日本の高級住宅地と豪邸百科 函館の高級注文住宅・豪邸
函館に似合う高級注文住宅・豪邸カタログ
函館に豪邸を建てるなら、こんな邸宅はいかがでしょうか。高級注文住宅専門の建築設計事務所HOPが手掛けた全国の邸宅から、函館に似合う高級注文住宅例を、編集部がご提案します。
20世紀を代表する建築家のエッセンスを
取り入れた家。
後世に受け継がれる「文化」となる住宅建築を目指し、細部までこだわり抜かれた邸宅。木とれんがの温もりあふれるリビング・ダイニングは、大家族であるオーナー一家の笑顔が絶えない団らんの場。インテリアは、20世紀の偉大な建築家フランクロイドライトのデザイン要素をHOPオリジナルデザインと融合させ、クラシックかつモダンなテイストで統一感を出している。

息を飲むほど美しい絶景スポットを、
自宅リビングに。
澄んだ空気に輝く、息を飲むほど美しい夜景を一望できるリビング。ソファに腰掛けた位置から絶景を独り占め出来るよう計算された、贅沢なビュースポットだ。

開放感たっぷりの
ダイナミックなリビング。
東西2方向を開放したダイナミックな設計が特徴の邸宅。木造軸組工法をベースに耐久性を向上させたHOPオリジナル工法と、木質ラーメン工法の合わせ技で、強度と開放感の両立を叶えている。

四季を知らせる
優雅な曲線を持つ邸宅。
外観2階部分の優雅なカーブが美しい邸宅。この曲線の内部はリビングになっており、開口部からは太陽光や星明かりをはじめ、365日の季節の移ろいも味わうことが出来る。
函館に
高級注文住宅・豪邸を建てるなら
知っておきたい基礎知識

函館の特徴は?
世界屈指の夜景スポットや
美味しい海の幸が堪能できる
1854年、かのペリーがやってきて開港した港町である函館。
そんな歴史ある函館には、大変多くの観光スポットが存在します。函館の市街が一望出来る素晴らしい夜景スポットである函館山を筆頭に、北海道きっての歓楽温泉地の湯の川温泉、徳川幕府が蝦夷地を外国から守る目的で建てた洋式城郭の五稜郭など、数え切れないほどの見所があります。
また、津軽海峡でとれるウニや毛ガニ、ホタテやイカなど、鮮度抜群の海産物を日常的に堪能出来るのも、他ではなかなか叶えられないことでしょう。
函館の高級住宅街は点在しており、元町や松陰町、柏木町、湯川町などが有名です。のんびり穏やかな雰囲気が漂う町に大豪邸が建っているのが、函館の高級住宅地の特徴です。
Attraction
街の魅力は?
香港・ナポリと並ぶ世界三大夜景のひとつといわれる美しい夜景が見られる函館。
函館の街はレトロで異国情緒ある街並みが魅力で、金森の赤レンガ倉庫や、旧函館区公会堂、五稜郭、函館市旧イギリス領事館など、歴史ある建物物やスポットも満載です。
また、函館の海産物は絶品。鮮度が非常に高い海の幸を毎日味わうことが出来るのも、函館ならでは。
また高級住宅街である函館元町エリアでは、「函館市旧イギリス領事館」や「旧函館区公会堂」、「函館ハリストス正教会」などの荘厳な洋風建築を鑑賞することが出来ます。
地元の文化や素材を贅沢に味わいながら、穏やかに落ち着いた暮らしを送れるのが函館の魅力です。
Facility
周辺施設
