日本の高級住宅地と豪邸百科 札幌の高級注文住宅・豪邸
札幌に似合う高級注文住宅・豪邸カタログ
札幌に豪邸を建てるなら、こんな邸宅はいかがでしょうか。高級注文住宅専門の建築設計事務所HOPが手掛けた全国の邸宅から、札幌に似合う高級注文住宅例を、編集部がご提案します。
モダンで都会的な空気感をまとう家。
映像や音楽が好きな若いオーナー夫婦の都会的でハイセンスな邸宅。こだわりのオーク材を使用しリビングにはダウンライトがなく、日が暮れると間接照明が灯り、夜の気配を感じるモダンな空間に。HOPオリジナル設計のキッチンは、この部屋の空気に似合うダークカラー。もちろん使い勝手も工夫されている。

刻々と変化する空の表情を楽しむ、
風流な家。
高い吹き抜けになったリビング・ダイニングには、曲線を描き天井まで伸びる大開口を確保。毎日、四季折々の豊かな空の表情を楽しむことが出来る。

白と黒のコントラストがモードな
玄関アプローチ。
スタイリッシュで個性的なデザインが特徴的な玄関アプローチ。コンクリートの白に黒のアイアンが映え、モードな印象。鉄格子越しに竹垣の茶庭が見えるのも魅力的。

優美なカーブの動線で表現する
「エレガンス」。
この邸宅のテーマは「エレガンス」。アプローチをはじめ、エントランス、玄関、ホール、リビングまで、動線に優美な曲線を取り入れ、そのテーマを表現している。
札幌に
高級注文住宅・豪邸を建てるなら
知っておきたい基礎知識

札幌の特徴は?
都市の利便性とのどかな自然が混ざり合う
住み心地の良さが魅力
政令指定都市の札幌。赤煉瓦づくりの建物が美しい北海道庁旧本庁舎や札幌の壮大な夜景が臨める藻岩山など、観光名所が多数あり、大通公園で行われる「さっぽろ雪まつり」は全国的にも有名なイベントです。
札幌市には10の行政区があります。各行政区の中に高級住宅街と呼ばれるエリアがあり、とくに知名度の高い高級住宅地エリアとしては、円山、伏見、宮の森、真駒内エリアなどが挙げられます。
どのエリアも、都市の利便性を享受しながらも、自然豊かで落ち着いた閑静な住宅街として、暮らしやすい環境が整っています。
Attraction
街の魅力は?
広大なイメージのある北海道ですが、札幌市内はコンパクトな都市設計になっており、効率のよい移動が叶うことがポイント。
例えば札幌駅周辺は、JR、地下鉄、バスが利用でき、どこへ行くにも便利。そのため近年は、札幌駅まで徒歩圏内の地下鉄さっぽろ駅周辺に住みたい、という人が増えています。
大通も、札幌市営地下鉄の中で唯一、南北線、東西線、東豊線の3路線全てが乗り入れる駅として、非常に便利なエリアです。北海道では必需品とも言える車を持たなくても生活出来てしまう、希有なエリアかも知れません。
そこまでの都心ではなくても、主要都市に簡単にアクセスできるエリアとして、円山公園周辺も人気です。地下鉄東西線が走っており、大通駅へは3駅わずか6分。
このように、どの地域に住んでいても、比較的簡単に都心に移動出来る点が札幌市の魅力です。
Facility
周辺施設
札幌駅周辺には、北海道の人気ラーメンが勢揃いしている「札幌ら~めん共和国」をはじめとするおいしい北海道の味覚を堪能出来る飲食店や、人気観光スポット、頻繁にイベントが開催されている大通公園など、様々な施設や見所が集結しています。外食をしたいときや遊びたいときは、とりあえず札幌駅に来てしまえば、満足出来る場所に入れるでしょう。
