豪邸のこだわり・内装ピックアップパラソル
優雅な空間を
演出する
ヨーロッパの避暑地を思わせるような、優雅な空間を作り出すパラソル。雰囲気がよくなるだけでなく、屋外での食事やお茶、読書などを楽しめる実用的な側面もあります。
ここでは、パラソルの基礎知識や選び方、設置場所、お手入れ方法などを紹介しています。
ガーデンパラソルを設置するために
知っておきたい
5つの要素
ガーデンパラソルを設置し、優雅な雰囲気かつ実用的な空間を作り出すためには、ガーデンパラソルの選び方を知っておく必要があります。また、設置場所やお手入れ方法、パラソル本場・イタリアのパラソルの使い方も知っておくと、自宅に設置する際の参考になるでしょう。
ガーデンパラソルの選び方
1.
パラソルのタイプ
パラソルのタイプには「スタンダードタイプ」「自立式タイプ」「三層式パラソル」の3タイプがあり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
スタンダードタイプは真ん中に支柱が通っている、オープンカフェなどでよくみられるタイプです。テーブルの中心にあるパラソルホールにセットして使用することが多く、パラソルの下でお茶や食事を楽しむのに向いています。支柱があることで、テーブル上の空間が狭くなってしまうのがデメリットです。
自立式タイプは支柱が自立しており、上からパラソルが吊り下げられている形状で、パラソル下の空間を広々と使えるのがメリットです。しかし、風が強い場合はパラソルが揺れてしまうため、安全面には十分配慮する必要があります。
三層式パラソルはシェードの部分が3層になっているタイプです。各層のシェード間に隙間があり、パラソルの受けた熱を外に逃がしてくれる構造になっているので、暑さが厳しい日でもパラソル下の空間が涼しく過ごしやすいというメリットがあります。
デメリットは、他のタイプよりは価格がやや高くなってしまうこと、お手入れに手間がかかることです。
2.
支柱の素材
支柱の素材には大きく分けて、アルミ製と木製があります。アルミ製は軽くて丈夫、長持ちするのがメリットですが、傷が付きやすいのでパウダーコートしてあるものがおすすめです。パウダーコートしてあることで錆からも支柱を守ってくれます。
木製は高級感と温かみのある外観が特徴で、傷がつきにくいというメリットがあります。しかし、木の材質によっては、アルミ製ほど長持ちしないのがデメリットです。
3.
開閉方式
パラソルの開閉方式には、「クランク式」と「プッシュアップ式」があります。クランク式はハンドルを回してパラソルを開閉する方式です。
プッシュアップ式はボタンを押しながらスライドしていくことでパラソルを開閉します。どちらも簡単に開閉できますが、シェードのサイズが大きい場合は、クランク式の方が楽に開閉できます。
4.
収容人数
パラソルの設置を検討する場合は、収容人数も考えておきましょう。4人以上で使用したい場合は直径もしくは横幅が3m以上のパラソルがおすすめです。また、シェードのサイズが大きいものほど、日よけ対策として有効です。
5.
布地の加工
シェード部の布地には「UVカット加工」と「撥水加工」が施してあるものがおすすめです。ガーデンパラソルは、直射日光を避けるのが目的ですが、さらにUVカット加工が施してあると、紫外線対策もできて長時間パラソルの下で過ごす場合も安心です。
太陽の角度に合わせ、シェードの角度調整可能なチルト機能があると、より効果的に紫外線対策ができます。
また、撥水加工をしてあるものは、急な雨にも対応できます。パラソルは日傘と同様に、必ず撥水加工が施してあるとは限らないので、購入時には必ずチェックするのがおすすめです。
パラソルの設置場所
1.
プールサイド
パラソルの設置場所としておすすめなのがプールサイドです。リゾートのような雰囲気を演出できるだけでなく、休憩場所を設置できるメリットがあります。
屋外プールの周りは日光を遮るものが少なく、強い日差しが降り注ぐ環境であるケースが多いため、パラソルを設置することで、日光を避けて一休みできる場所を作ることができ、急な雨をしのぐ場所としても使用できます。
2.
庭
ガーデンパラソルを庭に設置するものおすすめです。庭がイングリッシュガーデンのような優雅な雰囲気となり、外の開放的な雰囲気の中で、食事やお茶、読書などを楽しむことができます。
また、パラソルとテーブルを設置すれば、ガーデンパーティーやバーベキューでの食卓テーブルとして使用することも可能です。
パラソルのお手入れ方法
1.
支柱・フレーム
支柱・プレームは日常のお手入れは、からぶきで十分です。汚れがひどい場合は素材によってお手入れ方法が異なります。
アルミ製の場合は、中性洗剤とぬるま湯を使用し、汚れを落とします。洗剤が残らないように洗い流して拭き取った後、水分が残らないようにしっかり拭いて乾燥させます。木製の場合は、水拭き後、水分を拭き取り乾かします。
2.
布部分
布部分は年に1回程度洗浄する程度で十分です。素材によって、洗浄方法や使用可能な洗剤が異なるので、製品の表示に従って洗浄しましょう。
洗浄後は十分に乾かした後、ホコリや花粉除けの専用カバーをかけて収納します。普段の使用時も濡れてしまった場合は十分に乾燥させ、使用しない時はたたんで専用のカバーをかけ、雨風の当たらない場所に保管しておきましょう。
イタリアのパラソル文化
1.
季節や時間帯を問わず使われている
パラソルの本場イタリアでは、夏冬を問わず、あちこちにパラソルが設置されています。日よけや雨風をしのぐ役割だけにとどまらず、場の雰囲気作りにも利用されています。設置場所も街中からリゾート地まで多様な場所に設置され、開放的な空間の中で憩いの場を作り出す役割を果たしているのです。
2.
夜間は間接照明のように使用できる
明るい色のパラソルは、夜間に使用すると間接照明のようにもなります。日本でもビアガーデンやカフェテラスの夜間の営業時間にもパラソルを設置する店舗が増えています。
〈sponsored by〉
アーキテクツ
現代的な先端の感性に伝統の様式美を調和させ、「100年経ってもさらに魅力を深めてゆく」美しい建築作品を生み出し続ける、気鋭の企業。
“森を建てる”をキーワードに、高品質の国産材にこだわり、乾燥技術から加工技術、建築までを協業化した、画期的な産地直送住宅供給システムを確立。建物に命を吹き込む建築を追求し続けている。