緑のある家

リビングは家族全員が集まって過ごす空間です。家の中で１番広い空間でもあるため、緑を取り入れやすいでしょう。採光を考えている部屋なので緑も育てやすく、さまざまなタイプの緑を置くことができます。

また吹き抜けの場合には、吊り下げるタイプの緑もインテリアとして素敵な演出ができます。緑の機能的にも、リビングに置くと効果的です。

寝室はリラックスして過ごしたい場所なので、緑を置くことで落ち着いた場所にすることができます。寝室には小さめのタイプが向いているでしょう。ただし、寝室は植物にとって日当たりが良好とは言えないため、昼間は日の当たる場所に移すなど配慮してください。

ガーデニングが趣味という場合には、テラスや庭で本格的にガーデニングを始めてみましょう。背の高い植物を植えれば、外からの目隠しにもなります。

屋上に植物などの緑を取り入れる屋上緑化は、ヒートアイランド現象の緩和や建物の耐久性向上、リラックス効果や癒しの効果を得られるなど、環境にも人にも優しい施工です。野菜類を育てれば、家庭菜園を楽しむこともできます。自治体によっては補助金や助成金を活用できることもあるので、積極的に取り入れてみることをおすすめします。

屋上緑化について見てみる

外壁緑化には、直射日光を遮り、建物内の温度上昇を抑える効果が期待できます。これにより、冷暖房設備の稼働を抑えることができるので、省エネ効果も得られるでしょう。外壁緑化の種類には常設の植物と季節ものの植物があるので、目的に合わせて選ぶのがおすすめです。緑に囲まれた家は雰囲気もあり、街の景観を明るくしてくれます。

壁面緑化について見てみる

多くの種類の緑がありますが、植物である限り水やりや肥料やり、温度管理などに気を使う必要があります。あまり手間がかからない初心者向けの緑もありますが、放置すると枯れてしまいますので、お世話をしなければなりません。

緑を取り入れる際にはどのような世話が必要か、育てられるかを考えてから取り入れるようにしましょう。また、大きく育つタイプの植物は、成長したら庭に地植えできるかどうかまで考えておくとよいです。

植物が生育するのには日光が必要です。日の当たらない場所では育ちが悪くなるばかりか、枯れてしまう可能性も。また逆に、夏など日が強すぎる場所でも緑はダメージを受けることがあります。

季節や温度によって緑の状態を気にしてあげることが大切です。お世話が苦にならないよう、適切な数の緑を取り入れ、適切な日当たりの場所に置くようにしましょう。