日本の高級住宅地と豪邸百科 目白の高級注文住宅・豪邸
目白に似合う高級注文住宅・豪邸カタログ
目白に豪邸を建てるなら、こんな邸宅はいかがでしょうか。高級注文住宅専門の建築設計事務所HOPが手掛けた実際の邸宅から、目白に似合う高級注文住宅をご紹介します。
文化漂う街に溶け込む、
趣味の時間に没頭する家。
料理、映画、音楽。そんな暮らしを楽しむための設らえが、ふんだんに盛り込まれている。リビング、ダイニングキッチン、和室がひとつながりの空間となっているのは、親しい人たちを招き、くつろいでもらうための仕掛け。リビングには裸火の暖炉が設置され、安らぎとぬくもりの時を演出する。趣味の時間に没頭する、文化の街。目白らしい住まいといえる。
有機物と無機物から生み出された、
和モダンな風情。
有機物である木と無機物であるコンクリートを組み合わせ、風情ある玄関アプローチが形成されている。鉄格子越しに見える竹垣の茶庭や、敷地の奥に延びる長い露地が、和モダンな空気感の演出に一役買っている。
ダイナミックで開放感溢れる
リビングの吹き抜け。
この家のコンセプトは「心からくつろげる住まい」。中でも、廊下の奥へ進むと現れるリビングのダイナミックな吹き抜けは、開放感ある空間だ。丸窓や木を使用することで醸し出される落ち着いた和の雰囲気も心地よい。
モダンスタイルの
美しいコーディネート。
ベージュと濃色の木が織りなす、大人らしいモダンテイストなパウダールーム。バスルームにはガラス扉と間接照明が配され、温かみのある天井の木目が、洗練されたスタイリッシュな空間にまとめあげている。
目白に
高級注文住宅・豪邸を建てるなら
知っておきたい基礎知識
目白の特徴は?
皇族や華族も通ったキャンパスがある、
格式高い文教の街
人気が高い東京山手線の駅の中でも、とくに高級住宅街を有する街として知られる目白駅周辺をはじめ、北の池袋や西の下落合辺りまでのエリアとして、ひと括りにされることが多いようです。
戦前には高級住宅地が計画的に整備されたエリアが存在したり、家族や財閥などの豪邸が建てられていたエリアもあったことなどから、年配の方からも「豪邸の多い街」という認識が強く残る、由緒正しい地域です。
東側駅前すぐには皇族や華族も通う教育機関であった学習院大学キャンパスがあり、「文教の街」というイメージも定着している街でもあります。
緑豊かで穏やかな町並みが心地よい、都内有数の高級住宅エリアです。
Attraction
街の魅力は?
江戸時代には徳川家の狩猟場が広がっていた目白。当時その周辺には大名や旗本たちの屋敷がずらりと並んでいました。時代が明治に移っても、次は華族たちが目白に居を構えたことから、古き良き高級住宅地として知られてきました。
現在でも、高級住宅地として目白駅の西側を西武グループが開発し、分譲した「目白文化村」や、東側には尾張徳川家の屋敷跡を整備した「徳川ビレッジ」が広がるなど、閑静な街並みを維持し続けています。
また、目白には「学習院大学」「学校法人川村学園」「日本女子大学」「東京音楽大学」など、学校が多数存在します。中でも目白を象徴する学校が、「学習院大学」です。学習院大学は1908(明治41)年に、皇族や華族のための教育施設として開校した、格式高い学校。現在では一般の学生も学ぶことができるようになっています。
目白の高級住宅街は、池袋など繁華街エリアにも近く、駅周辺にはスーパー飲食店も数多くあり、学校が近いことから治安も良いため、とても暮らしやすいエリアです。
目白駅からは新宿や池袋など主要駅へのアクセスも非常によいため、通勤も苦にならないでしょう。個人経営のレストランやカフェも多く、緑豊かな公園や庭園も存在するため、休日をのんびり過ごすこともできます。
Facility
周辺施設
目白エリアには "MEJIRO COMMUNITY COMMONS"をコンセプトに掲げた「トラッド目白」という大型の商業施設があります。カフェやレストランが建ち並び、スーパーのクイーンズ伊勢丹や銀行ATMも入っているため、日常生活に困ることはありません。しかし、夜遅くまで営業しているスーパーはなく、会社帰りに買い物するのは難しいという方もいるかもしれません。ただ、駅周辺にコンビニは点在しているため、ちょっとしたものを買うには困らないでしょう。
近隣には病院も点在しており、何かあった時でも安心です。
Environment
子育て・教育環境
文教地区とも言われる目白は、その名の通り、学校の多いエリアです。
