【モダン高級注文住宅・豪邸事例集】
曲線で柔らかな
空間表現した家
暮らしの中に潜む
緊張感から解放される
癒しの場となる邸宅
仕事をするにも日常生活を送るにも、都心での暮らしは利便性が高いことは言うまでもありません。ですが、現代社会においてその便利さは時に、大きなストレスとなって人を息苦しくさせる面も持ち合わせています。外では都会の緊張感にさらされる機会が多い分、だからこそ家ではそうしたすべての緊張感から解放され、リラックスして過ごしたい。この高級注文住宅を依頼されたオーナーにとって邸宅が癒しの場となるように設計は進められました。そのために採用されたのが、直線と曲線という2つの異なるラインを組み合わせたデザインです。
直線で表現されるのは「堅さ」「強さ」、曲線で表現されるのは「柔らかさ」「優しさ」。まず、プライベートな空間を守る外塀には、かっちりした直線のデザインを採用することで、「守られる安心感」を表現。そして家族が過ごす邸宅には曲線を多用することで、「迎え入れられる安堵感」を演出しました。こうしたラインの効果だけではなく、家の中から温かく迎えてくれる人の気配が感じられるよう、外から室内の明かりが見えるようにもデザインされました。
直線と曲線という相反するものを融合させることで、双方の魅力を際立たせた設計が実現しました。「安心感」と「安堵感」、そして同時に醸し出される「安定感」。それらが絶妙なバランスをとって生み出された調和が、この邸宅をさらに心地よい空間とし、家族が心から癒される場所となっています。
疲れて帰ってきた家族を温かく迎え入れる、そんな温かく柔らかな空間が表現された高級注文住宅となっています。
建築家のこだわり
直線と曲線のテーマは室内にも様々な形で取り入れられ、この高級注文住宅を癒しの場とする工夫がされています。例えば、玄関から続くエントランスは一直線に伸びており、その向こうには曲線を描くらせん階段を配置。柔らかい印象を与える曲線を硬いアイアンで、堅さを印象付ける直線をやわらかな天然木で作るという、素材が持つ印象での対比も良いアクセントとなっています。
直線と曲線は他にも、リビングのソファーは半円を描いたデザインのものを配置し、ダイニングには直線的なデザインのテーブルを配置するなどして、地続きとなっている部屋を用途別に雰囲気を変える効果にも一役買っています。
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アーキテクツ
現代的な先端の感性に伝統の様式美を調和させ、「100年経ってもさらに魅力を深めてゆく」美しい建築作品を生み出し続ける、気鋭の企業。
“森を建てる”をキーワードに、高品質の国産材にこだわり、乾燥技術から加工技術、建築までを協業化した、画期的な産地直送住宅供給システムを確立。建物に命を吹き込む建築を追求し続けている。