日本の高級住宅地と豪邸百科 帯広の高級注文住宅・豪邸
帯広に似合う高級注文住宅・豪邸カタログ
帯広に豪邸を建てるなら、こんな邸宅はいかがでしょうか。高級注文住宅専門の建築設計事務所HOPが手掛けた全国の邸宅から、帯広に似合う高級注文住宅例を、編集部がご提案します。
星空を切り取る中庭を持つ家。
円形の中庭を中央に配したこの邸宅では、車寄せを兼ねた印象的なアプローチからエントランス、玄関、ホール、リビングまでの動線に優雅な曲線を取り入れることで、円形庭の景色を誰もが味わえるように工夫されている。また、高さのある壁で外部からの目をシャットアウトした中庭は、星空を眺めながらのプライベートなガーデンパーティにも最適。
趣味を存分に楽しむガレージ。
2階リビングの大きな窓からは、眼下に広がる街の景色を一望できる。地下には、オーナーの趣味である車やバイクを存分に楽しむことができるガレージと、キッチンまで備え付けられたこだわりのホビールームが。
室内との繋がりを感じるモダンなテラス。
広々としたリビング・ダイニングを一望できるテラス席は、読書やコーヒーブレイク、ちょっとした気分転換に最適。美しい木目がテラス天井にも配され、室内からの繋がり・統一感を感じさせる。
気品溢れる白壁の邸宅。
気品溢れるホワイトの外壁に、玄関や窓のブラウンがアクセントカラーとなり、モダンな印象を与える外観。夕暮れになると、アプローチに優しい光が灯り、家族をあたたかく迎えてくれる。
帯広に
高級注文住宅・豪邸を建てるなら
知っておきたい基礎知識
帯広の特徴は?
一年を通して美しい四季の彩りと
折々のイベントを楽しめる街
帯広の語源は、アイヌ語の「川尻が幾重にも裂けているもの」を意味する「オ・ペレペレケ・プ」。澄んだ空気に美しい景色、広大な自然の恵みを受けた水や食べ物はどれも新鮮で美味しく、心豊かな暮らしを送るのに、帯広は最適な場所でしょう。
四季折々の山の変化を味わうことができ、冬になればたっぷり雪が積もるので、スキーやスノーボードを楽しむことも出来ます。観光スポットも多く、その自然の多さに惹かれて移住を計画する人も多いほど。気候は、雨が少なく晴天の日が多い場所。経済や文化、医療や教育なども充実した田園都市を目指しています。
また帯広はお菓子の町と言われるほど菓子店も多く、六花亭や柳月をはじめ、個人経営の菓子店が多数点在しています。乳製品から小麦やあずき、砂糖など、地元産の新鮮で美味しい素材を活用することが出来るため、フレッシュなスイーツをリーズナブルに味わう事が出来るのです。
Attraction
街の魅力は?
帯広はイベントが多い“祭りの町”であることで有名です。
全国的にも知名度の高い『勝毎花火大会』の開催をはじめ、紅葉の名勝である岩内仙峡で行われる『岩内仙峡もみじまつり』、10月上旬に帯広競馬場で開催される『とかちばん馬まつり』、9月上旬にJR帯広駅北口広場で開催される『とかちマルシェ』など、イベント盛りだくさん。
中でも“帯広3大祭り”と呼ばれているのが、氷雪像が数多く展示される『おびひろ氷まつり』、十勝管内で一番大きな夏祭りである『おびひろ平原まつり』、3,000本の菊で埋め尽くされた圧巻の総合花檀が見所の『おびひろ菊まつり』です。
これらの祭りには全国から観光客が訪れ、大いに賑わいます。
Facility
周辺施設
郊外には大型スーパーやショッピングセンターが点在しています。大きな荷物を運んだり、まとめ買いするためには、車を所有していないと大変かもしれません。病院はたくさんあり、何かあったときも安心して通うことができます。また、レジャー施設や天然温泉も多く、緑豊かな公園も無数にあり、週末の予定を決めるのが楽しくなるでしょう。冬はウィンタースポーツで賑わい、スポーツイベントも盛んに行われています。
ただ市内中心部はドーナツ化現象が進んでおり、郊外に人口が流れているため、中心部には商店街などの手軽に日用品を買い物出来るような場所が減ってきています。また、ファッションブランド店が少ないのも、とくに女性にとっては難点かもしれません。
映画館やデパートなど娯楽施設がほとんどないという声も聞かれます。
Environment
子育て・教育環境
帯広には、市内6カ所の保育所に併設されている「帯広市地域子育て支援センター」があり、0歳から就学前の子供とその保護者が遊んだり参加したりできるイベント、親子教室や子育て相談を実施しています。とくに、第1子である1歳未満児の保護者(両親、祖父母など)や妊婦が対象の「ぴよぴよ広場」が好評で、利用者数が伸びています。
