豪邸のこだわり・内装ピックアップ ガレージ
大切な愛車のためのスペースを
デザインする。
高級注文住宅を設計する時、住宅や庭の他にもう一つ考えたいのが、愛車を置くスペース「ガレージ」です。オーナーのこだわりが十分に反映できる高級注文住宅だからできる、趣味と実用性を兼ねた贅沢な空間にするポイントについてご紹介します。
高級注文住宅のガレージ(車庫)事例集
高級注文住宅の内装・室内・パーツを
決定する前に知っておきたい
失敗・後悔しない
「ガレージ」を作る秘訣
趣味と実用性を兼ねた
理想の「ガレージ」を形にするには
車が趣味という方は多く、皆さんそれぞれ大切な愛車をお持ちになっています。ガレージはそんな愛車を置く場所ですから、こだわりを持って理想の空間に仕上げたいものです。

ガレージをつくる際に
こだわりたいポイントは?

1.
贅沢な
趣味の空間とする
車を心から愛している方の中には、家の中にいる時でも愛車を眺めて楽しみたい、という希望を持つ方も多いようです。それを可能にするのが、住宅の中にガレージがある「ビルトインガレージ」。大切な愛車を風雨から守る空間というだけではなく、まるでショールームにいるように部屋の中から愛車を眺めて楽しむこともできます。
また室内にいながら車やバイクをいじることのできる、大きな趣味の空間として利用することもできます。大人が趣味を楽しむ場所にふさわしく、贅沢な趣味の空間となるようこだわってデザインしていくとよいでしょう。
2.
屋内に直結できることの
利便性
ビルトインガレージにすることのもう一つのメリットが、駐車スペースを屋内に持つことによる利便性です。車を降りるとそこはもう住宅内になりますので、天候が悪い時でも安心して乗り降りができますし、また、買い物で荷物が多くなったとしても、短い動線でキッチンへと荷物を運ぶことができるようになるのも、大きなメリットであるといえます。そのため、ガレージの位置をどこに配置するか決める時には、家の間取りをよく検討し、買い物の動線距離が短く、スムーズであることにこだわってデザインするのも、ガレージを快適な空間とするのに有効となります。

3.
車を作品に見立て、
こだわりの鑑賞スペースに
ガレージは基本的に車やバイクなどを駐車しておく場所ですが、それ以外の趣味のものを置くスペースとしても活用することができます。ですが、ただ物を置くためのスペースとして利用する、というのであればとてももったいないことです。例えば、趣味でサーフィンを楽しんでおられるならば、ガレージの壁面にサーフィンボードを立てかけるスペースを設けるなどして、趣味のものが両方同居するおしゃれな空間をデザインするのも良いでしょう。実用的でありながら、趣味のものがおしゃれに眺められる、そんなワクワクするような空間にしていきましょう。
Check point
ガレージを
つくる際に注意したいポイントは?
構造上の強度が
十分かチェック
ビルトインガレージを造る場合、車の出し入れがありますからどうしても開口部を大きくとる必要があります。そこで問題になってくるのが、建物の強度が十分かどうかという点です。開口部を大きく開けるということは、その分どうしても構造上、壁面で支えている個所に比べて、強度が下がってしまうことは否めません。特に複数台の車を所有している方は、その分開口部も大きくとることになります。構造上のバランスをとり強度を高めるためにどんな工法を選択するのかなど、建築家と相談しながら問題を解消していきましょう。
車の
排気ガス対策をする
ビルトインガレージは住宅の中に設置された駐車スペースですので、どうしても室内でエンジンがかかった状態になる、というシチュエーションが出てきます。排気ガスがガレージ内に充満しやすいという要素もあるため、排気ガス対策として、ビルトインガレージを設置する際には換気扇を設けるなど、換気がしっかりできるようになっているか、注意して設計していかなければなりません。こうした換気対策がしっかりできていないと、邸内にまで排気ガスが流れてしまうことも考えられます。
エンジン音や
振動への対策も
住宅の一部となっているビルトインガレージですから、車が出すエンジン音や振動が室内に響きやすいというのも、デメリットとして挙げられるポイントです。特にガレージの上にリビングが配置されていた場合、音や振動は上の階であるリビングにも影響を及ぼします。家族がゆっくりと過ごしている時間に、エンジン音や振動で邪魔してしまうことは避けたいですね。なるべくほかの部屋に音や振動による不快感を与えないよう、しっかりとした防音対策を施したガレージづくりをしていかなければなりません。
check
センスの良いオシャレな
ガレージに仕上げるコツ

ガレージで楽しみたいことの
イメージを固める。
ビルトインガレージは、愛車を大切に保管する場所というだけでなく、大人が趣味を楽しむ、いわば秘密基地のような空間として活用できるスペースです。スタイリッシュに、部屋の中からいつでも愛車を眺めて楽しめるようにするのも良いですし、愛車のお手入れや機械いじりができるようなスペースとするのも良いでしょう。自分がどのような形で、屋内ガレージという贅沢な空間を楽しみたいかをしっかりイメージすることが、ガレージづくりの第一歩です。そのイメージをもとに、雑誌やネットなどにある施工例を参考にしてデザインを創っていきましょう。
まとめ
ガレージを完成させる前
チェックしておきたいのはココ
乗り降りが余裕をもってできる
スペースを。
ガレージを理想的な仕上がりに完成させるために、チェックしておきたいのは動線です。完全な鑑賞用ではなく、実際に乗るのであれば、ガレージ内で車の乗り降りが余裕をもってできるのかは大切なチェックポイント。スペースに余裕がないと乗ったり降りたりするのが大変ですし、ましてや荷物などがあったら動くのが困難となります。何より、ドアを開けたりするときに、車体を傷つけてしまう可能性も。ガレージを趣味の空間として楽しむなら、サイズ感は必ず完成前に確認しておきましょう。また、ガレージ内の愛車を別の部屋から楽しむため、ライティングも完成前にチェックしておくと、よりおしゃれな空間となるでしょう。
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アーキテクツ
現代的な先端の感性に伝統の様式美を調和させ、「100年経ってもさらに魅力を深めてゆく」美しい建築作品を生み出し続ける、気鋭の企業。
“森を建てる”をキーワードに、高品質の国産材にこだわり、乾燥技術から加工技術、建築までを協業化した、画期的な産地直送住宅供給システムを確立。建物に命を吹き込む建築を追求し続けている。