日本の高級住宅地と豪邸百科 代々木上原の高級注文住宅・豪邸
代々木上原に似合う高級注文住宅・豪邸カタログ
代々木上原に豪邸を建てるなら、こんな邸宅はいかがでしょうか。高級注文住宅専門の建築設計事務所HOPが手掛けた全国の邸宅から、代々木上原に似合う高級注文住宅例を、編集部がご提案します。
現代的でハイセンスな外観デザインの家。
代々木上原の豪邸街にあったとしても、この現代的でハイセンスな外観デザインは目を引くことだろう。吹き抜けの開放的なリビングは、埋め込み型の照明とタイル張りの壁がおしゃれだ。吹き抜けの開口部は、朝は明るい陽光が降り注ぎ、夜は部屋の灯りが外に漏れることで、ぬくもりある家の外観づくりの役割を担っている。
ひと繋ぎの空間を独立させる、
床材テクニック。
落ち着いた代々木上原の街にも似合う、モダンでシックなリビング。リビング、ダイニングキッチン、和室を一続きにしながらも、木、畳、タイルと床材を変えることで視覚的に独立させる工夫がなされている。
国産木材をふんだんに使用した
味のある空間。
国産木材がふんだんに使用された、味のあるリビング・ダイニング。このリビング・ダイニングでは、建具の木目を横方向に統一。これに天井の羽目板の向きも揃えることで、空間を広々と感じさせている。
都心で自然の生態系を感じる、
ビオトープの魅力。
ガレージの屋根を利用したビオトープ(生物群集の生息空間)。自然の生態系を感じられる空間は、お子さんの教育にも良いと近年とくにファミリー世帯を中心に人気。四季を感じる風流な庭造りにもなるのでおすすめ。
代々木上原に
高級注文住宅・豪邸を建てるなら
知っておきたい基礎知識
代々木上原の特徴は?
政治家や実業家の大豪邸が建ち並ぶ、
知る人ぞ知る高級住宅街
渋谷区の高級邸宅地と言うと、松濤や広尾、恵比寿などが有名かも知れません。が、実は数多くの大豪邸が立ち並ぶエリアが広がっているのが、代々木上原駅周辺です。小田急線や地下鉄千代田線などが乗り入れる便利さ、新宿にも渋谷にも近いという利便性の高さが人気を呼んでいます。
住所で言うと、渋谷区大山町、西原、上原辺りです。特に大山町は、江戸時代には徳川家や前田家のお屋敷があったそうで、明治の頃になると続々と名士が集まる街となりました。歴代の名高い政治家や実業家も住んでいた歴史ある土地です。そのため、今でも高級住宅という言葉がふさわしい邸宅が多くみられます。
また代々木上原の住宅街は「第1種低層住居専用地域」にも指定されているため、高層ビルやマンションが建設される心配もなく、豪邸に暮らす人たちの良好な住環境が保障されているのもポイント。さて、気になるその坪単価はどのぐらいなのでしょうか?
Attraction
街の魅力は?
代々木上原は交通の便も良く、便利さもある中での閑静な住宅街が人気のエリアです。渋谷や新宿にもアクセスしやすく、公園なども多いので自然を感じながら暮らすことが出来ます。商店街もあるので、昔ながらの雰囲気もあり、駅の方は新しいお店も並びますが、少し奥へ行けば落ち着いた住宅街になっています。
渋谷の中でも最も高台に広がる代々木上原は、財閥創業者、大物政治家、日本を代表する企業家、そして徳川家や明治維新の英雄たちといった名だたる歴史の人物たちもが愛してきました。代々名士たちに受け継がれてきた品格が、この街には息づいています。
Facility
周辺施設
駅周辺にはアコルデ代々木上原など、買い物をするところが集まっているので、とても便利です。また、レトロな雰囲気のある昔ながらの商店街もありますし、レストランやカフェ等も見られるので色々と楽しめるでしょう。
また、大使館などもあるので落ち着いた雰囲気もあり、渋谷区スポーツセンターなどの公共の施設も充実しています。周辺には緑が多いのでのんびり散歩することも出来るでしょう。
Environment
子育て・教育環境
道が狭い所や歩道がない場所もあるので、子どもの通学路には注意が必要になります。ですが、住民で子どものためにパトロールをするなどの支援をしてくれるので、子育ての環境は悪くありません。保育園や小学校、中学校はエリア内にあります。しかし、保育園は待機児童が問題となっており、電車での通園も視野に入れておく必要が出てくることも。