まず駅前には緑に囲まれた学習院大学・学習院中等科・高等科があります。学習院大学は皇族・華族をはじめ、アナウンサーや芸能人、文化人など多数の有名人が卒業している名門校。
その他にも日本女子大学、川村学園などが近隣に存在します。
学生の街でもある目白は治安も非常に良く、落ち着いた環境で子育てをすることができるでしょう。公園や庭園など自然とふれあえるスポットも多くあります。子育てサポートも整っており、待機児童も少ないエリアです。
Traffic
交通事情
目白エリアの最寄り駅となるのはJR東日本の山手線の目白駅。高田馬場駅と池袋駅に隣接した駅です。目白は、乗り換えなしで池袋駅まで2分(※池袋へは徒歩でも行けます)、新宿駅6分、渋谷駅13分と、名だたる主要駅へのアクセスが非常に良いことが大きな魅力です。
バスも運行しており、都営バスや西武バスを利用すれば新宿や池袋方面へ向かうことが出来ます。本数も多いため便利な交通手段のひとつです。
車を所有している場合も、整備された大通りがあるため通勤や買い物などの手段に便利ですが、駐車場の料金が高いことや住宅街の中は細い道が多いことは注意が必要です。
Public order
治安事情
目白はエリア一帯がのんびりと穏やかな雰囲気でとても落ち着いています。住宅街の方も治安はとても良いエリアです。
治安の良さの原因は、エリア内に学校が多数存在することが大きな理由のひとつですが、ほかの街のように、学生街らしい雑多な雰囲気はほとんどなく、目白駅を出た瞬間から、整備された美しい街並みが広がっています。娯楽街・歓楽街は存在しないことも治安の良さの理由です。
ただし、目白の住宅街は富裕層が多いため、空き巣や窃盗などの犯罪者に狙われる可能性もあります。目白に家を持つのであれば、警備会社と契約したり、セキュリティ強化に努めるようにしましょう。
Neighborhood
町内会・自治会の特徴
目白のある豊島区には129の町内会・自治会が存在します。そしてそれらの地区は12に分かれており、地域の区民同士が親睦を深めるためにお祭りやイベントを開催したり、防犯・防災、環境美化に努める活動を行っています。また、地域での情報共有や交換などを大切にしているエリアです。
町内会や自治会への参加は自由ですが、参加することによって地域交流を深め合うことが出来ます。Webサイトで詳しい内容を見ることや活動を振り返ることも出来るので、町内会・自治会への参加を検討している方は参考にしてください。
目白に住む方々の声
Voice
駅の近くにスーパーやコンビニはあるので、ちょっとした買い物には困りませんでしたが、新鮮な食材などは少し遠くへ買いに行く必要があります。落ち着いた喫茶店があり、のんびりと休日を過ごすことができるのはとても良いと思います。
(30代/男性)
都会なのに落ち着いた上品な街でとても暮らしやすく、もうずっと長く住んでいます。クリスマスになると、目白聖公会の方たちが目白駅前でクリスマスキャロルを歌う「キャロリング」が恒例になっているので、毎年楽しみにしています。
(40代/男性)
近くに大学もありますが、夜も騒がしくなく、とても静かに暮らせます。住宅街のほうにも街灯が多くあり、また駅を出てすぐのところには交番、夜も人通りがあるため、常に人の目があって安心です。多少の緑もありますしのんびりできます。
(30代/女性)
住宅地と駅が近いのでアクセスなどもすごく便利です。物価はやや高めですが、その分質の良いものが多く、レストランでも騒がしい人や迷惑な人はほとんどいません。全体的に落ち着いた雰囲気で、ゆっくりと過ごすことができます。
(20代/女性)
Pick up
目白の
周辺スポット情報
トラッド目白
トラッド目白は、飲食店や伊勢丹スーパー、銀行ATM、クリニックなどが入った複合施設です。カフェやレストランが多く、気軽に立ち寄って思い思いに過ごしたり、日々の買い物が行える便利なスポットです。営業時間は9時から23時半まで。
目白庭園
目白庭園は、池をめぐる回遊式の日本庭園。滝や石組みが美しく、伝統的な日本の美意識が味わえます。芝生もあるので家族連れで散歩に行くのもオススメ。四季の様々な植物や鳥、魚などを見ることができ、のんびりと散歩することも出来ます。
切手の博物館
数多くの珍しい切手が集められた博物館。ミュージアムショップや図書館も併設。郵便の歴史に触れることができる場所で、大人から子供まで楽しめます。切手貼り絵コンテストなども開催されています。
鬼子母神堂
