【モダン高級注文住宅・豪邸事例集】
美術館の展示室のような
落ち着きを感じる家
建築とアートの調和が、
上質さを生み出していく
スタイリッシュでシックな印象でありながら、十分な明るさを備えた、家族がゆったりと団らんできる住まい。グレイッシュでハイセンスでありつつ、温かさを備えた空間。この邸宅を特徴づけるキーワードです。

敷地を最大限に生かし、プライバシーを確保した、家族が安心して過ごせる空間。3層を吹き抜けとし、中庭に面したコートハウスというのが、そのテーマから導き出されたスタイルでした。グレーベースで無機質な印象、落ち着いたトーンを内部デザインの基本としながら、中庭の配置を工夫することで、たっぷりと陽の注ぐ明るいLDKを実現しています。リビングとダイニングは2.7メートルの天井高を確保し、間接照明を効果的に配置することによって、美術品を展示するスペースのような落ち着きと上質感のある雰囲気となっています。

階段をいわば光庭として効果的に生かしているのも、この邸宅ならではの発想です。階段が伸びる1階から3階までの壁一面に、光を反射してモアレを生み出す特殊な左官仕上げを施工。階段室として閉ざすことをせず、その光を室内へと取り込むと同時に、垂直方向の広がりを強調し、一層の開放感をもたらしています。

ダイニングに隣接するキッチンは、天井高を下げて独立した空間として設定し、用途の違いを強調。色彩のトーンを上げ、明るさをもたらすことで広い印象を与えるとともに、清潔感を感じさせる仕様としています。また、そこに配置される什器、一つひとつのデザインにもこだわり、統一感と美術品のような美しさを追求しました。









建築家のこだわり
生活の場でありながら、いつもアートに触れ、感じられる空間。この邸宅は、そんなコンセプトをもとに計画が進められました。モチーフとなったのは美術館。天井高のある、グレーを基調とした仕上げを全体に施すことで、上質な落ち着きと、創作に触れる時におぼえる、心地よい緊張感を表現しています。
生活空間である3階部分には、水回り空間を1カ所にまとめることで回遊性をもたせ、利便性を高めたほか、廊下への採光を確保する天窓を設けて開放的な空間としました。
〈sponsored by〉

アーキテクツ
現代的な先端の感性に伝統の様式美を調和させ、「100年経ってもさらに魅力を深めてゆく」美しい建築作品を生み出し続ける、気鋭の企業。
“森を建てる”をキーワードに、高品質の国産材にこだわり、乾燥技術から加工技術、建築までを協業化した、画期的な産地直送住宅供給システムを確立。建物に命を吹き込む建築を追求し続けている。