【モダン高級注文住宅・豪邸事例集】
エコロジカルな暮らしを
堪能する家
開放感あふれる空間に、
光と影が時の流れを作っていく
この高級注文住宅の最大の特徴は、吹き抜けのリビング正面に配された、高さ6mにもおよぶ大空間のガラス窓。壁一面にもなる大窓の存在は、室内にいながらまるで屋外に続いているような開放感をもたらしてくれています。
このリビングをより一層大きな空間と感じさせているのが、存在感のあるタイル張りの大壁面です。加えて、窓側から2階へと奥へ伸びる階段や、モダンな大型ペンダント照明が、広がりを感じさせるアクセントとなっています。
明るく開放的な空間となっているリビングですが、設計当初に懸念されたことがあります。それが、冷暖房の問題。実は、これだけ大きなガラス窓をしかも広範囲に配してしまうと、室内の空調コントロールが難しくなってしまうのです。そこでこの高級注文住宅では、快適なリビング環境を整えるため、対策として地熱ヒートポンプというシステムを導入し、冷暖房を全館一括でコントロールするようにしました。
また、リビングの大窓には、自然光による採光と採暖を実現するガラスカーテンウォールを採用するなど、システムを取り入れることで大窓にすることの問題をクリア。
1階に配している応接室には、薪をくべる暖炉を入れ、その暖気もリビングに回せるようにするなど、快適な環境づくりの実現に様々な工夫が施されています。
もちろん、こうした快適に過ごせる空間を創るための工夫は、リビングに限ったものではありません。例えば、キッチンは使い勝手を考えた特注の造作に、2階の脱衣所にはランドリーシューターを設置するなど、ストレスのない家事動線を実現化したことも、邸宅全体を快適な空間としている要因となっています。
様々な設計上の工夫を経て、屋外の解放感と屋内の快適さを両立させた高級注文住宅が完成しました。この邸宅で暮らす家族の時間を刻むのは、時計の針ではありません。大窓から入ってくる自然のあるがままの光と影の変化こそが、時間の流れを作っています。そんなゆったりとした時間の中で、家族は思い思いの時間を過ごせる、そんなエコロジカルな暮らしが堪能できる邸宅となっています。
建築家のこだわり
吹き抜けのリビング正面に高さ6mのガラス窓を配することによって、どんな名画でも表現できない空の表情……朝日に輝く雲や、昼の陽光と青空、そして夜は闇に煌めく月と星、24時間365日、同じものが一つもない自然の風景の移ろいを、リビングからまるでネイチャー映画さながらに楽しむことができるのが、大胆なデザインによって生み出されたこの邸宅最大の魅力です。
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アーキテクツ
現代的な先端の感性に伝統の様式美を調和させ、｢100年経ってもさらに魅力を深めてゆく｣美しい建築作品を生み出し続ける、気鋭の企業。
“森を建てる”をキーワードに、高品質の国産材にこだわり、乾燥技術から加工技術、建築までを協業化した、画期的な産地直送住宅供給システムを確立。建物に命を吹き込む建築を追求し続けている。