日本の高級住宅地と豪邸百科 本郷の高級注文住宅・豪邸
本郷に似合う高級注文住宅・豪邸カタログ
本郷に豪邸を建てるなら、こんな邸宅はいかがでしょうか。高級注文住宅専門の建築設計事務所HOPが手掛けた全国の邸宅から、本郷に似合う高級注文住宅例を、編集部がご提案します。
和と洋、伝統とモダンが共存する家。
見事な木組みの天井と、天井と同じ濃色の天然木を使用した落ち着きのあるリビング。美しい木目の明るい天井とシックな床の対比が鮮やかなフリールーム。市中山居の味わいを楽しめる中庭……。和と洋の魅力が合わさり、伝統的でありながら究極のモダニズムを感じられる邸宅。
天井のデザインが美しい、
吹き抜けのリビング。
HOPオリジナルのクラシックモダンなインテリアで統一されたリビングは、四季折々の自然を感じられる高い吹き抜けが特徴的。木を用いたハイセンスな天井デザインも魅力。
和モダンな空気を演出する、
子供部屋の丸窓。
子供部屋に取り付けられた愛らしい丸窓。階下を見おろせる機能とともに、この家に漂う上品な和モダンの雰囲気の演出にも一役買ってくれる。
リビングと庭を
ひとつの空間にまとめるデッキ。
アンティークな風合いの床とモノトーンでまとめられた内装により、深い落ち着きのあるリビング。庭へとつながるデッキにより、ひとつの空間としてまとまっている。
本郷に
高級注文住宅・豪邸を建てるなら
知っておきたい基礎知識
本郷の特徴は?
錚々たる文豪たちが愛した、
都内屈指の文教地区
お茶の水や水道橋、そして神保町などの繁華街がある、文京区本郷エリア。夏目漱石や川端康成、宮沢賢治、正岡子規、二葉亭四迷、樋口一葉、坪内逍遥、石川啄木など、錚々たる文豪が居を構えていたエリアであり、かの東大キャンパスも広がっているので、文教の香りが色濃く漂っています。
また、実業家の渋澤栄一や古河市兵衛、大川平三郎、そしてあの木戸孝允(桂小五郎)など、日本の発展・成長に大きく寄与した人物たちも暮らした街として知られています。
本郷は文京区の東南に位置するエリアで、「東京山手」と呼ばれる高地の東の一角にあたります。
気になるその地代はおいくらなのでしょう?
Attraction
街の魅力は?
本郷は東京都文京区にある高級住宅街。その地にあった湯島郷の本郷(政治や経済、流通の中心となる場所をそう呼ぶ)として発展し、室町時代から戦国時代にはすでに本郷と呼ばれるようになっていました。都内屈指の「文教地区」として語られることも多い街です。
明治から昭和にかけて、多くの有名な文豪たちが住んでいたことも有名で、現在出版系の企業が多くあるのはその名残かもしれません。
小石川後楽園をはじめ、小石川植物園や六義園などの日本庭園もエリア内に多く存在し、四季折々の情緒を味わえることや、博物館や美術館、教育関連施設も充実していることから、知的好奇心を存分に満たしてくれることでしょう。
文京区本駒込、豊島区駒込、北区西ヶ原・滝野川と3つの区にまたがる本郷通り沿いは歴史あるお屋敷街として有名で、別格の高級住宅街として知られています。
Facility
周辺施設
周辺には、天皇の執刀医も在籍する順天堂大学病院をはじめ、東京大学附属病院や東京医科歯科大学病院など、多くの医療機関があるので、万が一のときにも安心です。
周辺には東京都美術館や小石川植物園、東京大学総合研究博物館などの施設が揃っています。アジア生産性機構という国際機関や日本サッカー協会などもあり、サッカーミュージアムは観光地としてとても人気があります。
本郷通り周辺にはほかにも、古河庭園や渋澤資料館、東京ゲーテ記念館など様々な見所があります。
また、本郷三丁目駅周辺には、スーパーやドラッグストア、100円ショップなど、食品から日用雑貨まで何でもそろう買い物エリアがあり、不自由しないでしょう。
Environment
子育て・教育環境
本郷のある文京区では子育てサポーター認定制度があり、子育てしやすい地域作りに取り組んでいます。2016年にスタートしたトワイライトステイは、小学校6年生までの児童を22時まで預かってもらえるなど、全国に先駆けて共働き世帯のバックアップに力を入れています。待機児童の問題にも積極的に向き合っている地域です。
