日本の高級住宅地と豪邸百科 赤坂の高級注文住宅・豪邸
赤坂に似合う高級注文住宅・豪邸カタログ
赤坂に豪邸を建てるなら、こんな邸宅はいかがでしょうか。高級注文住宅専門の建築設計事務所HOPが手掛けた全国の邸宅から、赤坂に似合う高級注文住宅例を、編集部がご提案します。
傾斜地に建つ“現代アート”な家。
外壁と内壁に同じグレーの塗りを施し、現代アートのような雰囲気を纏う家。家具や建具もすべてグレーを基調にまとめ上げられている。このモダンな邸宅は、西側に長く広がった傾斜地に建っている。坂の多い赤坂で注文住宅を建てるなら、非常に参考になる邸宅ではないだろうか。

直線を多用したシャープな外観が鮮烈。
白をメインカラーに、水平ラインを強調したシャープな外観デザインが目を引く邸宅。無機質でクールなたたずまいは、赤坂の高級住宅街の豊かな緑との印象的な対比を生むだろう。

洋風の中に“和の心”を宿す、
木材の力。
比較的洋式の邸宅が多い赤坂の高級住宅街だからこそ、洋風建築の中にあえて、国産木材を効果的に採用した日本建築式……“和の心”を宿した邸宅はいかがだろうか。

大都会の真ん中で、
365日自然を味わう方法。
都会の真ん中に暮らしながらにして、365日自然の美しさ、雄大さを感じられる秘密。それは、吹き抜けのリビングに備え付けられた、高さ6mの大空間のガラス窓。
赤坂に
高級注文住宅・豪邸を建てるなら
知っておきたい基礎知識

赤坂の特徴は?
一流を知る人々が行き交う大人の街。
各国の国王や大統領など世界の要人をお迎えし、外交の場として用いられる「迎賓館赤坂離宮」や、アメリカ合衆国大使館、カナダ大使館などの重要機関も設けられている赤坂。
周辺には一流ホテルがそびえ立ち、老舗の名店が数多く軒を連ねる料亭街の存在があることからも、大人の街としてのイメージが強いエリアです。名称通り、坂の多い街でもあり、坂の数は20を超えるのだとか。
江戸時代には、坂の上に大名や武家の屋敷が建ち並び、時代が移り変わっても、官吏や軍人、富裕層が高台に居を構えてきました。現在も繁華街から坂を登ると、高級住宅街が広がっています。近年は多くの高層マンションが建設されていることでも知られています。
Attraction
街の魅力は?
高級住宅街、赤坂は、大きな繁華街や様々な複合施設などがある便利さだけでなく、有名飲食店が立ち並ぶ場所としても有名。ミシュランに載るほどのお店が多く、舌の肥えた人でも存分に食を楽しみぬくことが出来るエリアでしょう。
また、知名度と人気の高い学校もあることから、教育環境も整っており、便利さと住みやすさを兼ね備えたエリアです。交通面も便利で、絵に描いたような大都会の暮らしを堪能できる高級住宅街です。
Facility
周辺施設
東京ガーデンテラスや東急プラザ赤坂、すこし移動すれば六本木の東京ミッドタウンなどに行くことができるので買い物に困ることはほとんどありません。
また、特別な買い物だけではなく、コンビニエンスストアなどやスーパーもあるので、日常の買い物も楽にできます。
飲食店も多く、ミシュランで星を獲得したお店もあり、日々レベルの高い食事を楽しむことが出来るでしょう。
Environment
子育て・教育環境
赤坂には、優秀な卒業生を多く輩出している中高一貫の名門女子校、山脇学園があります。近隣には、国際的な教育、外国語の勉強に秀でた上智大学が。国際色豊かな土地柄から、保育園や幼稚園にも外国人のお子さんが多く通っており、子供の小さいうちから国際感覚と広い視野を磨くことができるでしょう。
赤坂にはインターナショナルスクールも多数存在するため、早いうちから身になる語学力の習得を叶えさせたいと考えている家庭にも最適。
国際教育やスポーツに力を入れている学校が多い赤坂ですが、教育熱心な家庭が多いため、小学校受験や中学受験をする子供も大勢います。
赤坂は交通の便も良いところなので、塾や習い事も選びやすく、幅広い選択肢を持てるでしょう。ハイレベルな教育を受けることができる地域です。
Traffic
交通事情
赤坂の最寄り駅は、東京メトロ千代田線の赤坂駅。千代田線は、主要ターミナル駅には接続していないため、乗り換えが必要にはなりますが、あらゆる都心駅へのアクセスが良いことがメリット。渋谷駅は約5分、東京駅は約8分、新宿駅は約10分、池袋駅も約16分で到着します。ただ、このように大変便利な線のため、通勤時のラッシュはかなりのもの。とくに霞ヶ関に向かう電車は大変混雑します。
都営バスやちぃばす(六本木ヒルズを中心に、芝浦地区と赤坂地区を結ぶ8つのルートを運行する港区のコミュニティバス)は、ちょっとした移動にとても便利。とくにちぃばすは、どれだけの距離を移動しても料金は一律100円のお手軽バス。気軽に近隣をバス旅行するのも楽しいですね。
赤坂では車を保有する方も多くいます。遠出するのには便利ですが、近隣は渋滞に巻き込まれやすいため、注意が必要です。
Public order
治安事情
赤坂には各国の大使館や迎賓館もあるため、とくに赤坂駅周辺は警察のパトロールが念入りに行われています。ただし、赤坂駅周辺には遅くまで開いている飲食店が多数あることから、夜も多くの人が行き交うエリアでもあります。
2017年3月には赤坂駅周辺での声かけ行為、2017年8月には同じく駅周辺でのつきまとい被害が起きています。犯罪件数の高い六本木エリアにほど近いことからも、夜道をひとりで歩く場合は、十分な警戒が必要です。
住宅街は比較的静か。住民の防犯意識も高く、セキュリティ対策をしっかり行っている家が多い傾向です。
Neighborhood
町内会・自治会の特徴
港区内には2018年現在、約230の町会・自治会が活動しています。赤坂にも多数の町会・自治会が存在し、防犯対策や防災訓練、交通安全活動、地域の清掃活動、募金、会員への広報活動、各種レクリエーションなど、精力的に活動を行っています。各会のWebサイトも充実しており、住民のためだけに活動するのではなく、全国の方にむけて赤坂のグルメや施設などの魅力を紹介していく、という取り組みにも力を入れています。
コミュニティ強化にも目を向け、季節のイベントを豊富に開催していることも特徴的。さくらまつりや夜桜、マラソン大会、納涼祭り、夏祭り、アイスリンクやコンサートなど、様々なイベントを用意しており、年間行事の充実した地域となるでしょう。
赤坂に住む方々の声
Voice

