日本の高級住宅地と豪邸百科 柿の木坂の高級注文住宅・豪邸
柿の木坂に似合う高級注文住宅・豪邸カタログ
柿の木坂に豪邸を建てるなら、こんな邸宅はいかがでしょうか。高級注文住宅専門の建築設計事務所HOPが手掛けた全国の邸宅から、柿の木坂に似合う高級注文住宅例を、編集部がご提案します。
外から内へ、曲面壁に誘われる“茶の思想”の家。
外壁の曲面壁が特徴的なこちらの邸宅は、和の空気が感じられるエントランスをゆるやかな曲線に導かれるように抜けると、ガラス戸越しの和室が見える。さらに奥へ進むと、光がふんだんに取り入れられたリビングダイニングへと誘われる。屋外と屋内を地続きにするデザインには、自然と人間は一体と考える“茶の思想”が取り入れられている。
風格の出る家は、
本物の素材を使っている家。
この邸宅のエクステリアには、木製のシャッターが味わい深い車庫や、御影石が輝く正面外壁など、年月が経てば経つほどこの家をさらに魅力的に見せる、本物の素材が用いられている。
裸火の暖炉に揺らめく炎で、
心身ともに暖まる。
大人数がくつろげる広大でモダンなリビングには、裸火の暖炉が設置されている。疲れた日には、ここで炎の揺らめきを見つめることで自然と心がほぐれていく、あたたかな空間だ。
品の良い街並みに調和する、
和テイストの玄関。
シックで品の良い柿の木坂に注文住宅を建てるなら、日本らしい木のぬくもりを感じる、こんなエントランスはいかがだろうか。現代的でありながらも、老若男女から愛される正統派な玄関。
柿の木坂に
高級注文住宅・豪邸を建てるなら
知っておきたい基礎知識
柿の木坂の特徴は?
落ち着いた環境で、芸術に触れながら
のんびりと暮らせる高級住宅街
東京23区の中でも、とくに人気のある目黒区に存在する柿の木坂。エリアとしては東急東横線の「都立大学」駅周辺にあたります(旧名は「柿の木坂」駅)。
エリア名称にもなっている柿の木坂は、駅から目黒通りの陸橋に向かって伸びる緑道で、植物の美しい景観が四季を通じて楽しめます。
大物政治家の豪邸も点在している高級住宅街・柿の木坂の、気になるその坪単価はいくらなのでしょう?
Attraction
街の魅力は?
柿の木坂は、「都立大学」駅にほど近く、もともとはその名前の由来となった「東京都立大学」の学生でにぎわうエリアでしたが、1991年に大学が多摩ニュータウンに移転。その跡地には、めぐろ区民キャンパスが建てられました。めぐろ区民キャンパスの中には、文化施設の「めぐろパーシモンホール」が入っており、バレエやコンサートなどの文化芸術活動を楽しむことが出来ます。
現在の柿の木坂は閑静な住宅街となり、おしゃれなお店もたくさんできました。落ち着いた雰囲気で暮らしやすいエリアです。
高級住宅街の中でもそこまで物価が高くないことや、坂はありますが傾斜は緩く、のんびりとした散歩も楽しめる、親しみやすい地域です。隠れ家的なお店がたくさんあるのも魅力でしょう。
Facility
周辺施設
柿の木坂のあたりは、図書館や体育館などの公共施設も多くあるので、生活もしやすくなっています。また、国立病院機構東京医療センターという大型の医療施設もあるので何かあった時も安心できます。
都立大学駅の周辺にはお店も多くあり、保健センターや郵便局などもそろっていますので、生活に困ることはないでしょう。また、警察もあるので、治安の方も安心です。
Environment
子育て・教育環境
柿の木坂は閑静な住宅街が広がっています。ゆったりと子育てをするには良いところでしょう。自然とふれあうことが出来る場所でもありますし、落ち着いた街並みが続いています。
柿の木坂エリアの最寄り駅、都立大学駅の周辺には、東京都立桜修館中等教育学校、目黒区立八雲小学校、トキワ松学園、八雲学園中学校・高等学校などが地区に別れて存在しています。ですから通学に困ることはありません。近隣には進学塾もあります。
交通の便も良いため、学校や習い事へも通いやすいでしょう。
Traffic
交通事情
鉄道は東京急行電鉄東横線の都立大学駅が最寄り駅となります。こちらはかつて柿の木坂駅という名前でした。また、大学の駅名になってはいますが、大学は移転しており、現在付近にあるわけではありません。