また駅周辺には、渋谷区立上原小学校、渋谷区立上原中学校、渋谷区立代々木中学校、東海大学の代々木キャンパスもあり、教育環境は悪くはありません。
代々木上原駅の周辺には複数の進学塾もあるので、子どもに合う塾を多数の選択肢の中から検討することも出来るでしょう。都会でも、自然の多い落ち着いた環境でゆったりと子育てをしたいと考えている方には良い場所です。
Traffic
交通事情
鉄道は、小田急小田原線と東京メトロが通る、代々木上原駅。ホームは少なめですが、渋谷などへもアクセスしやすく、利用客も多い駅となっています。駅周辺もリニューアルし、耐震補強されていて安心です。小田急小田原線では新宿駅と下北沢駅の間に位置しており、メトロでは千代田線にて、代々木公園駅と隣接しています。
また、代々木上原駅の近くからバスを利用することもでき、京王バス東やハチ公バスなどに乗ることが出来ます。本数は少なめですが多くの路線があるので、時間が合えば、使用すると便利に移動できるでしょう。また、タクシーも多く走っているため、移動の足には困らないでしょう。
駅周辺にはショッピングするところがたくさんあるので、あまり買い物のために遠出する必要はありません。徒歩圏内で、様々な物を揃えることが出来ます。
Public order
治安事情
代々木上原の治安はとても良いと言われています。駅周辺は便利ですし、人も集まりますが、夜でも明るくて人通りもあるので、安心して帰宅することが出来るようです。住宅街の付近にも街灯がしっかりと設置されています。ただし、夜営業しているバーや居酒屋が多いので、たまに酔客が騒いでいることもあります。また、有名人の豪邸を見物しに、一般人が観光がてらカメラを構えていることも。
高級住宅街と言うこともあるので、治安は良くても、不法侵入や空き巣、窃盗被害などには注意が必要です。防犯対策はしっかりと行い、セキュリティ強化に努めることで、犯罪の被害に遭う確率を下げることが出来ます。
Neighborhood
町内会・自治会の特徴
代々木上原がある渋谷区には全部で105の町内会・自治会が存在しています。区とも連携を取りながら、情報交換や活動などを行います。防犯や防災、地域の清掃などのイベントをしながら住みやすい地域作りを目指しています。
また、スマホでご近所掲示板マチマチという自治体が公認しているSNSアプリがあります。教育関係の情報や、病院、お店など、口コミをみたり質問を書き込んだりすることが出来ます。
代々木上原に住む方々の声
Voice
駅ビルが大きいので、たいていの物は揃えることが出来ますし、クリニックもあるので便利です。また、移動するのにも電車が便利なので困ったことはありません。緑は少ないですが、代々木公園などに行けば緑いっぱいの自然を満喫することが出来ます。
(30代/女性/主婦)
美味しいレストランやカフェが多いのでとても満足しています。便利な土地にあるのに、住宅街はとても静か。品の良い人がたくさん住んでいる印象です。おしゃれなお店も多く、歩くだけでも楽しい街です。ただ、日用品を買うところはやや少なめに感じるのが難点です。
(20代/女性/主婦)
駅の周辺は飲食店などもあって、ランチなども美味しく食べられます。スーパーや日用品が買えるドラッグストアもあるので、生活必需品はそこで何でも揃います。近所にコンビニエンスストアもあるので、ちょっとした買い物もできるのでありがたいです。
(30代/男性)
交通の便が良いのでどこへ行くにも便利。近くには公園もあってピクニックしたり、ジョギングしたりと活用できます。超のつく大豪邸もあり、ちょっとした観光名所のようになっています。渋谷とは思えないほど落ち着いた雰囲気のあるいい街だと思います。
(40代/女性)
Pick up
代々木上原の
周辺スポット情報
代々木八幡宮
代々木八幡宮は1212年に創建された歴史ある神社です。代表的な神社で、観光客も絶えません。境内の方では縄文時代の住んでいた跡が見つかったこともあるそうです。縁結びのスポットとしても人気があります。
新国立劇場
新国立劇場ではオペラやバレエ、演劇などを鑑賞することが出来る劇場です。東京オペラシティが隣接されており、数多くのお店も入っています。ギャラリーやミュージアムショップも楽しむことが出来ます。
東京ジャーミイ・
トルコ文化
センター
