日本の高級住宅地と豪邸百科 芦屋の高級注文住宅・豪邸
芦屋に似合う高級注文住宅・豪邸カタログ
芦屋に豪邸を建てるなら、こんな邸宅はいかがでしょうか。高級注文住宅専門の建築設計事務所HOPが手掛けた全国の邸宅から、芦屋に似合う高級注文住宅例を、編集部がご提案します。
大人のリゾートスタイルを楽しむ家。
日本屈指のハイソサエティな街・芦屋に高級注文住宅を建てるなら、まるで海外のリゾートホテルを思わせるこんな邸宅はいかがだろうか。白でまとめられたリビングは、イタリアの建築家ジオ・ポンティの爽やかなタイルの床が鮮やかだ。山を臨むテラスには広々としたプールが設置され、水面に映る空の青と邸宅の白亜の壁が織りなす美しいコントラストを生む。テラスにはジャグジーバスも完備。大人のリラックスリゾートを年中楽しむことが出来る。

天井まで大胆に伸びる
大開口が魅力の邸宅。
天井までダイナミックに伸びる大開口が圧巻の邸宅。吹き抜けのリビング・ダイニングからは、雄大な山並みを鑑賞することも出来る。無垢の材料や重厚間ある素材のみを使用した、開放感溢れる邸宅だ。

曲線と直線を巧みに配し、
変化を持たせたリビング。
緩やかな曲線を多用した優雅な室内。リビングのソファーも半円を描いているが、奥のダイニングはあえて直線のテーブルを。直線と曲線を巧みに配することで、空間の雰囲気や役割を変える役割も担っているのだ。

客人にも喜ばれる、
本格的な囲炉裏ごたつ。
和の美学の香る本格的な和室。炭火の囲炉裏が楽しめるテーブルは掘りごたつ式で、ゆったりと寛げる。丸窓から見える庭も風流で、客人のもてなしにも最適な部屋。
芦屋に
高級注文住宅・豪邸を建てるなら
知っておきたい基礎知識

芦屋の特徴は?
日本有数の高級住宅地「六麓荘町」も存在する、
セレブが住む街
兵庫県の南東部にある芦屋市は、“セレブが住む街”として全国的にも有名です。芦屋の中でもとくに山側が高級住宅地とされており、中でも北東端部の山の手地区にある六麓荘(ろくろくそう)町は、日本一とも言われるほどの高級住宅地として知られるエリア。広大な敷地面積に超のつく大豪邸が建ち並ぶ六麓荘町には、高い建物やマンション、コンビニをはじめ、道路に信号や電柱すらありません。「東洋一の別荘地をつくる」という建町の理念から、独自の町内会ルールが存在し、住民全員で美しい景観を守っている高級住宅地です。
芦屋の坪単価は?
芦屋市平均123万9,813円/坪
六麓荘町68万7,603円/坪
※2021年(令和3年) 時点
参照元:土地価格相場が分かる土地代データより
https://tochidai.info/
Attraction
街の魅力は?
芦屋は交通のアクセスがよく、三宮や元町、西宮、さらには大阪梅田や神戸空港にも気軽に行けるため、通勤通学はもちろん、出張が多いビジネスマンにも利便性が高いと感じるエリアです。
便利なだけではなく、瀬戸内の海や六甲山の山々、芦屋川などの自然を一挙に楽しめるのもこの土地の魅力の一つ。また芦屋市は、日本一厳しいと言われる屋外広告物条例を設けており、地域の景観と風格を守ることにとても気を配っているエリアでもあります。美しい街並みやおしゃれなお店を巡る休日が過ごせるのも、この街に住む人の特権でしょう。
Facility
周辺施設
JR芦屋駅の周辺には、デパート百貨店の「大丸芦屋店」、専門店街の「芦屋ラポルテ」、ショッピングモールの「モンテメール」があり、あらゆる買い物や飲食をすることが出来ます。銀行やフィットネスジム、各種クリニックなども入っており、非常に便利です。
食料品は大丸や、芦屋ラポルテ内にある「コープデイズ芦屋」、駅の南側にある「いかりJR芦屋店」などで買うことができますので、日々の生活には困りません。
阪急芦屋川駅や阪神芦屋駅も、JR芦屋駅周辺ほどではありませんが、スーパーや商店街があり、食料品や日用品を購入することが出来ます。
Environment
子育て・教育環境
芦屋エリアの教育環境はよく、学校も沢山あります。
芦屋では中学受験をする家庭が多く、中でも岩園小学校、朝日ヶ丘小学校、山手小学校などが人気校です。芦屋市にある有名私立校としては、卓球や硬式テニスなどで実績のある芦屋学園中学・高等学校や、創立約100年を誇る男子校の甲南高等学校・中学校があります。近くに有名校が数多くある文教の街として知られており、子供をハイレベルな学校へ進学させるべく、教育に力を入れている家庭が多い傾向です。
また芦屋市は、市の条例により、パチンコ店や映画館、ゲームセンターなどの娯楽施設をつくることが禁止されています。子育てをする環境としても最適でしょう。
Traffic
交通事情
芦屋市内を走る鉄道路線としては、阪急神戸本線(芦屋川駅)、JR東海道本線(芦屋駅)、阪神電気鉄道阪神本線(芦屋駅、打出駅)があり、中心街にすぐに出ることが出来ます。JRは新快速に乗車すればわずか14分で大阪駅に着き、毎日の通勤や通学にも非常に便利です。
また、芦屋はバスの運行も充実しています。住宅街の周辺にはバス停が多くあるので、駅から少し離れた地域でもバスを利用すれば不便は感じません。
さらに芦屋は空港へのアクセスもしやすいので、出張が多い方は空の便も利用しやすいでしょう。
Public order
治安事情
芦屋駅前には百貨店や専門店街などたくさんの店が建ち並んでいますので、人通りも多く、常に人の目があるため、安心して買い物をすることが出来ます。
また近くに警察署があり、警官の巡回も非常に積極的に行われていることや、夜遅くでもパトロールカーが住宅街の方まで見回りをしてくれているから安心できる、という声も聞かれました。
また、多くの家がホームセキュリティーを契約しており、自衛の意識が高いエリアでもあります。
Neighborhood
町内会・自治会の特徴
芦屋の高級住宅街・六麓荘町では、景観や環境、地域性を守るためのルールが多く決められています。例えば、400㎡以下の住居を建てることは許されておらず、町内会に入会するためには一律50万円を支払う事が決まっています※。街路樹などは少ないですが、住民たちが自主的に自邸に樹木や花を植えることによって美しい景観を保っています。また六麓荘町では、建築を行う前に、協定が守られているかどうかの確認が行われます。
このように、街の運営に細心の注意を払っており、将来のことまで見据えて考えられた厳しいルールが設けられています。住民同士の繋がりが強いことも特徴です。
※参照元:「芦屋市六麓荘町町内会」公式サイト
http://www.rokurokusocho.com/
芦屋に住む方々の声
Voice