学芸大学駅と自由が丘駅の間に挟まれている駅です。様々な場所へアクセスしやすく、通学や通勤、買い物にも困らないでしょう。
バスも発達しており、バス停は様々なところに点在しています。東急バスの路線があり、ターミナルはありませんが、周辺を回るには気軽に乗れるでしょう。新宿方面に行くにはバスが利用しやすいです。
Public order
治安事情
柿の木坂にある都立大学駅のあたりは落ち着いていて、治安も悪くはありません。高級住宅街は警察官もパトロールしています。駅周辺から住宅街の方へ帰宅する場合も、大きな不安は感じられないのではないでしょうか。
ただし、夜になると人通りも少なくなるので、注意は必要です。街灯はあるので明るい道を歩けばいいですが、女性の一人歩きは注意したほうが良いかもしれません。また、高級住宅街なのでセキュリティには十分な注意が必要です。空き巣などから住まいを守るためにも防犯対策は怠らないようにしましょう。
Neighborhood
町内会・自治会の特徴
柿の木坂がある目黒区には82の町内会と自治会が存在しています。各会が親睦を深め、情報交換などを行いながら地域の活性化に努めています。防犯や防災、環境美化やパトロールなどをおこないつつ、住みやすい地域作りのために励んでいます。
活動はそれぞれ違いますが、親睦を深め、住みやすい環境づくりに貢献しようとしています。年間行事などもありますし、地域でのお知らせなども積極的に行っているので、柿の木坂に住む場合は入会を検討してみてはいかがでしょうか。
柿の木坂に住む方々の声
Voice
都立大学駅の周辺はおしゃれな人が多い印象です。おおきな通りから住宅街の方に入ると、ぐっと落ち着いた静かな雰囲気になります。低層のマンションや広い敷地の豪邸も多いですね。治安も悪くないと思います。
(30代/男性)
少し移動すれば買い物するところもたくさんありますし、商店街などもあるので普段の生活などで困るようなことはありません。また、緑の多いところなので、都会の便利さも感じつつ自然の中でのんびり暮らすことができます。
(30代/女性/主婦)
柿の木坂はその名の通り、坂になっています。緩い坂なのでさほど大変ではありませんが、距離は少しあるので、歩くのが大変だと感じる方もいるかもしれません。コーヒーショップやコンビニなど、様々なお店があり、便利です。
(50代/男性)
こじんまりした小さなお店がたくさん点在しています。商店街などもあり、すごく華やかというわけではありませんが、静かな暮らしができて良いところですよ。「碑文谷公園」や「すずめのお宿緑地公園」など公園も充実しているので、子供ともよく遊びにいきます。
(30代/女性)
Pick up
柿の木坂の
周辺スポット情報
キャトル
柿の木坂店
素材にとことんこだわったお菓子を多数取り揃えている洋菓子店。人気商品は、たまごの殻の中にプリンをいれたうふプリン。カフェスペースもあり、奥久慈卵を使用したオムレツや自家製キッシュ、低温熟成・自家製酵母パンを使用したサンドウィッチなどが味わえます。
目黒川
桜のシーズンになると約800本の桜が咲き、お花見を目的とした多くの人で賑わいます。夜になるとライトアップも楽しめ、散歩しながら桜を見て、ゆったりとした時間を過ごすことができます。他の季節も常に景観が良く、川の流れを見ながら夕涼みを楽しむこともできるでしょう。
目黒通り
家具のお店が日本一集まると言われ、「インテリアストリート」とも呼ばれる目黒通り。家具好きの聖地として人気があります。美味しいケーキやランチ、コーヒーが味わえるカフェもあり、一日いても飽きることがない楽しい通りです。
東京都写真美術館
1995年に開館した、写真と映像専門の公立美術館。恵比寿ガーデンプレイスの中にあり、雰囲気もおしゃれ。荒木経惟氏、植田正治氏、木村伊兵衛氏など名だたる巨匠たちの作品コレクションがあり、展覧会も様々に企画されているため、写真好きにはたまらない美術館です。
めぐろ
パーシモンホール