札幌のスーパーマーケットは、激安店から高級店まで数多くあります。中でもイオングループのスーパーで札幌市内に9店舗あるザ・ビックや、札幌市内に6店舗展開している北海市場などが、新鮮な海産物をリーズナブルに手に入れられると人気です。
また札幌は病院の数が多いことでも有名で、いざと言うときにも近くに病院があるため、安心して暮らせるメリットがあります。
Environment
子育て・教育環境
札幌は名門高校が非常に多いことで知られています。
公立高校では札幌南、札幌北、札幌東、札幌西高校。地元の国立北海道大学への合格者数は、この4校出身者が非常に多いのが特徴で、東大合格者も出すほどの名門校揃いです。私立では、札幌光星や札幌第一高校などが、進学実績の高い高校として有名です。
北海道では、小学校から高校まで公立に通わせる家庭が多いのですが、札幌の場合、そもそも公立校のレベルが非常に高いからという背景もあるようです。
なお札幌には北海道大学の広大なキャンパスがあり、一般人も自由に立ち入ることが出来ます。将来子供を北大に入れたい親御さんは、子供を連れてキャンパスの中を見学して回ることも可能ですよ。
Traffic
交通事情
札幌では、札幌市営地下鉄を使えば、便利に札幌の各街へ行くことが出来ます。札幌市営地下鉄は、南北線、東西線、東豊線の三つの路線が走っています。雪や風にも影響されることがないため、通勤や通学でも年間を通して快適に利用することが出来ます。
札幌の景観を楽しむなら、都心内100円バスがおすすめ。札幌駅や大通などの観光地やショッピング街を大人100円・子供50円で回ることが出来ます。
そのほかにも各社が運行している便利でお得なバスが様々ありますので、親戚や友人をつれて観光に回る際に利用するのも良いでしょう。また、札幌市内には 路面電車も走っていますので、こちらも喜ばれるはず。
Public order
治安事情
札幌は広いため、エリアによっても治安事情が変わってきます。
ただ、札幌の中でも高級住宅街とされる円山、宮の森、真駒内エリアなどは、犯罪発生率の低いエリアです。
ファミリー世帯が多いためかどこも住民の防犯意識が高く、閑静で治安も非常に良いエリアとされています。
札幌の住宅街には、治安がひどく悪いところはありませんが、歓楽街であるすすきの周辺は、夜になると酔客も増え、呼び込みやキャッチなども行われています。用事がないのにむやみに近づかないほうが良いでしょう。
Neighborhood
町内会・自治会の特徴
平成30年1月時点の札幌市内には2,201の単位町内会とその連合体である90の連合町内会が存在します。活動は、防災や防犯、交通、子育て支援、環境美化への努力から、地域住民の親睦を図るものまで多様です。各町内会・自治会ごと、必要な情報を提供したり、様々な支援を行って、地域の結びつきを強固にしています。札幌では多数の祭りやイベントが行われているため、地域の活性化に繋げることが狙いとなっているのですが、町内会・自治会への加入率は年々減少しているのが現状です。
札幌に住む方々の声
Voice