芦屋は山や海に囲まれていて景色がきれい。とくに春は川沿いの桜並木が素晴らしいです。街並みも美しく、住宅街は静か。銀行や病院、動物病院も近く、暮らしやすい街です。ただ、細い道や一方通行が多く、車の運転をするときに神経を使うのが難点です。
(50代/男性)

芦屋は街のいたるところにおしゃれなブティックやカフェ、レストランやケーキ屋さん、パン屋さんがあり、散歩するだけでもとても楽しいところが魅力です。買い物に出かけるときは神戸三ノ宮・元町などの中心街から大阪までアクセスしやすく、便利な場所だと思います。
(30代/男性)

警察学校が近く、住宅街のほうまで警察の方がよく防犯パトロールをしてくださっているのを見ます。またファミリー世帯が多いためか住民の防犯意識が総じて高いので、治安がよく、安心して暮らせます。強いて言うなら、お手頃なスーパーが少ないことが、すこし困るくらいです。
(40代/女性)

芦屋駅前に買い物出来る場所がたくさんあり、コンビニも少ないとは言え、ありますので、言われているほど不便を感じたことはありません。高級感のある個人経営のレストランやカフェなども多く揃っていて楽しめます。景色も良く、川や公園など自然に触れられるところも多いです。
(30代/男性)
Pick up
芦屋の
周辺スポット情報
芦屋ラポルテ
JR芦屋駅直結の大型ショッピングモール「芦屋ラポルテ」。食料品からレストラン、ファッション、日用雑貨まで、200以上もの様々なお店が軒を連ねています。縁日やクリスマスライブなどのイベントも。
谷崎潤一郎記念館
芦屋に暮らした文化人として、『痴人の愛』『春琴抄』『細雪』などで知られる文豪・谷崎潤一郎が挙げられます。この記念館では谷崎潤一郎の文学的視点から、芦屋の文化と歴史を紐解く展示を行っています。
ヨドコウ迎賓館
二十世紀を代表する建築家として有名なフランク・ロイド・ライトが設計した、灘の酒造家のための別邸。丘の上にそびえるこの美しい建築物は1974年に国の重要文化財に指定されています。
芦屋
ロックガーデン
「芦屋ロックガーデン」は、岩の露出した独特な斜面。登山道が整備されており、道中は豊かな自然を堪能できます。運がよければ野生動物を見られることも。ロッククライマーにも人気のスポット。
芦屋市総合公園
海に面した広々とした公園。敷地内では潮干狩りや釣り、BBQ、フットサルやラグビーなど各種スポーツを楽しむことが可能。子どもが喜ぶ遊具も設置されており、自然に触れられる安らぎの場所です。
芦屋市立
美術博物館
様々な企画展を行う美術博物館。吉原治良を中心に芦屋で結成された前衛美術グループ「具体美術協会」の作品を中心に、吉原治良、小出楢重、田中敦子の作品を主にコレクションしています。
芦屋の歴史
鉄道の開業で農村から邸宅街へ
戦国時代の芦屋市は芦屋村・打出村・三条村・津知村の4つに分かれていましたが、1871年(明治4年)の廃藩置県の布告により、行政区画として兵庫県管轄下に置かれるように。そして1889年(明治22年)の市政・町村制の施行により4村が合併し、芦屋市の前身である精道村が誕生しました。精道村から芦屋市へと変わったのは、1940年(昭和15年)の市政施行によるものです。