赤坂はどこへ行くにもアクセスが良く、便利な場所でとても住みやすいです。駅の周りには美味しい飲食店がたくさんあり、毎日外食でも飽きがきません。レストラン開拓するのも楽しみのひとつ。非常に楽しく暮らせる街だと思います。
(40代/男性/自営業)

はじめは子育てに不向きな地域じゃないかと思っていましたが、小学校で外国のお友達がたくさん出来たようで、教えていないのに息子が自然と英単語を話しているのを聞いて驚きました。学校自体も教育に力を入れてくださっており、安心して子どもを通わせることが出来ます。
(40代/女性/主婦)

昼間はオフィス街として、ビジネスマンやOLさんで溢れています。夜は飲食店に人が流れ、夜遅くまで活気のある街です。意外とスーパーや公園もあり、暮らしには困らないですが、強いて言うなら駅から住宅街が遠いこと。交通の便は良いので助かりますが、駅まで行くのが少々億劫ではあります。
(30代/女性/主婦)

駅周辺はいつも賑わっていますが、住居エリアの方は閑静で、公園も多く、子供と一緒に遊んでいるファミリー世帯もよく見かけます。都心でありながら住みやすいエリアではありますが、坂が多いことが難点。至るところに大小様々な坂があり、徒歩だと大変なので、車移動が多くなります。
(30代/女性/会社員)
Pick up
赤坂の
周辺スポット情報
赤坂サカス
都心に新たな文化の発信地を創るという目的で、複合エンタテインメント空間として誕生。演劇や音楽、フードなど、あらゆるイベントが催されています。施設内にはTBS放送センターも。エリア内には約100本の桜が植えられ、春には見物客でも賑わいます。
東京ミッドタウン
ザ・リッツ・カールトン東京ホテル、サントリー美術館に加え、約130近いあらゆるショップ、レストラン等が軒を連ねる巨大複合施設。オフィスや住居、病院も入っており、さらには広大な緑地スペースも。イベントも多数催されています。
日枝神社
赤坂駅から徒歩約3分にある、大山咋神(おほやまくひのかみ)を祀る神社。東京では明治神宮とならぶ、格式の高い官幣大社です。出世のパワースポットとしても知られ、永田町が近いことから政財界を中心に、ビジネスパーソンから絶大な崇敬を集めています。
東京バーチャル
サーキット
日本初の本格レーシングシミュレーターが楽しめる施設。まるで本物のレーシングカーを運転しているかのような、リアルなドライブが味わえます。プロレーサーのトレーニングから一般モータースポーツファンのストレス解消まで、幅広く利用されています。
赤坂Bizタワー
世界各国のグルメが味わえる飲食店をはじめ、雑貨、東京土産にもぴったりな「TBSストア」が軒を連ねます。赤坂駅直結でアクセスしやすいのも魅力。冬になるとイルミネーションが美しく、デートスポットとしても人気。
迎賓館赤坂離宮
各国の国王、大統領、首相など、世界中の賓客を迎える迎賓館。もともとは明治42年、東宮御所として建設されました。日本唯一のネオ・バロック様式の宮殿建築は、明治期の本格近代洋風建築の最高峰として、国宝にも指定されています。一般公開も行われています。
赤坂の歴史
変化を繰り返した歴史
赤坂は明治時代、大名屋敷や武家屋敷に代わって新政府の役人たちの家が建てられ、軍隊の駐在所になりました。溜池付近は料理屋で賑わい、芸子が街を練り歩き、人力車が通った花街としても賑わいます。戦後は空襲により風情ある街並みは失われてしまいましたが、それも一時のことで、復興してからは自動車企業が繁盛。輸入車に憧れを抱く人々が集結しました。アウディやポルシェ、フィアットなど、さまざまな輸入車が並んだことから自動車街として、再び栄えます。