宮の森に住んでいます。近くには円山公園があり、気軽に登山が楽しめるのが気に入っています。近くにはマルヤマクラスやドラッグストアがあるので、普段の買い物もとくに困りません。ただ、道幅が狭いことと坂が多いことが難点です。
(40代/女性)

帰りが遅くなったときも駅周辺は明るく、遅くまで人通りがあるため、不安無く帰られるのでうれしいです。狭い道は暗いところもありますが、治安も悪くありません。帰りにマルヤマクラスに寄って帰ることなどもできて便利です。
(20代/女性)

札幌で子育てする魅力としては、夏のキャンプや冬のスキーなど、大自然の中での実地体験をたっぷり経験させてやれることです。また、近所には英語学校や塾も多いので、学校外での教育環境も整っていると思います。
(30代/女性)

円山は、札幌の都心にもすぐに出られる便利さがありながら、自然が多く、中でも円山公園の桜は毎年の楽しみの一つになっています。愛犬と散歩したりジョギングしたりするにも清々しい街で、とても気に入っています。
(40代/男性)
Pick up
札幌の
周辺スポット情報
円山動物園
豊かな自然の中、ライオンやペンギンなど約200種類もの動物が観られる動物園です。とくに、飼育環境下での自然繁殖が難しいと言われるホッキョクグマの繁殖に成功している動物園としても有名です。
豊平峡温泉
札幌市郊外にある日帰り温泉施設。100パーセント源泉掛け流し※の巨大露天風呂が名物で、大自然の中、湯量を調節する水車を眺めながら、ゆったりと開放的な気分で風呂に浸かることが出来ます。
※参照元:豊平峡温泉公式サイト
https://hoheikyo.co.jp/
さっぽろテレビ塔
2017年に開業60周年を迎えた歴史あるテレビ塔。札幌のランドマークとして親しまれています。天気の良い日には高さ約90mにある展望台から石狩平野や日本海も一望できます。イルミネーションも人気。
札幌市時計台
札幌駅から徒歩10分程の所にある、赤と白の外観が目を惹く歴史的建造物。重要文化財に指定されています。毎時間、時の数だけ鐘が鳴る、札幌のシンボル。内部は展示室となっています。
大通公園
札幌市中心部にある歴史のある公園。春はライラックまつり、夏はYOSAKOIソーラン祭り、秋は北海道グルメが堪能できるオータムフェスト、冬はさっぽろ雪まつりと、一年中イベントが楽しめます。
札幌もいわ山
ロープウェイ
山頂から札幌の全体を見渡せるロープウェイ。自然と都会の混じり合った景色を531mの高さから楽しめます。22時まで営業しており、長崎や神戸にも並ぶ素晴らしい夜景を見ることが出来ます。
札幌の歴史
国家主導で進められた北海道開拓の拠点
北海道は国策により開拓された地域で、本格的な開拓が始まる明治以前は内陸部に大きな道やまちがほとんどない状態でした。そんな北海道に明治幕府が目をつけた背景の1つに、ロシアの南下政策を防止する意図があったとされています。周辺調査により札幌がまちづくりに適した地形をしていたほか、北に近かったことから北海道開拓の拠点に選定されました。
明治2(1869)年に明治政府により開拓使が設置され、札幌市都心の基礎となる本府の建設を開始。明治3(1870)年からは大規模開拓に成功していたアメリカにならおうと多くの外国人を雇い、都市建設や近代産業の導入、人材育成などが進められました。この江戸幕末から明治にかけて行なわれた開拓事業が、現在の札幌の基礎形成につながっています。
国際的大規模スポーツイベントの開催で都市機能が活性化
昭和47(1972)年に開催された国際的大規模スポーツイベントに伴い、多くの競技施設が設けられると同時に、都市機能の整備・向上も促進。建設ラッシュや市営地下鉄南北線とさっぽろ地下街の開業により、札幌市の街並みや市民生活にさまざまな変化をもたらすきっかけとなりました。
国際的スポーツイベントで使用された施設には、大倉山や宮の森ジャンプ競技場など、現在でも札幌市民や観光客に親しまれているものも多々あり。なかでも大倉山展望台は、札幌市の夜景を望める観光スポットとして人気を集めています。
開拓から150年で200万都市にまで発展
開拓が決定された明治以前には人がほとんど住んでいなかった札幌ですが、明治8(1875)年に屯田兵が入植し、札幌の開墾が開始。屯田兵による開拓は明治37(1904)年に屯田兵制度が廃止されるまでの約30年間行なわれ、札幌市の一部地域の開拓に貢献しています。
大正11(1922)年の市政施行により、札幌市では近隣町村との度重なる合併・編入により人口が急増。高級住宅地として知られる真駒内地域にある真駒内団地は、札幌の人口急増を受けとめる住宅団地として開発された大規模住宅団地です。
昭和40年代の高度経済成長期に突入すると、本州企業の札幌進出などで道内各地から仕事を求める人が札幌に押し寄せるように。昭和46(1971)年の地下鉄の開通や道路の整備により農地が住宅地へと変化し、2022年2月1日時点での札幌市の人口は約197万人にまで発展しています。
あえて言うなら
気になるポイント
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アーキテクツ
現代的な先端の感性に伝統の様式美を調和させ、「100年経ってもさらに魅力を深めてゆく」美しい建築作品を生み出し続ける、気鋭の企業。
“森を建てる”をキーワードに、高品質の国産材にこだわり、乾燥技術から加工技術、建築までを協業化した、画期的な産地直送住宅供給システムを確立。建物に命を吹き込む建築を追求し続けている。
札幌市の冬は寒さが厳しく、雪が降ると移動が大変になります。雪道の運転に慣れていないと怖い思いをする方もいるかもしれません。大雪の時には片側3車線が1車線になる道路も現れるので、近隣の道やよく使用する道の状況を知っておく必要があるでしょう。
エリアによっては雪の量に差もあるので、邸宅の形や必要な設備は経験者の意見を十分参考にしてください。排雪作業も、個人で業者を手配して行うこともままあります。自治体や地元住民に、雪をどのように処理すべきかを確認しておきましょう。
また、駅から遠いエリアに住んでしまうと、赤ちゃんや子供を連れての徒歩移動は非常に大変です。子育て世帯の方は、なるべく駅近に家を構えることをおすすめします。
また、日照不足で家庭菜園がうまく作れない、という声や、エアコンがついてない施設が多いため、夏場のクーラーが着いていない施設に苦しめられるといった、北海道ならではの声も見られました。