また帯広では0歳から6歳までの子供の医療費が無料、 幼稚園の保育料や入園料の一部の助成も行うなど、子育てに関わる助成・給付支援が充実しているのも特徴です。
学校を見てみると、公立である帯広柏葉高等学校が、帯広内ではもちろん、北海道内の高校の中でもハイレベルな進学校として知られています。その他、公立の帯広三条高等学校や帯広緑陽高等学校も人気の進学校です。また、荒川弘さんの描く大人気漫画「銀の匙 Silver Spoon」は、帯広農業高校をモデルにして描かれた物語としても有名です。
Traffic
交通事情
帯広は交通の便があまりよくありません。特急「スーパーとかち」の始発・終着駅となっているJR根室本線の帯広駅ですが、一日の運行本数が少なく、地元民の多くが車を移動手段に使用しています。その他の公共交通機関としては、十勝バスや北海道拓殖バスなどがありますが、こちらも一日に数本と運行本数が非常に少ないため、不便を感じるでしょう。そのため、帯広では自家用車が必須です。
帯広の道路は碁盤の目のように区画整備されており、慣れれば目的地まで簡単に到着することが出来るはずです。高速道路や国道も整備されているので、とても運転しやすいことが特徴です。
また帯広には帯広空港があるため、出張や旅行が多い方はこちらを利用するのも便利でしょう。
Public order
治安事情
帯広市の治安は良好です。防犯パトロールも頻繁に行われており、中心街の方は飲食店も多く、人通りもあるため、危険を感じることは少ないでしょう。ただし駅周辺は夜になると人通りが減り、夜道の一人歩きは注意が必要です。
また気になるのは、交通量の多さによる交通事故。車社会の帯広では、車関連のトラブルが起こりがちです。道路が広く、見通しが効いて運転しやすいことから、逆にスピードを出しすぎてしまうドライバーもいるようで、自分はもちろん、通学中の子供が交通事故に合わないように気をつけさせる必要があります。
Neighborhood
町内会・自治会の特徴
帯広市内には、約760の町内会と47の連合町内会が存在しています(2019年10月28日現在)。町内会では生活の安全や美化活動など、町を住みよくするために様々な活動を行っています。例えば防災避難訓練や防犯パトロール、防犯灯の維持管理、啓発看板の設置、ゴミステーションの管理、公園や花壇の清掃・管理、児童の登下校見守りや、親睦行事。また、除雪のサポートや広報おびひろの配布なども行っています。
各地域に住んでいる住民同士で助け合いながら、快適な町作りをしていくために組織された会です。
参照元:帯広市公式サイト
https://www.city.obihiro.hokkaido.jp/
帯広に住む方々の声
Voice
帯広の勝毎花火大会は、本当に感動するので皆にも見てもらいたいです。最近では音楽やレーザー光なども取り入れてかなり凝っています。恒例のフィナーレ「錦冠」は圧巻!冬場は除雪作業が大変ですが、子供たちがスキーを楽しむことが出来るのは良い点ですね。
(30代/男性)
帯広には空気の澄んでいる公園がとてもたくさんあり、子供をつれて遊びに行く場所に困りません。私自身もとくに緑ヶ丘公園が好きで、写生したり、散歩したり、読書したりして過ごすことも多いです。ここの桜並木はとても美しく、毎年家族皆で楽しみにしています。
(30代/女性)
美味しい食べ物、豊かな自然に溢れた場所です。ただ、帯広では車がないと暮らしていけません。車生活すると割り切ってしまえば、買い物には行けます。しかし、電車などの交通の便がもうすこし良ければ、もっと便利に暮らせるだろうと思います。バスも本数があまりなく、車が絶対に手放せません。
(30代/男性)
帯広といえばやはり豚丼です。分厚く脂身の乗った柔らかい豚丼は絶品で、これを食べるともうファーストフードの豚丼は食べられなくなりますよ。豚丼だけでなく、とにかく食べ物に恵まれている場所だと思います。食材が良いので、どこの店で食べても美味しいんです。
(20代/男性)
Pick up
帯広の
周辺スポット情報
帯広競馬場
世界で唯一、ばんえい競馬が見られる競馬場。どの馬が一番力持ちかを競うばんえい競馬のばん馬たちは、皆どっしりと重量級。レースも迫力満点で大興奮間違いなしです。山羊やポニー、ウサギとふれあえるミニ動物園もあるので、子供も楽しめます。
十勝千年の森
複数のテーマの庭が合わさった、雄大な自然を感じることのできる庭園。ハイキングしたり、チーズやピザを作ったり、セグウェイ体験が出来たりします。森の中は現代アートがあちこちに配置されており、なかにはオノ・ヨーコ氏の作品も。34mの帯広山は、世界三大夜景のひとつと呼ばれるほど美しい夜景の名所。お昼でも帯広の景色を楽しむことが出来ます。ロープウェイも人気。JR帯広駅から車で10分弱。