珍しい建築の東京ジャーミイ・トルコ文化センター。こちらは日本最大のモスクで、気軽に国際的な文化に触れることが出来ます。見学も可能ですし、イスラムの雰囲気を感じることができるのは貴重な体験でしょう。
代々木公園
東京都23区の中で5番目の広さを誇る公園です。明治神宮と隣接しており、サイクリングコースや噴水広場などがあります。かつて大規模スポーツイベントの際は、選手村として使用されたこともありました。
駒場公園
駒場公園は入園料無料で洋館や和館の見学も楽しめる公園です。東京大学駒場キャンパスや、体育館やテニスコートなどがある駒場野公園と隣接しています。開園時間は9時から16時半まで。
ファイヤーキング
カフェ
代々木上原にある老舗のカフェ。深夜まで営業しているので入りやすく、有名人も来店することも。落ち着いた雰囲気のなかでシードルを楽しむことが出来て、幅広い客層から人気のお店です。
代々木上原の歴史
江戸時代には農村だった代々木上原
高級住宅街というイメージがある代々木上原は、昭和初期に西原から大山町付近の「徳川山」という高級住宅街の分譲が始まりとなっています。歴史からすると、旧代々木村に所属しており、代々木村から見ると高台の平坦地という理由から、「上の原」と名前が付き、代々木上原となりました。
代々木という名前は鎌倉時代にまで遡り、代々木村の鎮守の「代々木八幡宮」が西原と元代々木町周辺に創建されたことに由来しています。その後、戦国時代に現在での場所に移っています。江戸時代の後期には、屋敷はあったものの畑や水田、竹藪などが広がる農村だったと言われているエリアです。その後、明治になってからは代々木村と幡ヶ村と合併して代々幡村となり、電車が敷設された大正以降に宅地化が進みます。
関東大震災により注目を集める
関東大震災の際には淀橋台という高台があったので被害が少なかったことから、宅地としての安全性が注目されます。この時に分譲されたのが「徳川台」です。元々は土地の持ち主だった徳川家出身の議員が人材と文化の育成を目的として、私設図書館を作るなど私財を投げうちます。しかし財産を使い果たしてしまったことから屋敷を手放します。
その土地が住宅地として分譲されました。被災した富裕層が転入してきたことやお屋敷街として分譲されたことによって、代々木上原は高級住宅街へと姿を変えることになりました。昭和2年には、代々幡上原駅が開業しており、その後昭和16年に代々木上原駅に改称されています。駅前には商店街が広がり、交通の便が良くなったことから住宅地として広がっていきます。
地下鉄の乗り入れと共に発展
代々木上原を代表する建物には、イスラム教のモスクである「東京ジャーミイ」があります。ロシア革命によってトルコ人が東京に移り住み、そのトルコ人のための施設の「東京回教学院」が元となっています。現在では他の国の大使館もあるなど、異国の雰囲気を感じさせる建物があるのも特徴です。
宅地化が進んでからは、昭和53年に地下鉄の東京メトロ千代田線代々木上原駅が開設されて、アクセスがさらに向上します。都心へすぐにアクセスできることから、生活環境が改善されます。住宅地として発展してきたことから、大きなビルよりもこじんまりとしたお店が多く展開されているのも特徴。昭和2年からスタートしている駅前の商店街は、長年にわたって地元の方の生活を支えてきています。農村だったエリアが、邸宅が建ち並ぶ高級住宅街として生まれ変わり、住みやすい街へと変化してきました。
あえて言うなら
気になるポイント
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“森を建てる”をキーワードに、高品質の国産材にこだわり、乾燥技術から加工技術、建築までを協業化した、画期的な産地直送住宅供給システムを確立。建物に命を吹き込む建築を追求し続けている。
大きめの総合病院などはあまりないので困っているという声も。しかし個人病院はいくつかありますし、駅が近いので、周辺のエリアへ行くことは出来ます。ただし、急を要する場合や移動手段がない場合などは大変かもしれません。
また、歩道のないところや道が狭くなっている部分が多いので、住宅街で車に乗るときは注意が必要です。車道も狭く、駐車場も少ないので車での移動が大変な場所もあるかもしれません。