芦屋(精道村)はもともと田園風景が広がる農村でしたが、1905年(明治38年)に阪神電車が開通し、その後も国鉄や阪急電車の開通など交通機関が発達。それにより豊かな自然や美しい景観を持つ芦屋は、別荘地や郊外住宅地として注目されるようになります。特に1920年(大正9年)に芦屋川駅が開通すると別荘や住宅の建設が加速し、芦屋の緑豊かな自然と明るい南向き斜面を生かした健康的な邸宅街へと発展していきました。
今なお続く良好な住環境への取り組み
第二次世界大戦での空襲により、まちの約4割を消失した芦屋市。いち早い復興と海外にも誇れる優れた住宅都市としてのまちづくりを進められるように、住民投票にて可決された「芦屋国際文化住宅都市建設法」が1951年(昭和26年)3月に公布されました。
昭和30年代に入ると芦有道路と奥山の開発をはじめ、下水道事業や区画整理事業、国道43号の開通など都市基盤の整備が活発化。また、昭和40年代・50年代には「緑ゆたかな美しいまちづくり条例」「福祉のまちづくりのための都市施設整備要綱」などといった、住みやすいまちづくりのための制度も誕生しています。
芦屋市の住みやすいまちづくりに向けた取り組みは今も続いており、2009年(平成21年)に全国でもいち早く全市域を景観地区に指定。その後も芦屋川南特別景観地区や地区計画の決定、といった特徴あるまちづくりを進めています。また、2011年(平成23年)6月には市民マナー条例となる「芦屋市清潔で安全・快適な生活環の確保に関する条例」を改正しており、芦屋市の良好な住環境への熱意は今なお健在です。
芦屋市の新しいまち・南芦屋浜を開発
1951年(昭和26年)に施行された国際文化住宅都市建設法により、芦屋市では10万人規模の都市を目標に山地の開発や埋立などの検討を開始。埋立地への工場の誘致は行わず、住宅地や経済センター、文化・リゾートゾーンなどといったマリーナ(観光港)を整備するプランが発表されました。
南芦屋浜地区の埋立工事は、オイルショックの影響や阪神・淡路大震災の発生で工事の一時中断・廃棄物の仮置き場になるなど、まちづくりに大きな影響を及ぼすことに。無事に工事が竣工したのは1997年(平成9年)1月で、同年5月には芦屋市への編入、翌年4月に入居が始まりました。
南芦屋浜には、釣りや水辺の散歩を楽しめる芦屋キャナルパークをはじめ、病院やウォーターパーク(下水処理場)、総合公園、人工海浜、親水公園などが次々と開設。また、海洋リゾートのまちらしい係留施設付き住宅やヨットハーバー、レストラン、スポーツジムなども誕生し、芦屋市の新たなまちとして親しまれています。
あえて言うなら
気になるポイント
〈sponsored by〉

アーキテクツ
現代的な先端の感性に伝統の様式美を調和させ、「100年経ってもさらに魅力を深めてゆく」美しい建築作品を生み出し続ける、気鋭の企業。
“森を建てる”をキーワードに、高品質の国産材にこだわり、乾燥技術から加工技術、建築までを協業化した、画期的な産地直送住宅供給システムを確立。建物に命を吹き込む建築を追求し続けている。
落ち着いた雰囲気が漂う高級住宅街のエリアが広がっているため、娯楽施設は少なくなっています。地域のお祭りなど、イベントが少ないのを寂しいと感じる方もいるようです。
広い公園はあるにはあるのですが、住むエリアによっては徒歩では遠いと感じるでしょう。全体的に公園の数は少なめです。
また高級住宅街のため、物価がやや高めに設定されていることに暮らしにくさを感じるという声も聞かれます。