海にも山にも囲まれた場所なので、どちらの食材も手に入りやすく、海産物は新鮮そのもの。函館にはイオンやラルズ、魚長などのスーパーが点在しており、近所のスーパーでもとびきり新鮮なお魚が手に入るはずです。大型のスーパーへ行くには車がないと不便かもしれません。函館はコンビニや飲食店が多く、日常的な外食やちょっとした買い物には困らないでしょう。
大きな病院、介護系の施設も充実しているので、医療環境は整っています。ただし、夜遅くまで診療をしているところは少ないので注意。
Environment
子育て・教育環境
自然豊かで食事も美味しい函館は、子供の興味の幅を広げ、実経験を増やしたり、食育の観点から観ても子育てするのに良いエリアでしょう。
ただ、函館の子供の数は年々減少傾向にあり、小学校や中学校の統廃合が進んでいます。隣町の小学校に通うしかない子供もいるため、函館に住むことを検討する際は、子供が通う予定の学校の状況を確認しておきましょう。
そうした現状からか、函館では地域ぐるみで子育て支援を行うことに力を入れており、託児所や子供相談室などが設けられたキッズプラザという施設が、函館駅前に誕生しました。
また函館には私立の名門中高一貫校も多く、男子校である函館ラ・サール高等学校や、女子校である函館白百合学園高等学校があります。
Traffic
交通事情
函館が「住みたい街」として毎年高い人気があるのは、交通の便の良さも理由のひとつ。そのくらい交通網は発達しています。
街中を走る市電(路面電車)、市バスともに本数が多いことや、街自体がコンパクトにまとまっているため、気軽に行きたい場所へ行くことが出来ます。
JR函館駅と函館空港もあるため、出張が多い方でも安心です。
ですが、自家用車を所有していないと行きづらい郊外に大型店や施設があることも多く、長く住むつもりであるならば、車を持っていたほうがいいでしょう。ただし、市電が街中を走っているので運転を難しく感じることもあるかもしれません。
Public order
治安事情
函館では町内会での見回りパトロールがあり、治安は良い方です。観光地周辺は観光客も多いのですが、住宅街の方は落ち着いています。
ただし深夜になると人気が少なくなり、街灯も減ってしまい、暗い道が増えます。交番も多くはありませんので、一人歩きは避けた方が良いでしょう。
観光地の近くは車の通りも多く、人が集まり騒がしい部分もあります。たまに夜まで騒音が気になるエリアもありますので、住む前にしっかりと土地の環境を調べましょう。
富裕層の多い住宅街は、とくに空き巣などに狙われやすくなります。防犯面にはしっかりと注意して、セキュリティの強化に努めましょう。
Neighborhood
町内会・自治会の特徴
函館市の町内会・自治会は平成30年5月時点で182の組織数となっています。「自らの手で住みよいまちづくり」をキャッチフレーズに、町内の美化清掃活動や、街路灯の維持管理、防犯パトロールなど、防犯や交通安全、防災、青少年の健全育成などの問題に対して様々な取り組みを行っています。
またお祭りやイベントの開催などを行うことで、地域の活性化と親睦を深める活動を行っています。ただ、人口減少や高齢化のため、町会への加入率は年々低下している現状です。
函館に住む方々の声
Voice

