【モダン高級注文住宅・豪邸事例集】
カーテンを不要にした
こだわりの家
視線をシャットアウトした、
ストレスフリーの家族の場
住宅街のなかにありながら、夜間も一切、窓のカーテンを閉めなくて良い住まい。オーナーが希望したそのスタイルを実現したのは、大きな中庭を中心とした計画でした。24時間、オープンな住まいが完成しました。

オーナーの希望に応える計画のキーポイントとなったのが敷地形状でした。ゆるい傾斜地という地形を生かし、まず、1階部分の半分ほどを地中に埋めることで大きな天井高を確保。さらに、中庭を大規模に掘り下げて、主要な窓面がすべて中庭に面するように配置し、敷地境界をガラススクリーンで覆うことにより、外部からの視線を完全にシャットアウトしています。この仕様により、2階部分も周囲からの視線が遮蔽され、毎夕、カーテンを閉めるというストレスからの解放が実現しました。

大きな規模を持つ現代的な印象の建築ですが、室内の主要な場所である玄関、リビングに至る空間、共用部の廊下・洗面・トイレなどは、和の設えをテーマとした素材、造作、色、モチーフで統一。仕上げとして、障子(組子)、和紙、タモ・杉、珪藻土による塗り壁を多用。温かみを感じ、心からくつろげる居場所をつくり出しつつ、リビングでは一部、杉板型枠のコンクリート打ち放しを取り入れ、インテリアにアクセントを与えています。

パブリックスペースのほか、最新のプロ用音楽機器によるサラウンドシステムを導入し、音響の専門家によるチューニングを経てつくりあげたプライベートシアター、正統派の大炉のお点前が稽古できる茶室など、ご主人、奥さまの趣味・こだわりを実現する空間も組み込むことで、将来的な多世帯同居に対応し、ライフサイクルに合わせながら住み継いでいける懐の深い邸宅となっています









建築家のこだわり
将来的に2世帯、3世帯の同居も視野に入れて計画された邸宅です。大きなボリュームをもつ建物でありつつ、どこにいても、外部からの視線を気にすることなく過ごせる仕様がテーマとなりました。
そのために大きく掘り下げた中庭は、都市空間における、センスの良い公開空地のようなイメージとなり、ポケットパークを散策するような、ゆったりとした感覚をもたらしてくれます。大きな吹き抜け空間をもつリビングをはじめ、モダンなテイストを和の設えで整えた、ハイセンスなインテリアも特徴です。
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アーキテクツ
現代的な先端の感性に伝統の様式美を調和させ、「100年経ってもさらに魅力を深めてゆく」美しい建築作品を生み出し続ける、気鋭の企業。
“森を建てる”をキーワードに、高品質の国産材にこだわり、乾燥技術から加工技術、建築までを協業化した、画期的な産地直送住宅供給システムを確立。建物に命を吹き込む建築を追求し続けている。