雰囲気のある本堂は国の重要文化財にも指定されています。安産・子育ての神様である鬼子母神を祀っており、多数の参拝客で賑わいます。毎年10月16日~18日に、江戸時代から続く年中行事である「御会式大祭」が行われることでも有名です。
目白の森
目白の森は、住宅街の中にいながらにして里山の雰囲気が味わえる貴重なスポットです。大きなシイノキやクスノキをはじめ、季節の植物や鳥などを見ることができ、本物の山の雰囲気を楽しむことが出来ます。開園時間は4~9月が8時~17時まで、10~3月が9時~16時まで。
おとめ山公園
新宿区下落合にある「東京の名湧水57選」にも選ばれた自然豊かな公園。江戸時代から「落合蛍」が有名だったほど、ホタル鑑賞の名所としても知られるスポットです。現在でも7月下旬頃から「ホタル観賞会の夕べ」が開催されます。
目白の歴史
古くから宅地として利用されている街
東京都豊島区の西に位置する目白は、都内屈指の高級住宅街として名高い街です。地名の由来は、金乗院に祀られた江戸五色不動「目白不動尊」から来ています。江戸五色不動とは、五行思想の五色に関連する名称や伝説を有した不動尊を指しており、都内には他にも目黒不動尊、目青不動尊、目赤不動尊、目黄不動尊といった4つの不動尊があります。
そんな目白は、江戸時代から多くの武家屋敷や大名の旗者、寺社が並んでいる地域でした。その地名は「江戸切絵図」にも記載されており、非常に歴史の深い街であることが分かります。当時のメインストリートである「清戸道(きよとみち)」は、江戸川から西進と現在の「清瀬市」に至る道で、物流の脇街道として活用していました。
「学習院大学」の設立によって文教地として発展
目白のシンボル的存在である「学習院大学」は、もともと公家を対象とした学習所として1877年に京都に設立。1884年からは国家が設立し維持する官立学校となり、1908年に現在地へ移されました。学習院大学は現在でも「旧華族や皇族を対象とした教育機関」としての名残があり、周辺は学生の集まるエリアでありながら落ち着いた雰囲気が漂っています。
第二次世界大戦後の1947年に官立学校から私立学校へと変わり、「目白キャンパス」では現在も約9,000人の学生が専門性の高い分野を学んでいます。このキャンパスは約18万ヘクタールと非常に広大で、自然豊かな環境の中に明治から大正にかけて建設された校舎が残り、正門、旧総寮部、厩舎、旧図書館、旧皇族寮、旧理科特別教場、旧中等科教場の7頭は2009年に国登録有形文化財建造物に登録されています。
学習院大学の周辺には有名私立幼稚園が多く、今現在でもリッチな文教の町というイメージを持っており、治安の良い地域です。
邸宅街として有名になったのは大正時代から
江戸時代から大きな屋敷が建てられていた目白ですが、邸宅街として有名になったのは大正に入ってからです。大正時代になると「目白駅」の西側と南側で宅地開発が行われました。住居付きアトリエなど他のエリアと一線を画す特徴を持つ建物も散見され、画家や音楽家といった多くの芸術家が暮らしていたそうです。
大正時代末期の1922年には、箱根土地株式会社が目白通りの南側を「目白文化村」として販売を開始。関東大震災以降山手への移住者が増加したことから需要が高まり、4回に分けて分譲が行われました。また、明治維新後に華族として生活した尾張徳川家は、昭和に入って目白に邸宅を設けています。現在尾張徳川家の本邸が建てられていた場所は、都内を代表する邸宅街「徳川ビレッジ」として知られています。
あえて言うなら
気になるポイント
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現代的な先端の感性に伝統の様式美を調和させ、「100年経ってもさらに魅力を深めてゆく」美しい建築作品を生み出し続ける、気鋭の企業。
“森を建てる”をキーワードに、高品質の国産材にこだわり、乾燥技術から加工技術、建築までを協業化した、画期的な産地直送住宅供給システムを確立。建物に命を吹き込む建築を追求し続けている。
日常の暮らしに不便はほとんどないが、スーパーが早くしまってしまう、数が少ない、といった声が多く見られました。
また目白にあるお店は早めに閉まることが多く、深夜まで賑やかということはありませんが、繁華街が近い場所にあるので、夜間は注意が必要です。治安は良いエリアですが、深夜の一人歩きは避けたほうがいいでしょう。
また、狭い道が多いので、車での移動は大変に感じるかもしれません。子供をはじめ、人の飛び出しに注意が必要です。