そして、自動車街として活気に溢れていた赤坂が変貌するのがバブル期。ディスコやキャバレー、ナイトクラブが流行して、夜の街として発展しました。ビジネスパーソンだけでなく、映画スターや芸能人が遊ぶ高級繁華街となり、朝方までネオンの輝く街に。赤坂には米軍住居があり、欧米諸国の大使館も近かったため、外国人客が多かったことでも知られています。
華々しい風情もバブル期の終焉と同時に消えていきました。高級料亭やネオンはなくなり、代わりに高層ビルの立ち並ぶ現在の赤坂となったのです。大名屋敷があったかつての街並みは、時代の移り変わりとともに消えてしまいましたが、ところどころに残る細い坂道からは、当時の面影を感じられます。
偉人たちが集った場所
赤坂は江戸時代、徳川家康が大々的に整備を行った場所として有名です。当時から赤坂は防衛基地として家康に大切にされ、多くの大名や旗本の武家屋敷の街として発展しました。赤坂見附門を境に、坂下には幕下藩士として働く職人や庶民の家が軒を連ねた地域。この時期の区画整理はいまの赤坂にも残っており、外堀として整備された「溜池」は今でもその名が使われています。坂下に賃貸事務所や商業エリアが多く、坂上に高級住宅街が広がっているのは、このような歴史があるからです。
そして赤坂は偉人や著名人が多く訪れたことでも有名。勝海舟や司馬遼太郎が滞在していたとされています。司馬遼太郎が記した大紀行作品「街道をゆく」の中には、赤坂をめぐる「赤坂散歩」が登場。また旧赤坂小学校は、テレビドラマや時代劇の舞台に使われています。現在活躍しているアイドルグループの名前に「乃木坂」がありますが、乃木坂も赤坂にある坂の一つです。
寺社や公園のある落ち着いた街
赤坂には、「山王日枝神社」「豊川稲荷東京別院」「赤坂不動尊」があります。神社や寺が多い地域で、歴史を語り継ぐうえでも欠かせない場所です。歴史の舞台となったことも多く、著名人からも愛されてきた赤坂。赤坂には著名人の名前を残した公園なども多く存在します。例えば「高橋是清翁記念公園」はその一つです。他にも美しいバラ園で知られる「氷川公園」は、元は大名屋敷でした。江戸幕府のお膝元として栄え、今も人々から支持され続けている赤坂は、落ち着いた街並みが魅力的な地域と言えます。
あえて言うなら
気になるポイント
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アーキテクツ
現代的な先端の感性に伝統の様式美を調和させ、「100年経ってもさらに魅力を深めてゆく」美しい建築作品を生み出し続ける、気鋭の企業。
“森を建てる”をキーワードに、高品質の国産材にこだわり、乾燥技術から加工技術、建築までを協業化した、画期的な産地直送住宅供給システムを確立。建物に命を吹き込む建築を追求し続けている。
多数の飲食店がひしめき、また文化の発信地、観光地でもある赤坂は、昼夜問わずたくさんの人で活気づく街。犯罪件数の多い六本木にもほど近いため、防犯対策には十分な注意が必要です。赤坂駅周辺は夜になると酔客も増えますので、トラブルに巻き込まれないよう用心してください。
また、繁華街が近いことから、住む場所によっては騒音に悩む可能性もあります。
坂道が多いため、徒歩や自転車での移動が大変という声も。高齢の方や妊婦さん、車いすの方、小さなお子さんなどの移動は難しい地域かもしれません。