自治会では、公園や道路の清掃活動・防犯パトロール・子どもたちの登下校の見守り・地域防災訓練、夏祭り・敬老会・宮っ子ウォーキングの実施など、近隣に住む人たちが集まってさまざまな活動を行っています。活発な活動のベースにあるのは、阪神淡路大震災などの災害が起こったとき、何より大切になるのは近隣住民のつながり・助け合いだという考え。西宮に住むならこういった活動に積極的に参加し、交友関係を広げておくといざというときに安心できそうです。
「人付き合いが面倒」と思う方もいるかもしれませんが、住民によると西宮の方は挨拶などは盛んに行いますが、必要以上に干渉し合わないのが特徴だそう。もちろん住む地域によって違いはあるでしょうが、あまり気にしなくても大丈夫でしょう。
西宮に住む方々の声
Voice
西宮は治安もいいですし、都市部へのアクセスも良くてとっても便利。ゆったりとした街づくりで環境も整っており、心に余裕をもって生活できますね。西宮ガーデンズや阪急西宮といった商業施設も充実していますが、それほど混雑していないので気軽に立ち寄れます。
閑静な住宅街が広がっていて、治安も申し分ないです。スーパーマーケットも近隣にありますし、日頃の買い物にも不便を感じません。西宮駅前は都会的ですが、夙川や西宮浜など自然と触れ合える場所もたくさんあり、バランスのいい街だと思っています。
どんな世代でも安心して住める街、それが西宮です。ショッピングができる施設も数多くあり、西宮だけでもほとんどの買い物や用事を済ませられますが、大阪や神戸にも近いのでときどき足を延ばすこともできます。
駅前にデパート・書店・レストランなどがあり、生活利便性の高い街だと思います。とくに遠くまで行かなくても必要なものはすべて揃いますし、だいたい駅で用を済ませられるのでとても便利です。銀行も、ほとんどのメガバンクが駅の周りに支店を持っているので安心です。
Pick up
西宮の
周辺スポット情報
阪急西宮ガーデンズ
ファッション・雑貨・レストラン・映画館など、260の店舗が入る阪神間で最大級の商業施設。阪急西宮スタジアムの跡地を利用して、2008年にオープンしました。2019年より75店舗のリニューアルが開始されることとなっており、日本初上陸のショップなども数多く登場。西宮北口駅から直接アクセスできるゲート館も開業し、ますます利便性が高まっています。
甲子園球場
プロ野球球団である阪神タイガースの本拠地である甲子園球場。1924年に竣工された伝統ある球場となっており、春と夏には全国高校野球選手権大会が行われています。敷地内には甲子園歴史観が併設されており、ここでは阪神タイガースや高校野球大会の歴史を垣間見ることができます。
西宮神社
阪神電鉄本線の西宮駅から歩いて5分ほどのところにある西宮神社。七福神である「えびす様」を祀っており、えびす様を祀る全国の神社の総本社となっています。毎年1月には「十日えびす」という祭りが行われており、全国から100万人以上の参拝者が訪れるほどの盛況ぶり。開門と同時に境内を走り、福を求める「福男えらび」という行事でも有名です。
夙川公園
西宮の夙川の河川敷沿いにある夙川公園は、20.8haの規模を誇る都市公園。夙川公園(しゅくがわこうえん)は通称で、夙川河川敷緑地が正式名称となっています。公園までの道は夙川オアシスロードと呼ばれており、春は1,660本もの桜のトンネル、秋は見事な紅葉を楽しめます。
兵庫県立
甲山森林公園
西宮のシンボルである、甲山の麓に広がる甲山森林公園。敷地面積83haのうち9割が森林に覆われている緑豊かな公園で、「兵庫森林浴50選」「日本の都市公園百選」に選ばれています。公園内には3つの池や展望台・健康遊具・ピクニックコースなどがあり、子どもから大人までのびのびと過ごせる環境です。
蓬莱峡
