豪邸のこだわり・内装ピックアップバルコニー

希望の用途に応じたバルコニーで
充実した日常を

自宅で過ごすことが増えた近年では、バルコニーを活用した楽しみ方がたくさん提案されています。一般住宅におけるバルコニーでは洗濯物を干すなどの用途が多かったものの、広々としたバルコニーで食事や趣味を楽しむケースも。希望に合ったバルコニーを設計することで、毎日を贅沢に彩ることが可能。充実した日常を手に入れることができます。

バルコニーとベランダ・テラスとの違いとは

バルコニーとは、「2階以上の建物の外壁部分に張り出した、屋根のない手すり付きの広いスペース」のこと。一方ベランダには屋根があり、スペースも狭いのが特徴。バルコニーとベランダの大きな違いは、屋根の有無にあります。

また、テラスは建物の1階部分から突き出した部分をさします。屋内の窓や扉と繋がっており、コンクリートや敷石などを敷き詰めた台状で、地面より少し高く設置されているのが特徴。バルコニーとテラスで異なる点は設置されている階数であり、1階に設置されていればテラス、2階以上に設置されている屋根なしスペースはバルコニーです。

大まかに分類すれば、バルコニーは「2階以上・屋根なし」、ベランダは「屋根あり」、テラスは「1階、屋根なし」といえるでしょう。

なお、バルコニーには種類があり、下の階の屋根部分を利用しているものをルーフバルコニー、バルコニー部分が建物の内側に収まっているものをインナーバルコニーと呼びます。どのバルコニーを取り入れるかは、用途や目的などによって決めましょう。

バルコニーを取り入れるメリット

1.

アウトドアリビングとして活用できる

バルコニーを広めに設ければ、アウトドアリビングとして活用可能。天気の良い日にはバルコニーで食事や読書、ティータイムやコーヒーブレイクなどを楽しめます。週末にはアウトドアリビングで家族とディナーやお酒を楽しむのも良いですね。

また、家で仕事をすることが多い場合には、アウトドアリビングでリフレッシュするのもおすすめ。オンオフのメリハリをつけられます。

2.

BBQやヨガ、家庭菜園なども可能

バルコニーではBBQやヨガ、家庭菜園なども楽しめます。2階以上に設置されるバルコニーなら、完全プライベート空間を確保。周囲の人目を気にせず伸び伸びと過ごせます。趣味を楽しむためのスペースとして、バルコニーを取り入れてみてはいかがでしょうか。

3.

室内を広々とした空間に見せられる

バルコニーとつながっている室内を広々と見せられるのもバルコニーのメリットです。2階にリビングとバルコニーを設置し、開放的な空間を手に入れるのもおすすめ。屋内外の境界部分の段差をなくせば、自然と外へつながるフラットな空間を実現できます。

バルコニーを取り入れるデメリット

1.

定期的な掃除が必要

バルコニーを取り入れることで建築費用が増すのはもちろん、定期的な掃除も必要になります。バルコニーは常に雨風にさらされるため、砂埃や枯れ葉などを除去しなければなりません。また水はけの良い環境づくりも大切です。居心地の良い空間を保つために定期的な掃除やメンテナンスが欠かせない点は、デメリットといえるでしょう。

2.

夏や冬には使用が難しい日も

バルコニーは天候の影響をダイレクトに受けるため、外気温や雨などによって使用が難しい日もあります。たとえば夏や冬の季節では、天気が良くても暑さや寒さによってバルコニーで過ごせないこともあるでしょう。そのため、バルコニーでのひとときをルーティンにしたい方は注意が必要です。

高級注文住宅にバルコニーを取り入れる際の注意点

1.

使用用途と目的を明確にしておく

バルコニーを取り入れる際は、使用用途と目的を明確にしておくことが大切です。バルコニーでどんなことをしたいのか、使用頻度はどのくらいかなど、希望の用途に合ったバルコニーを設計しましょう。たとえばアウトドアリビングとして日常的にバルコニーを使用したい場合は、日差しや雨をカットするルーバーなどの設置が必要です。また、水栓やコンセントなどを設置した方が良い場合もあります。

また、バルコニーからの眺めを楽しみたい場合は、周囲の建物などを確認し景観の良いスポットを選ぶのがおすすめです。

2.

周囲の環境を考慮し、目隠しや日除けも検討する

バルコニーの設置場所は周囲の建物や日当たりなども考慮しなければなりません。人の目につきやすい場所や日差しが気になる場合は目隠しや日除けの設置も検討しましょう。

それほど日差しが必要ない場合は、屋根付きのインナーバルコニーもおすすめです。使用用途や目的を踏まえた設計を行い、快適性の高いバルコニーを実現しましょう。

3.

防水工事やメンテナンスが必要

雨風にさらされるバルコニーには、排水設計や防水工事が必要です。バルコニーの配管が詰まると雨漏りの原因になることもあるため注意。快適なバルコニーを維持するためには、排水溝掃除といったセルフメンテナンスや防水施工のメンテナンスなどが欠かせません。