豪邸のこだわり・内装ピックアップパーゴラ
植物やシェードをつけて
お気に入りの空間に
パーゴラとは、庭に設置する棚状の構造物です。屋根はフレームや格子になっており、植物を這わせたりシェードを付けることができます。
アウトドアリビングも叶う
パーゴラとは
パーゴラとは、柱と桁でつくられた棚状の構造物のことをさします。屋根部分の格子に植物を絡め、景観を楽しむ目的で設置されています。
そもそもパーゴラはイタリア語でブドウ棚を意味しており、日本では藤棚をイメージするとわかりやすいでしょう。
現代ではパーゴラの屋根部分に植物のつるなどを絡ませるほか、シェードを組み合わせて程良い日陰をつくるなどの事例もあります。DIYで設置することもできるため、パーゴラの設置についてチェックしておきましょう。
ガゼボとは
パーゴラと似たものに、ガゼボがあります。ガゼボとは西洋風の東屋であり、壁がなく、敷地内の景色の良い場所に建てられます。公園に設置されているのを目にしたことがあるでしょう。
ガゼボはパーゴラと同様に、休憩や眺望を目的として建てられています。しかし、植物の有無に違いがあり、パーゴラでは屋根部分に植物を絡ませたりしますが、ガゼボには植物がありません。ガゼボのなかにはイスやテーブルを設置し、食事を楽しむことができます。
もしも「植物や景色を楽しみながら休憩できるスペースが庭に欲しい」という希望がある場合は、パーゴラを設置すると良いでしょう。
パーゴラの種類
1.
独立タイプ
木質の素材でつくられた、柱と桁で構成された一般的なパーゴラです。豊富な種類のキットが販売されており、DIYがしやすいというメリットも。庭の好きな場所に設置できます。
2.
パーゴラ仕様テラス屋根
パーゴラとテラス屋根がセットになっており、テラス屋根が雨を遮ってくれます。実用性がありながらもデザイン性が高いのが魅力。掃き出し窓に設置しておき、洗濯物を干す用途で使用されることもあります。
3.
フレームタイプ
フレームのみで構成されているため、開放感があるのが特徴。植物を絡ませることはもちろん、シェードを組み合わせて日差しを遮ることも可能です。
パーゴラの素材
1.
天然木
自然素材である天然木を使用します。植物との相性が良いため、ガーデニングが趣味の方にもおすすめ。ただし、シロアリ被害のリスクもあるため、塗装や薬剤注入などの対策を行う必要があります。
2.
樹脂製
樹脂は、プラスチック素材を組み合わせた素材です。天然木の風合いをもちながらも、天然木のように劣化したリ、シロアリ被害に遭ったりというリスクを軽減できます。「天然木の風合いが好きだけれど、メンテナンスに手間をかけたくない」という方は、樹脂製のパーゴラがおすすめです。
3.
アルミ製
メンテナンスが不要で錆びにくいのが特徴です。無機質なイメージをもってしまいがちですが、シートを貼ってある製品なら木目の風合いを楽しめるものも。ただし、導入コストは他素材と比較して高価です。
4.
アイアン製
細めのフレームで小さいサイズが多く、庭が狭くても設置しやすいメリットがあります。アイアン独特の雰囲気はアンティーク風が好きな方にもおすすめです。ただし、アイアンは錆びやすいため、錆止めの塗布といったお手入れが必要になります。
パーゴラを高級注文住宅に
設置するメリット
1.
おしゃれな雰囲気を演出できる
パーゴラがおしゃれな雰囲気を演出してくれます。魅力的に見せるポイントは、パーゴラの素材を外壁やエクステリアに合わせること。家の外観と統一感のあるデザインのパーゴラなら、センスが良い印象を与えられます。外観の印象に、植物やテーブル、イスのデザインを合わせるのも素敵ですね。
2.
アウトドアリビングでくつろげる
パーゴラには実用的なメリットもあります。屋根を設けたパーゴラを設置すれば、アウトドアリビングをつくることができます。パーゴラで読書やお茶を楽しんだり、景色を楽しんだり…。開放的な空間でリラックスする時間をつくってみてはいかがでしょうか。
3.
植物を合わせて快適な空間づくりができる
パーゴラの屋根部分に植物を這わせれば、グリーンルーフができます。グリーンルーフは日陰をつくることができるうえ、葉の蒸散効果によって周囲の温度を下げる効果もあります。リビングなどから続くようにパーゴラを設置すれば、室内の温度を下げる効果も期待できるでしょう。
パーゴラを高級注文住宅に
設置するデメリット
1.
日除け機能としては不十分
パーゴラは屋根が格子状になっているため、日除け機能はそれほど期待できません。日除け機能を高めたい場合は、格子部分にシェードを組み合わせるなどの工夫が必要になるでしょう。
また、植物を這わせることでも日除け機能を高めることができますが、植物が育つにはある程度の期間が必要。そのため、理想のパーゴラになるまでに時間がかかる可能性があります。
2.
パーゴラの素材によってはメンテナンスが必要
パーゴラの素材によっては、メンテナンスの手間がかかります。たとえば天然木のパーゴラはデザイン性が高いものの、シロアリ対策などのメンテナンスが必要。アイアン製のパーゴラも錆止めが必要です。
できるだけメンテナンスの手間をカットしたいという場合は、樹脂製やアルミ製のパーゴラを選ぶと良いでしょう。
3.
ゴミや落ち葉の掃除が必要
とくにパーゴラに植物を合わせる場合、落ち葉などのゴミ掃除が欠かせません。また、屋根部分にゴミが溜まると掃除が大変。掃除の手間を軽減するためにはフレームや格子のまま使用することをおすすめしますが、日差しや雨を防ぐことはできません。
パーゴラを設置する場合の注意点
1.
目的に合ったパーゴラを選ぶ
なぜパーゴラを設置したいのか、目的を明確にしておくことが大切です。たとえば「日除けとしてパーゴラを設置したい」という場合は、屋根部分にシェードなどを組み合わせるだけのサイズが必要です。目的に合っていないパーゴラを設置してしまうと邪魔に感じてしまうこともあるため、商品や設置場所、サイズは慎重に検討しましょう。
2.
家の外観や庭とデザインをマッチさせる
エクステリアのなかでも、パーゴラは目につきます。そのため、家の外観や庭にマッチしていないと、パーゴラが悪目立ちしてしまうでしょう。デザイン選びが難しい場合は、外壁のデザインに合わせるのがおすすめです。
3.
施工実績が豊富な業者に依頼する
パーゴラの施工実績が豊富な業者なら、商品選びや設置場所のアドバイスをしてくれます。パーゴラを設置する目的や希望を相談してみましょう。
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アーキテクツ
現代的な先端の感性に伝統の様式美を調和させ、「100年経ってもさらに魅力を深めてゆく」美しい建築作品を生み出し続ける、気鋭の企業。
“森を建てる”をキーワードに、高品質の国産材にこだわり、乾燥技術から加工技術、建築までを協業化した、画期的な産地直送住宅供給システムを確立。建物に命を吹き込む建築を追求し続けている。