学校自体も多く、文京区立本郷小学校、文京区立本郷台中学校、東洋学園大学本郷キャンパス、順天堂大学、そして、誰もが知る東京大学本郷キャンパスなどがあります。
周辺に図書館や博物館、美術館などの施設も多くあるため、様々な知識や興味を子どもに持ってもらいたいと考える方には、最適の場所ではないでしょうか。
Traffic
交通事情
本郷エリアには本郷三丁目駅があり、東京メトロと都営地下鉄が接続しています。東京メトロは丸ノ内線で御茶ノ水駅と後楽園駅に隣接、都営地下鉄は大江戸線で春日駅と上野御徒町駅に隣接しています。
東京駅までは約7分、池袋駅までは約9分、新宿駅までは約17分で行くことができ、通勤通学はもちろん、ショッピングにも出やすいでしょう。
バスも本郷三丁目駅前から運行しており、気軽に利用することができます。
Public order
治安事情
本郷は文教施設や大学など学校も多いので、落ち着いている場所が多く、警察署が近く、パトロールも頻繁で、治安がとても良いエリアです。中でも本郷3丁目あたりは、公園周辺の街灯が整備され、夜道でも明るいエリアが多いため、比較的安心して外出できるでしょう。
ただしドーム球場周辺では、プロ野球観戦やコンサートの騒音、ファン同士のトラブル、ゴミのマナー違反などが時々問題になることがあります。
Neighborhood
町内会・自治会の特徴
本郷がある文京区には154の町内会・自治会があります。これらは町会連合を組み、連携しながら活動を行っています。教養や文化、生活、福祉など様々な分野に取り組み、住みやすい環境作りを心がけています。また、旅行や体操、敬老会などのイベントを企画し地域の親睦を深め、助け合う地域作りに協力しています。
文京区町会自治会連合会は60年以上の歴史を持ち、古くから活動を行っています。60周年の記念誌も発行されました。町会の加入するためのパンフレットなどもwebサイトで見ることが出来るので、加入に迷ったときは参考にしてみると良いかもしれません。
本郷に住む方々の声
Voice
コンビニはいくつもあるのでちょっとした買い物をするのには困りません。スーパーはすこし遠くですが、歩いて行けるところにあります。ランチできる場所は多いのですが、夜ご飯を食べるお店は少し少ない印象です。
(30代/女性)
環境がとても良いところで、住みやすい場所です。博物館や美術館もあり、子どもをつれて自分も一緒に学ぶことができるのが良いと思っています。公園や庭園も多く、日常的に自然にたくさん触れることができ、散歩しても飽きることはありません。
(30代/男性)
学生が多い街なので、学生さん向けのファーストフードやラーメン屋さん、カフェなどはあるのですが、きちんとしたイタリアンやフレンチのレストランはありません。そのため外食をしたいときは電車に乗って別の駅まで行く必要がありました。
(50代/女性)
大学や研究施設、文化的な施設が多く、街全体にアカデミックな雰囲気があり、落ち着いた町並みです。有名な日本庭園がいくつもあったり、博物館や図書館も近く、休日を過ごすのにうってつけの場所がたくさんある、魅力的なところです。
(40代/女性)
Pick up
本郷の
周辺スポット情報
東京ドーム
1988年に作られた東京ドーム。プロ野球を始めとするスポーツや人気アーティストのコンサートなどが行われる場所で、55,000人を収容することができる6階建ての巨大な建物です。近隣には遊園地や温泉施設も。
坪内逍遙旧居跡
小説家・評論家・劇作家・英文学者・教育者など、多才に活躍した坪内逍遥(1859~1935)の旧居跡です。この場所には明治17年から3年間を過ごしたとされ、近代文学の礎を築いた場所でもあります。
六義園
都会の中にあるのを忘れるほど、静かで落ち着いた日本庭園です。春になると圧巻のしだれ桜、秋は美しい紅葉がライトアップされ、たくさんの観光客が訪れます。景色を楽しみながらお茶菓子をいただける場所も。
小石川植物園
植物学の教育・研究を目的とする東京大学の教育実習施設。300年の歴史を持つ日本で最初の植物園でもあります。一般入場ができ、大人400円、小人(中学生、小学生) 130円、6歳未満は無料と、気軽に行きやすいのがうれしいポイントです。
