高級住宅街に住むメリット
高級住宅街に住むメリットを知ると、選ばれる理由が見えてくる
せっかく高級注文住宅を建てるなら、憧れのブランドエリアに住みたいと考えている方も多いのではないでしょうか。高級住宅街に住むことは1つのステイタスでもありますが、高級住宅街の魅力はそれだけではありません。知ってほしい高級住宅街に住むメリットを紹介します。
ステータスだけが魅力じゃない
高級住宅街が人気を集める理由
高級住宅街のイメージは何かと聞かれたら、「ステータスの象徴」と思い浮かべる方もいるかもしれません。もちろんそういった憧れが高級住宅街のブランド価値を高めているところもありますが、それだけで完結してしまってはもったいない魅力が高級住宅街にはあります。ここでは、高級住宅街に住むメリットにはどういったものがあるのかをまとめました、
高級住宅街に住むメリット1
「閑静な住宅街が多い」
1軒ごとの土地が広い高級住宅街は人口密度が低いためか閑静な住宅地であることが多く、静かな環境のなかで暮らしたい方にとっては理想的な街と言えるでしょう。また、一般的な住宅の場合は駅からの近さや商業施設の多さなどといった利便性の高さが求められますが、高級住宅街は利便性よりも穏やかな暮らしを重視する方が多いのが特徴。駅や大通りなどから離れた奥まったところにある地域なら電車や車の騒音なども少なく、都心にあっても静けさという贅沢を味わえるのが魅力です。
高級住宅街に住むメリット2
「治安が良い」
富裕層が多く住む高級住宅街だからこそ、空き巣をはじめとした防犯面で不安に感じる方もいるかもしれません。実際は商業施設や歓楽街から距離のある高級住宅街を住民以外が歩いているとかなり目立ち、さらに住民のセキュリティ意識も高いため、治安が比較的良い傾向にあります。
また、税収面で余裕のある自治体も多く、治安維持に予算を割いて力を入れているところもあり。たとえば大使館の多い麻生十番では大勢の警察官が警備にあたっており、治安維持に一役買っているのが特徴。また、エリアによっては民間の警備会社が巡回しているため、空き巣や窃盗犯などが近寄りにくい雰囲気をつくっています。
そのほかにも、周辺に歓楽街がなく、子どもに悪影響を及ぼしそうな環境から切り離されているところも高級住宅街の魅力です。
高級住宅街に住むメリット3
「アクセスの良さ」
奥まったところや高台にあることが多い高級住宅街ですが、それでも地価が高い理由の1つに人気エリアに近いことがあげられます。たとえば関西の高級住宅街として有名な兵庫県芦屋市は大阪市・神戸市のどちらにも行きやすく、静かな生活環境と都心へのアクセスの良さを兼ね備えているのが特徴です。
そのほかの高級住宅街においても都心へのアクセスに優れたところが多いため、通勤や通学、買い物などに困ることはないでしょう。ただ、あまりにも奥まった場所や高台にある住宅だと最寄り駅までがそもそも遠く、坂の上り下りで苦労することも。利便性も重視したい方は、静かな生活環境と利便性のバランスを考慮した土地を選ぶと、高級住宅街のメリットを損なわずに済むでしょう。
高級住宅街に住むメリット4
「街並みがきれい」
高級住宅街というブランドを守ろうと、美しい景観を維持するための条例や取り組みが行なわれています。たとえば東京の代表的な高級住宅街である成城では、建築ルールなどを定めた「成城憲章」を設けているのが特徴。成城憲章には建築物の高さは10mまで、敷地面積は250㎡以上、敷地内の20%以上の緑化保全などのルールが記載されており、住民はそれに準じた家づくりに努める必要があります。
成城憲章はあくまでも法的拘束力のない紳士協定のため、ルールに違反しても禁止命令や罰則はありません。ただ、こうした自分たちも街並みの形成に携わっているという住民の意識の高さも一般的な住宅街にはない魅力であり、高級住宅街としての美しい景観をつくりだしていると言えるでしょう。
高級住宅街に住むメリット5
「行政サービスが充実している」
富裕層が多く住む高級住宅街のあるエリアは自治体の財政が安定していることが多く、行政サービスが比較的行き届いています。たとえば麻布や白金などの高級住宅街を抱える港区の場合、分娩費・入院費などを含めた出産費用を最大73万円まで助成(2022年3月14日時点)。そのほかにも産前産後の家事・育児支援サービスをはじめ、3歳~5歳児の保育料の無償化や一時預かり支援、無料の健康診査・がん検診の実施、100円で乗車できるコミュニティバスの運用など行政サービスが充実しています。
行政サービスの質は住みやすさにもかかわってくるため、行政サービスの整った高級住宅街なら育児や医療福祉の面で得られるメリットが大きいと言えるでしょう。高級住宅街によっても行政サービスの質に差があるので、候補地を検討する際は自治体の財政状況や行政サービスの内容にも目を向けるのがおすすめです。
※参照元:港区公式HP/出産費用の助成
https://www.city.minato.tokyo.jp/kodomokyufu/kenko/ninshin/shussan/jose.html
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