豪邸のこだわり・内装ピックアップ レンガの家

レンガの家が叶える
重厚感と風格ある高級注文住宅

西洋風のレンガの家は重厚感や風格があり、高級注文住宅をより魅力的に引き立ててくれます。レンガの持つ独特な雰囲気やデザイン性の高さに憧れ、高級注文住宅に取り入れたいと考えている方もいるかもしれません。また、レンガの家はデザイン性の高さだけでなく耐久性にも優れており、家族で長く暮らせる住まいにしたい方にも適しています。

高級注文住宅の内装・室内・パーツを
決定する前に知っておきたい

魅力的なレンガの家を叶えるための基礎知識

高級注文住宅として、重厚感や風格ある外観にしたいならレンガの家が適しています。海外では多くの建築物に使われている歴史の古い建材で、ほかの家と一線を画す独特の雰囲気やデザイン性の高さが魅力。理想のレンガの家をカタチにするには、レンガを使った家の魅力やレンガの種類、注意点などを知ることが大切です。

レンガを使った高級注文住宅の魅力

1.

デザイン性が高い

レンガの家は、レンガの色合いや貼り方、形状などによってさまざまな雰囲気の外観に仕上げることができます。たとえば重厚さと風格を感じさせる外観だったり、絵本に出てくるような柔らかさと可愛らしさのある優しい雰囲気だったり、と違った表情を見せてくれるのが魅力です。

また、レンガの家は日本ではまだ少ないため、レンガならではのデザイン性の高い外観でほかの住まいと差をつけたい方にもおすすめ。建物が古くなってもレンガの風合いが増すことで魅力がより引き立ち、デザイン性が高まるのもレンガの家ならではの良さです。

2.

耐久性に優れている

レンガの家の大きなメリットとして、耐久性に優れている点があげられます。ほかの外壁材が10~15年で塗装メンテナンスが必要となるのに対し、レンガの家は基本的にメンテナンスを必要としません。そのため、施工費用は高くつくものの、長い目で見るとコストを抑えられるメリットがあります。

従来のレンガの家は耐震性に不安がありましたが、建築方法が見直されたことで地震に強くなったのも特徴。また、耐火性にも優れており、火事の被害を受けにくいメリットもあります。地震や火事に強いため、家族が安心して暮らせる家にしたい方にもおすすめの住まいです。

3.

高い耐熱性と蓄熱性で快適な空間を実現

レンガは耐熱性と蓄熱性のどちらも兼ね備えた素材で、家の中の温度を一定に保ちやすい性質を持っています。そのため、夏は外からの熱気をシャットアウトして涼しく、冬は暖房の熱を逃がさず暖かい室内に、と季節を問わずに快適な空間を実現できるのが魅力です。

レンガが耐熱性と蓄熱性を兼ね備えている理由は、レンガの内部に空気の層をつくる細かな気泡があるため。空気の層が屋内と屋外からの気温をシャットアウトすることで、暑さや寒さの影響を受けにくい空間をつくりだしています。

4.

環境に優しい

歴史的建造物にも使われているほど耐久性に優れているレンガは、ほかの素材と比べて塗装・張り替えによるメンテナンスや老朽化による建て替えなどの頻度が少ないのが特徴です。廃材が出にくく、解体して不要になったレンガをアンティークレンガとして再利用することも可能。自然素材なので自然に戻すこともでき、環境に優しい素材と言えます。

住まいづくりに使われるレンガの種類

1.

アンティークレンガ

一般的に住宅に使われる建材は新品ですが、アンティークレンガは古い建物を解体したときに出た、いわゆる中古の建材です。新品のレンガのような鮮やかな色合いや真新しさはないものの、経年による傷や色落ちといった使用感に味わい深い魅力があるとして注目されています。

新品のレンガでは出せない独特な魅力があり、個性ある高級注文住宅を建てたいこだわり派の方におすすめです。

2.

ベルギーレンガ

昔から家づくりにレンガを取り入れているベルギーでつくられたレンガで、ベルギーの寒い冬を乗り越えるために断熱性に優れているのが特徴です。柔らかな質感をしており、角の丸みや凸凹した表面が穏やかな優しい雰囲気を演出してくれます。

また、ベルギーレンガは色彩のバリエーションも豊富で、レンガとして主流な赤系はもちろん、黒やベージュ、ブラウン、ホワイト、黄色など、さまざまな色合いが織り交ざったレンガから選択することが可能。選択肢が多いため、理想とするレンガの家を実現しやすいメリットがあります。

3.

オーストラリアレンガ

日本で流通量の多いのがオーストラリアレンガです。オーストラリアの広大な土地から採取した赤土を原料につくられ、1200℃におよぶ高温で十分に焼きこむことで耐久性に優れているのが特徴。また、吸水性も低く、湿気の多い日本に適したレンガと言えます。

オーストラリアの赤土を原料としていますが採取した地域によって色合いが微妙に異なり、さらに焼かれる過程で独特な色むらができるのもオーストラリアレンガならではの魅力。ひとつとして同じものがないオーストラリアレンガを使うことで、既存住宅にはない表情を持った外観へと仕上げることができます。

Check point

高級注文住宅に
レンガを使う際の注意点

リフォームが難しい

レンガの内部に鉄筋やステンレスを使ってがっちり組み込んだ場合、コンクリート造の家と同様に手を入れるのが難しくなります。また、レンガを積んで外壁をつくっているため、壁面に手を入れるリフォームだと大がかりな工事が必要となり、高額な費用がかかることも。

将来的に外壁の張り替えや外壁の解体に伴う増改築などのリフォームを検討している場合は、レンガの家以外の選択肢も視野に入れておくと良いかもしれません。

完成までに時間がかかる

レンガの家はレンガに鉄筋を通しながら職人が1つひとつ積み上げていくので、ほかの外壁材と比べて工期が長くなります。コストも高く、時間面・予算面で余裕のある方向けの住まいと言えるでしょう。完成までに時間がかかることを前提としなければいけないため、早く新しい家に住みたいという方には向きません。

レンガの家に対応できる会社が少ない

レンガの家を建てたいという方が増えてきていますが、日本ではまだメジャーではなく、施工できる会社が限られています。特殊な外壁となるレンガは扱うのに知識が必要となり、さらに技術力も問われるため、どの会社に依頼するかは慎重に検討しなければいけません。施工実績の豊富な会社に依頼するのが一番ですが、近くに該当する会社がない場合はレンガ以外の家を検討する必要も出てくるでしょう。