東京都水道歴史館
東京都の水道に関しての展示があり、江戸の水路などについて詳しく説明しています。歴史の勉強にもなる場所で、無料ですが充実した施設のため、大人から子どもまで楽しみながら学ぶことが出来ます。
日本サッカー
ミュージアム
日本サッカーの歴史を学ぶことが出来るサッカーミュージアムです。展示物はサインや資料がたくさんあるのでサッカーファンには人気のスポット。ミュージアムもあるので、グッズを購入することも出来ます。
本郷の歴史
地名の由来は「湯島本郷」
丸ノ内線と大江戸線の2路線が利用でき、新宿や東京、池袋、銀座など都心部へのアクセスが抜群な本郷。もともとは湯島郷の中心に集落がつくられたため「湯島本郷」と呼ばれていましたが、室町時代または戦国時代に現在の「本郷」という呼ばれ方に変わったとされています。町屋として比較的早い時期から人気があり、本郷地域内には「元町」「弓町」「本富士町」などがありました。また、文人に愛される街でもあったため、明治から昭和にかけて樋口一葉、夏目漱石、正岡子規、川端康成など多くの文豪が居を構えたそうです。
現在でも本郷駅周辺には江戸時代から営業を続けている用品雑貨店や旅館などがあり、レトロ建築が好きな人たちから愛されています。昔ながらの落ち着いた雰囲気が好きな人や写真を撮るのが趣味な人も、魅力を感じる街だと言えるでしょう。
「東京大学」ほか多くの学校が点在
明治前期から「東京大学」をはじめとした数多くの学校が開校・移転してきた文京区として有名な本郷エリア。江戸時代、現在の東京大学本郷キャンパスがあった場所は、加賀藩上屋敷が建てられていました。加賀藩以外にも数多くの藩が本郷に屋敷を構えており、現在付属病院が建てられている場所は大聖寺藩と富山藩が、弥生・浅野キャンパスは安志藩と水戸藩の屋敷があったそうです。これらの屋敷は明治維新をきっかけに、ほとんどが収公され官有地になりました。
東京大学がこの地に校舎を構えたのは、1876年になってからです。藩屋敷の跡地に東大医学部の前身である「東京医学校」が移転し、翌年には東京開成学校と統合した「東京大学」が発足。これを皮切りに、周辺にはたくさんの教育機関が誕生しました。学生を相手にした古書店や飲食店なども増え、学生街として発展を遂げたのも特徴的です。
昔ながらの風景が残る街へと発展
駅周辺にはコンビニや飲食店、ドラッグストアといった利便性の高いお店が並んでいます。深夜まで営業しているスーパーもあり、自炊派の人も安心できるでしょう。飲食店に関しては、昔ながらの装いを持つお店が多いです。最近ではあまり見なくなった名曲喫茶などもあり、食べ歩きや飲み歩きにもぴったりでしょう。
駅から徒歩数分のところには、創業より350年の歴史を持つ「金魚坂」という金魚・錦鯉の卸問屋があり、色とりどりの金魚や鯉を楽しめます。敷地内にはレストランや釣り堀が併設されているため、ファミリー層からも人気があるようです。このように時代が変わっても残り続けているお店がいくつもあるので、個人経営店が好きな人にもおすすめのエリアです。
あえて言うなら
気になるポイント
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現代的な先端の感性に伝統の様式美を調和させ、「100年経ってもさらに魅力を深めてゆく」美しい建築作品を生み出し続ける、気鋭の企業。
“森を建てる”をキーワードに、高品質の国産材にこだわり、乾燥技術から加工技術、建築までを協業化した、画期的な産地直送住宅供給システムを確立。建物に命を吹き込む建築を追求し続けている。
学生が多い街のため、安くて気軽に入れるお店は多いものの、格式の高いレストランなどの飲食店はほとんど見当たりません。また、本郷通り沿いには商業施設が少なく、スーパーや生活必需品を買うところが少ない印象で、小さな子供を遊ばせるような公園もあまり見当たりません。
なお、本郷三丁目駅は主要駅へのアクセスが良い反面、通勤ラッシュではかなりの混雑があるため、電車通勤・通学の方は注意。