駅周辺には大きなスーパーもあるので、雪害以外にはとくに暮らしにくさを感じたことはありません。街の中にはたくさんの名所があるのも魅力で、とくに函館山の夜景は、函館に長く住んでいるのに、何度見ても感動して胸が詰まります。
(40代/女性)

子育てしやすいと感じる街です。小学校から大学まで教育機関も整っており、学校も近く、通学路などに不安を感じることはありません。近所に大きな病院があって、先生もしっかりしています。ここでは落ち着いた平和な暮らしをすることが出来ます。
(50代/男性)

住宅街の方の治安は悪くないですが、夜になると暗い道がすごく多く、不安な思いをします。住宅地の方にはあまり遊べるようなスポットはないので、その辺は寂しいです。生活の為のお店などは駅周辺に揃っていますので便利です。
(30代/女性)

函館はとにかく料理が美味しいので、食べるのが好きな人には天国のような場所だと思いますよ。アクセスもよく、市電でどこにでも行けるのも便利。自然に関する場所は多いのですが、もう少し文化施設などが充実してくれると更に良くなると思います。
(20代/女性)
Pick up
函館の
周辺スポット情報
五稜郭
江戸幕府が北方警備の要として建てた星形の城郭・五稜郭。4月下旬~5月上旬になると、城郭に沿ってソメイヨシノが咲き乱れ、桜の名所になります。市電で五稜郭公園前駅から徒歩15分ほど。
函館山
函館市西部にある標高334mの函館山は、世界三大夜景のひとつと呼ばれるほど美しい夜景の名所。お昼でも函館の景色を楽しむことが出来ます。ロープウェイも人気。JR函館駅から車で10分弱。
金森赤レンガ倉庫
函館ベイエリアにある金森赤レンガ倉庫は、50もの店舗が集うショッピングモール。個性的なショップが集まる金森洋品館や、オルゴール堂のあるBAYはこだてなど、魅力的な店が多く集まっています。
湯の川温泉
函館空港にほど近い歓楽温泉地。大人気の温泉街で、港町ならではの毛ガニやイカ、ウニなどの海の幸もたっぷり堪能出来ます。冬になるとニホンザルが温泉に浸かる「サル山温泉」が観られるように。
八幡坂
(はちまんざか)
ドラマや映画、CMなどの舞台にもなった坂の名所。
坂の多い函館の中でもとくに美しい眺めが特徴で、日本経済新聞の電子版ランキング「観光で訪れたい坂の名所ベスト10 」でも1位を獲得しました。
ひかりの屋台
大門横丁
その昔は函館随一の歓楽街だった大門地区を再生させようと生まれた「大門横丁」は、海鮮系居酒屋や寿司屋をはじめ、ラーメン、ジンギスカン、バーなど様々な店が集まった、ローカル感ある屋台村です。
函館の歴史
函館港の開港で西洋文化が流入
江戸幕府が浦賀に来航した米国使節ペリーと日米和親条約を結んだのを機に、函館(当時は「箱館」表記)港が下田とともに開港。さらに安政6(1859)年の通商条約の調印に伴い、アメリカやイギリス、フランスなど西欧諸国との貿易が開始されました。ちなみに日本で最初の洋式築造城郭となる五稜郭は、開港当時の幕府が外国との応接や防衛上の観点から、函館を統治する役所を内陸部に移転しようと建てられたものです。
開港により外国人商人の往来が盛んになったほか、多くの外国人が市街地に居留したことで、西洋文化が流入。現在の元町地区を中心に教会や領事館などが建てられるようになり、その後の函館の異国情緒ある街並みが形成されました。
函館独自の上下和洋折衷住宅が誕生
函館港の開港後、函館の大工たちは外国人の指導のもとで教会や領事館などの洋風建築に取り組むように。また、外国から移り住んだ宣教師や商人の洋風住宅の建築も依頼され、洋風建築の技術を積み重ねていきます。1階が和風・2階が洋風に設計された上下和洋折衷様式が広まるきっかけとなったのは、明治11年に発生した函館大火後の街区改正です。
いち早く世界に門戸を開いた函館は、日本の中でも外国との結びつきが特に強かったため、外国に追いつけ・追い越せが急務になっていました。外国に負けない近代化都市であることを強く印象付けたかったこともあり、当時の役所は街区改正でロシアのウラジオストックの街並みを模倣するように指示したとされています。そして生まれたのが、2階部分を鮮やかなペンキ塗りにして目立たせた上下和洋折衷様式の建物です。
それから明治20年代後半~昭和始めの頃まで、庶民の町家にも上下和洋折衷住宅が広まるように。明治40年に再び発生した大火で全戸数の約半分となる1万2,000戸の家が焼失した後、復興により多くの和洋折衷住宅が建てられました。函館山ふもとの西部地区には、今でも大正・明治に建てられた上下和洋折衷の店舗・住宅が残っています。
戦後は観光都市として発展
第二次世界大戦後、函館は観光都市としての道を歩んでいきます。昭和33(1958)年に函館山ロープウェイが開設され、函館市街地の夜景がイタリアのナポリ・香港と並ぶ世界三大夜景として多くの観光客が訪れるように。昭和39(1964)年には五稜郭タワーが完成し、星形をした五稜郭の掘割を一望できる観光施設として函館のランドマークになっています。
また、昭和63(1988)年に函館と青森を結ぶ世界最長の海底トンネル「青函トンネル」が開業し、北海道に旅行する観光客が増加。また、開通後は青函トンネル自体が観光資源としての価値を持っていたことから、海底駅のトンネル見学サービスなども催されていたとのこと。平成28(2016)年3月には青函トンネルを通る北海道新幹線が開業し、東京から函館まで4時間台で行けるようになりました。
あえて言うなら
気になるポイント
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アーキテクツ
現代的な先端の感性に伝統の様式美を調和させ、「100年経ってもさらに魅力を深めてゆく」美しい建築作品を生み出し続ける、気鋭の企業。
“森を建てる”をキーワードに、高品質の国産材にこだわり、乾燥技術から加工技術、建築までを協業化した、画期的な産地直送住宅供給システムを確立。建物に命を吹き込む建築を追求し続けている。
函館はアクセスも良いエリアですが、大型のショッピングセンターやホームセンターは郊外にあることが多く、行きたい場合は車を持っていないと困ることが多いかもしれません。とはいえ、車を持った場合は冬の雪道の運転も大変です。雪が降ると、車が埋もれてしまったり、除雪されていないような場所もあったりします。雪道の運転は慣れていないと大変ですから注意が必要です。
また、函館は坂が多いため徒歩は辛いという声や、道がわかりづらいという声も聞かれました。