西宮の六甲山地にある蓬莱峡(ほうらいきょう)は、瀬戸内海国立公園の指定区域となっている場所。風化した花崗岩が独特の景色を作り上げており、西宮の隠れた大景観地です。ハイキングはもちろんですが、ロッククライミングを楽しめるスポットとしても有名。また、黒澤明監督「隠し砦の三悪人」のロケ地としても知られています。
西宮の歴史
廣田神社・西宮神社の門前町として発展
西宮は、廣田神社や西宮神社の門前町として発展したまちです。西宮という地名も、廣田神社の別称に由来するものといわれています。廣田神社は奈良時代から存在したとされる歴史ある建築物で、日本書紀にも廣田神社の創建を指したとされる文言が記されているほど。また、西宮神社は、日本に約3,500社あるとされるえびす神社の総本社として信仰を集めていた神社です。
西宮神社の周辺にまちができはじめ、西宮も商業のまちとして発展。また、西国街道と中国街道が交わる交通の要衝でもあり、宿場町としても栄えたとのこと。そのほか、西宮神社の南東側一帯の湧き水の水質が酒造に適していたことから、江戸時代には酒造りが盛んに行なわれていました。
西宮は今でも西宮郷と今津郷が日本酒の生産地となっており、全国的にも知名度の高い白鹿や白鷹、日本盛、大関、白雪がつくられています。
鉄道の開通で住宅地やレジャー施設の開発が盛んに
1874年(明治7年)に現在のJR神戸線となる大阪駅から神戸駅間の官設鉄道が開通し、1905年(明治38年)には阪神本線、1920年(大正9年)に阪急神戸線の開通と、大阪と神戸に3本の鉄道が誕生しました。阪神本線と阪急神戸線は開通当初から電車を使った運行が開始され、交通の利便性が向上。それにより、西宮市をはじめとした阪神間の鉄道沿線のエリアは、鉄道の利用促進を兼ねた鉄道会社による宅地開発やレジャー開発が活発になりました。
西宮市では、明治末期から大正時代にかけて遊園地や果樹園、温泉施設、運動場などのレジャー施設が人気を集めるように。レジャー施設の周囲に別荘地や邸宅街も開発され、現在でも「西宮七園」として阪神における有数の邸宅地となっています。
高校野球で有名な球場を抱える甲子園も、西宮七園の1つ。阪神電鉄によって開発され、1929年(昭和4年)から分譲が開始。国道2号から南に向かって一番町、二番町と名づけられ、当時の開発は現在の甲子園というまちを築いた基盤になっています。
阪神間モダニズムの誕生
神戸港が開港したことで海外の文化が流入し、西宮七園をはじめとした阪神間の別荘地・邸宅街エリアでは、西洋文化の影響を受けた独自の生活様式が誕生しました。西宮周辺ではほかの地域よりも先駆けて競馬やゴルフ場、海水浴といった西洋のレジャー施設が登場し、こうした独自の生活様式や建築遺産を「阪神間モダニズム」と呼びます。
阪神間モダニズムは西洋文化を単にマネしたわけではなく、阪神間で受け継がれてきた日常生活の文化に西欧洋式を取り入れて独自に育まれたものです。西宮で今も残っている阪神間モダニズム建築には、甲子園会館や関西学院大学の西宮上ヶ原キャンパス、武庫大橋などがあげられます。
あえて言うなら
気になるポイント
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アーキテクツ
現代的な先端の感性に伝統の様式美を調和させ、「100年経ってもさらに魅力を深めてゆく」美しい建築作品を生み出し続ける、気鋭の企業。
“森を建てる”をキーワードに、高品質の国産材にこだわり、乾燥技術から加工技術、建築までを協業化した、画期的な産地直送住宅供給システムを確立。建物に命を吹き込む建築を追求し続けている。
電車やバスといった交通機関が発達しており、商業施設も充実している西宮は利便性がとても高い街。ただ、高級住宅街と呼ばれる西宮七園のあたりは自然も豊富で環境も静かですが、駅や国道に近い場所だと騒音・排気ガスなどが気になることもある様子。とくに交通量の多い通りに面している家などは、バルコニーの手すりが真っ黒になることもあるようです。小さな子どもがいる家庭では、そういった事情も踏まえて住むエリアを考えたほうがいいかもしれませんね。