区の芸術文化発信地として、地域の方々から親しまれている文化ホール。めぐろ区民キャンパス内にあり、図書館や体育館などの施設も併設されています。大ホールと小ホールがあり、音楽コンサートや舞台芸術など、日々イベントが開催されています。
カトリック
碑文谷教会
(サレジオ教会)
カトリック東京教区の教会・聖堂。1954年にカトリック系キリスト教団体であるサレジオ会によって建立され、「江戸のサンタ・マリア聖堂」として親しまれました。ロマネスク式教会を規範にしたつくりで、天井画と祭壇にあるミケランジェロの絵は一見の価値あり。
柿の木坂の歴史
諸説ある「柿の木坂」の由来
柿の木坂の由来は諸説ありますが、「かきぬき坂」の説が最も有力だとされています。昔の柿の木周辺で暮らしていた農民の生活が色濃く表れている説です。
かつて柿の木坂周辺の農民は、早朝に野菜を積んだ手車を押して市場へ出かけました。道中に坂が多いため、3~4人で協力しなくては大きな坂の上へ手車を押し上げることはできません。協力して順番に、1台ずつ坂の上へ押し上げて運んでいましたが、その作業を見ていた子供たちがあるいたずらを思いつきます。それは、大人たちが坂の下へおりて手車を押し上げている隙に、無人になった坂の上の手車から柿をとって逃げるというものでした。
農家の人々は柿を盗む質の悪いいたずらに悩まされ、「柿ぬき坂」という呼び名が浸透していったのです。「柿ぬき坂」がなまって「柿の木坂」と呼ばれるようになったのが、由来だとされています。他にも柿の木が多かったから、ひと気のない場所で日が暮れると気味が悪く、こぞって駆け抜けて通ったことに起因しているという説などもあるようです。
4年間だけ存在した「柿の木坂駅」
「中目黒駅」や「自由が丘駅」など、都会的でオシャレなイメージの強い駅が連なる東急電鉄東横線。沿線の中でも高い人気を誇るのが「都立大学駅」です。都立大学駅はかつて東京都立大学が建てられていたことから命名された駅で、駅名の大学は最寄りにはありません。というのも、都立大学駅は1927年に柿の木坂駅を改名してできた駅なのです。
もともと農村地帯だった目黒区は、都市化が進んで東横線が開通することになります。ところが柿の木坂周囲は住宅地化が遅く、昭和10年代になっても相変わらず農村地域でした。初めは柿の木駅という名前が付けられていましたが、大学が建てられたことから、より印象が強い学校名を駅名に付けたのです。駅名が変更された当時、学力の高い大学の存在はエリアの価値を上げるために欠かせない要素でした。高級住宅を形成するのになくてはならなかったといえます。都立大学は現在、敷地が手狭になったという理由から多摩ニュータウンへ移転しています。
四季を感じる遊歩道
柿の木坂は静かでモダンな街並みに定評のあるエリア。桜の名所としても知られています。呑川沿いに続いている緑道にはさまざまな植物が植えられていており、季節の移り変わりを感じられる通りです。高級住宅街と隣接していながら、四季折々の豊かな自然も堪能できるのが、柿の木坂の魅力です。
あえて言うなら
気になるポイント
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現代的な先端の感性に伝統の様式美を調和させ、「100年経ってもさらに魅力を深めてゆく」美しい建築作品を生み出し続ける、気鋭の企業。
“森を建てる”をキーワードに、高品質の国産材にこだわり、乾燥技術から加工技術、建築までを協業化した、画期的な産地直送住宅供給システムを確立。建物に命を吹き込む建築を追求し続けている。
柿の木坂は閑静な住宅街。気になると言えば、少し長めの坂があるので、徒歩が苦手な人には遠く感じることでしょうか。それでも、交通アクセスは電車からバスまで利便性に富んでおり、困ることはありません。
また、近くに大学がないので、近場からの進学を考えている場合はエリア内から出る必要があるかもしれません。
大抵の暮らしで困ることはありませんし、買い物をするところも多くあります。繁華街ほどの騒がしさもないので治安は悪くはありませんが、夜道の一人歩きなどは注意しましょう。