ナイタイ高原牧場
総面積は約1700ha、東京ドームなら約358個分という、日本一広大な公共牧場。緑の牧場には牛たちがのびのびと放牧され、草を食んでいます。たまに野生の鹿が混じることも。まさに北海道らしい風景と言えるでしょう。
花畑牧場
全国的に有名になった北海道土産、生キャラメルでおなじみの花畑牧場。工房見学をしたり、自家製ソフトクリームやピザなどを味わえます。牧場で飼育されているミニチュアホースやリャマとも触れあうことも可能。
北の屋台
北海道らしい魚介料理から、焼き鳥居酒屋、韓国料理、イタリアンなど、多種多様な屋台がずらりと並ぶ、帯広の新名所。1軒1軒に濃い特色があるので、1軒のみを目当てで行くより、何軒もはしごしに行くのが楽しいでしょう。
六花亭本店
大人気の北海道スイーツといえば、六花亭のマルセイバターサンド。帯広にある六花亭本店では、商品の購入だけでなく、2階の喫茶室で実食することも可能。賞味期限3時間のサクサクパイも、ここならすぐに堪能できます。
帯広の歴史
民主体の開拓で生まれたまち
北海道の多くのエリアが屯田兵による官主導の開拓が行なわれたのに対し、帯広の開拓は静岡出身の依田勉三氏率いる民間の開拓結社・晩成社によって明治16(1883)年から進められました。未開の地であった帯広の開拓は予想以上に過酷で、晩成社のほかにも富山・岐阜など各地からの移民団や囚人なども携わっています。
十勝監獄の囚人によって開拓されたものには土木工事や公共施設の建設などがあり、開拓当時の帯広の発展に貢献。また、十勝監獄が所有していた広大な土地の大部分が市街地拡大のために払い下げられたことで、帯広の急速な発展につながったとされています。
鉄道の開通で商業都市として発展
明治38(1905)年に帯広釧路間に鉄道が開通、さらに明治40(1907)年には狩勝トンネルの完成で帯広旭川間が開通し、函館にまで通じるように。その後も士幌線、広尾線、十勝鉄道の開通が続き、鉄道輸送の利便性が向上。輸送費が安くなり、十勝の大豆をはじめとしたマメ類の移出商品が一気に躍進することになります。
当時の帯広町は十勝の農産物集散市場として商業の中心地となったことで、これまで旭川や釧路を取引場所にしていた雑穀商人が帯広に進出。それにより、帯広が商業都市として形成されていきます。商人の進出に伴って、帯広の商業戸数や商圏が拡大。さらに帯広の経済の基盤だった十勝の農業を後押しする工場も開設され、帯広を商工都市へと発展させました。
全国最初の帯広市総合計画で近代的な田園都市へ
高度経済成長期を迎えた帯広市では近代的な都市基盤の整備が本格化し、昭和34(1959)年に、まちづくりの総合的な指針となる帯広市総合計画が策定されました。昭和44(1969)年の地方自治法改正によって市町村の総合計画策定が義務化されるより10年早い、まちづくりの先駆けとも言える取り組みです。総合計画の策定にあたり、各種団体や多くの市民との議論により決まった都市像が「明るく豊かな住みよい近代的田園都市」です。市民協働によるまちづくりは、現在も受け継がれています。
都市整備においては、市街地にあった工場や試験場、裁判所、刑務所の広大な跡地が官公庁街や卸売団地、住宅地、学校などに変わり、現在の市街地の骨格が形成されます。昭和51(1976)年には刑務所の移転に伴う跡地の再開発などがあり、市街地は南西部に拡大。また、鉄道高架事業とあわせて駅周辺で「都市の顔づくり事業」が行なわれ、現在の南北一体となった帯広市の街並みが形成されました。
あえて言うなら
気になるポイント
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現代的な先端の感性に伝統の様式美を調和させ、「100年経ってもさらに魅力を深めてゆく」美しい建築作品を生み出し続ける、気鋭の企業。
“森を建てる”をキーワードに、高品質の国産材にこだわり、乾燥技術から加工技術、建築までを協業化した、画期的な産地直送住宅供給システムを確立。建物に命を吹き込む建築を追求し続けている。
公共交通機関があまり発達していないため、車がなくては暮らしづらいエリアです。免許や車を持たない方は、駅の近くに住む必要があります。
また寒さが厳しい気候で、冬は地域によってマイナス30度にもなる低温が続くことも。大雪が降ることも珍しくなく、除雪作業は大変です。道路のアイスバーンに気をつけて、慎重に運転しなくてはなりません。