豪邸のこだわり・内装ピックアップ白い内装

白い内装の家を建てるメリット

1.

空間が広く明るく見える

膨張色の白を内装に使うと、空間が広がって見えるため、実際よりも広々とした印象になるのがメリットです。また、白は光をよく反射する色なので、白い内装の家は部屋全体が明るく見えます。

2.

カラーコーディネートがしやすい

白はどんな色とも相性がいいのが特徴です。モノトーンを合わせればシックでモダンな印象に、カラフルな色を使えばポップな印象にもなります。小物の色を変えるだけで部屋の印象が変わるので、季節に合わせたお部屋づくりも簡単です。

3.

清潔な空間が維持しやすい

白は汚れが目立つ色のため、白い内装にしておくとこまめに掃除をする習慣がつきやすいです。いつでも清潔な状態をキープしやすくなります。

内装に白を取り入れる際の注意点

1.

リラックスしにくい

白は落ち着いた印象がある色ですが、内装の全てが白だと逆にリラックスできません。人がリラックスできる光の反射率は60%以下です。しかし、白の反射率は60%以上であるため、白だけの内装が落ち着かない空間になってしまいます。
できるだけ白を基調にした内装で揃えたい場合は、オレンジ色の柔らかい光を放つ照明を選ぶといいでしょう。またところどころにアクセントとなる色やナチュラルカラーの木材などを用いることで、白のもたらすイメージを残しながら、落ち着ける空間づくりができます。

2.

目が疲れやすい

採光性が高い家の場合、光の反射率が高い白い内装は目が疲れやすくなってしまう傾向にあります。自然光は照明よりも光が強いため、より反射して、さらに部屋を明るく感じさせてしまうからです。
くつろぎの空間に自然光は欠かせませんが、ルーバーやロールスクリーン、カーテンなどをうまく取り入れて、時間帯によって光を調節できる工夫をしておきましょう。

3.

汚れが目立ちやすい

先ほどもお話ししましたが、白はどうしても汚れが目立ってしまう色です。それによってこまめな掃除の習慣がつきやすくなるのですが、汚れの種類によってはなかなか落ちなかったり、傷が目立ったりしてしまいます。
壁紙やフローリングなど汚れや傷がつきやすいものは、メンテナンスがしやすい材質を選びましょう。また、手すりやスイッチカバーなど触れる機会が多い場所は、どうしても汚れがつきやすいです。クリア塗装でコーティングするなどして、汚れにくい工夫をしておきましょう。

白い内装の家をおしゃれにデザインするためのポイント

1.

様々な種類の白を使う

一般的に「白」と呼ばれる色にも、微妙な違いがあり、白の種類は膨大にあります。全て同じ白にしてしまうと淡白な空間になってしまいますから、複数の白を取り入れてみましょう。オフホワイト、アイボリー、スノーホワイト、パールホワイトなど、少し変化を持たせるだけで、印象が大きく変わります。

2.

テイストに合わせたアクセントカラーを取り入れる

色味が異なる白を使った場合でも、白だけで統一するとリラックスする空間にはなりません。そこで取り入れたいのがアクセントカラーです。ナチュラルなテイストなら天然木やグリーン、柔らかな印象ならパステルカラー、モダンな印象なら黒やグレーなど、アクセントカラーをプラスすると、内装に表情が生まれます。

3.

白い内装の家のマッチするインテリア

白い内装で、床が木目調の場合は、カントリー調のインテリアやヴィンテージ調のインテリアが合います。インテリアにも白を取り入れつつ、木目調の家具や、ナチュラルカラーのファブリックを取り入れてみましょう。白・木目調・ナチュラルカラーだけでは、ぼんやりとした印象になってしまうので、黒やヴィヴィッドカラーなど、はっきりとした色をアクセントにしてみるのがおすすめです。
床を人工大理石などの白を取り入れている場合は、モダンな印象のインテリアが合います。スチール素材やレザー素材、黒やベーシックカラーのインテリアを揃えてみましょう。シンプルなカラーコーディネートにすることで、白の美しさが際立ちます。
前述した通り、白はどんな色とも相性のいい色です。白い内装に合わせるインテリアを考えるときは、白を基調にして、インテリアでプラスする色を2色程度決めると、バランスが作りやすくなります。

外観に白を取り入れるポイント

外観に白を使う場合でも、白が膨張色であることには変わりはありません。白だけで統一するとのっぺりした印象になってしまうため、扉や屋根などにアクセントカラーをプラスするのがおすすめです。合わせる色で外観の印象が大きく変わるため、家のテイストを考えて色を選びましょう。
また、家の形や窓の形や配置でバランスを取ることも大切です。白い外観の場合、窓の位置は特に目立ってしまうので、シミュレーションしながら配置を考えてみてください。外壁や塀に立体感の素材を選ぶと、のっぺりとした印象も和らぎきます。外構には植物を植えるなど、家本体以外でカラーをプラスするのもおすすめです。