豪邸のこだわり・内装ピックアップルーバー

目隠しや日除け
間仕切りや脱走防止にも

ルーバーを設置することで、目隠しや直射日光除けなどさまざまなメリットを得られます。
また、ルーバーには複数の種類があり、デザイン性だけではなくメンテナンス性や強度なども異なります。それぞれのメリット・デメリットを理解したうえで選びましょう。

エクステリアにもインテリアにも活用できる

ルーバーとは

ルーバーとは、細長い羽板を一定の間隔をあけてすき間を設け、平行に並べたものです。縦方向に並べられたものと横方向に並べられたものがあり、住宅のさまざまな箇所に採用することができます。
たとえば、フェンスや雨戸、窓や外壁などのエクステリア。また、天井やドア、階段、壁、収納扉や壁面収納パネルといったインテリアに用いることもできます。
ルーバーの材質やカラーはさまざまであり、機能性とデザイン性を兼ね備えているのが魅力です。

ルーバーの役割

ルーバーには「目隠し」や「直射日光の遮断」「採光の確保」といった役割のほか「通気性の確保」や「デザイン性アップ」の役割もあります。また「ペットの脱走防止」や「子どもの転落防止」を目的として設置しているケースも。
さらに「空間を仕切るために壁が欲しいけれど、開放感や通気性も確保したい」といった場合にもルーバーが役立ちます。

ルーバーを高級注文住宅に
設置するメリット

1.

風の遮断ができる

屋外のフェンスとしてルーバーを採用すれば、風を遮断することができます。羽板の角度を調整できるタイプのルーバーなら、さまざまな風向きに対応することができるでしょう。風の強い日でもルーバーが風の勢いを弱めてくれるうえ、飛来物から家を守ることができます。

2.

直射日光を遮断できる

ルーバーを窓に設置すれば、直射日光を遮断してくれます。西日や夏の日差しが入りやすい部屋の窓にルーバーを設置することで、眩しい西日や暑い日差しをカットしてくれます。羽板の角度を調整できるタイプなら、直射日光を完全に遮断することができるでしょう。

3.

目隠しができる

ルーバーをフェンスや窓に採用すれば、外からの視線をカットすることができます。道路に面している箇所に窓を設ける場合は、周囲の視線をカットしておくことが大切です。もしもルーバーのすき間から室内を除く不審者がいたとしても、室内からすぐに気づくことができます。

4.

防犯性を向上できる

窓にルーバーを設けることで外からの視線をカットすることができますが、ルーバーによって侵入も防止できます。ただし、窓そのものがルーバーになっているタイプはかえって侵入しやすいため、注意しましょう。

5.

圧迫感のない間仕切りとして活用できる

「キッチンやリビングの空間を仕切るために壁を設けたいが、圧迫感や通気性の悪さが気になる」という場合は、ルーバーが役立ちます。すき間が開いているため、においや湿気がこもることがありません。また、羽板が並ぶすき間から先の空間が見えるため、圧迫感を軽減できます。

6.

ペットの脱走や子どもの転落防止に役立つ

羽板の間隔を狭くすれば、ペットの脱走防止や子どもの転落防止に役立ちます。玄関やベランダ付近にルーバーを設置してペットの脱走を防ぐ使い方や、窓にルーバーを設置して子どもの転落を防止することもできるでしょう。ただし、ルーバーのすき間によってはペットや子どもの手が挟まってしまう可能性もあるため、適切な間隔を見極める必要があります。

7.

デザイン性に優れている

近年では、ルーバーを活用したおしゃれな住宅がたくさん登場しています。和モダンの家に木のルーバーを取り入れれば、高級感やおしゃれな雰囲気を演出してくれます。

ルーバーを高級注文住宅に
設置するデメリット

1.

景色も遮ってしまう

外からの視線を遮断してくれるルーバーですが、外の景色を遮ってしまうというデメリットもあります。「窓の外の景色を眺めながらくつろぎたい」という方は、開閉式のルーバーがおすすめです。視線や直射日光を遮断したいときはルーバーを閉めておき、景色を楽しみたいときはルーバーを開けると良いでしょう。

2.

お手入れに手間がかかる

ルーバーは複数の羽板で構成されているため、埃や汚れの掃除が大変だと感じてしまうかもしれません。羽板一つひとつに汚れが溜まるため、1枚の壁やフェンスを掃除するよりも手間がかかるでしょう。
特に天然木のルーバーはデザイン性が高く人気がありますが、定期的なメンテナンスが必須です。

3.

非常時に邪魔になる可能性も

ルーバーは固定して使用するもののため、火事や地震の際に脱出の妨げとなる恐れがあります。そのため、非常時の脱出に不安のある方は、非常開放機能のついたルーバーを選ぶと良いでしょう。非常開放機能は、外からは開けられず内側から開くという性質をもっているため、防犯性も確保されています。

ルーバーの種類

1.

アルミ

アルミ製のルーバーには「汚れにくい」「錆びにくい」「腐りにくい」「虫がつきにくい」といったメリットがあります。また、耐熱性に優れており、不燃材料であるという点も評価できます。ただし、カラーバリエーションが少なく、衝撃に弱いというデメリットも。
外構フェンスや窓の目隠し、外壁の装飾などに用いられることが多いようです。

2.

天然木

天然木のルーバーはカラーも豊富であり、自然のあたたかみがあります。デザイン性が高く経年変化も味わえるものの、腐ったり虫がつきやすいというデメリットも。そのため、定期的なメンテナンスが必要です。

3.

人工木(樹脂)

複数種類のあるルーバーのなかでも、耐衝撃性に優れています。虫がつく心配もなく、メンテナンスも不要。ただし、温度によって伸び縮みすることがあるほか、比較的高価だというデメリットもあります。

4.

ガラス

採光性に優れており、羽板を閉じたままでも明るい空間を確保できます。また、すりガラスを採用すれば目隠しもできます。ただし、ガラスは割れやすいため、耐久性には不安が残ります。ヒビが生じていないか定期的にチェックする必要があるでしょう。