日本の高級住宅地と豪邸百科 円山(北海道)
          円山に
          高級注文住宅・豪邸を建てるなら
          知っておきたい基礎知識
        
         
        円山の特徴は?
        都心近接ながら豊かな自然に包まれ、
        高級住宅街としての品格を備えたエリアです
      
円山は札幌市中央区西部の丘陵地に広がり、北海道神宮や円山公園、原始林、動物園といった多彩な緑地と文化施設が連なるエリアです。四季を通じて散策やレクリエーションが楽しめるだけでなく、地下鉄東西線「円山公園」駅から大通・すすきのへ直接アクセスできる利便性を兼ね備えています。住宅街には高級注文住宅や数億円クラスのマンションが立ち並び、豊かな自然環境と洗練された都市機能が調和した暮らしを実現。特に冬季の寒冷期には高断熱・高気密を誇る最新の住宅技術が採用され、暖かく快適な室内環境を保ちます。また、夜には街灯と樹影が織りなす幻想的な風景が訪れ、まるで美術館にいるような静謐さを感じさせる点も大きな魅力です。
円山の坪単価は?
            
              
              84
              万
              3786
              円/坪
            
            
            ※2025年(令和7年)時点
          
        参照元:土地価格相場が分かる土地代データより
        https://tochidai.info/area/maruyama-koen/
      
Attraction
街の魅力は?
円山は北海道神宮の荘厳な参道を抜けると、眼下に広がる緑のパノラマが圧巻です。公園内の散策路では野鳥のさえずりやリスの飛び跳ねる光景が日常となり、都市の喧騒を忘れさせてくれます。春の桜並木や秋の紅葉、冬の雪景色といった季節ごとの移ろいは、まるで四季折々の絵画を観賞しているかのよう。地域住民が管理する植栽や遊歩道も整備され、ベンチや休憩所が点在することで、長時間の滞在でも飽きることがありません。住宅街は低層に統一され、自然光をふんだんに取り込む設計が多く、緑と光に包まれる住環境が魅力です。
Facility
周辺施設
円山公園駅直結の「マルヤマクラス」には、地元食材を豊富に扱う高品質なスーパーマーケットや、道内産チーズを使ったベーカリー、オーガニックカフェ、インテリア雑貨店、ファッションブランドなど、多彩なテナントが集まります。レストラン街では、北海道産の海産物やジビエを取り入れたコース料理を楽しめるほか、ワインバーでは道内外の銘酒を吟味できるなど、グルメも充実。また、徒歩圏内には総合クリニック、歯科医院、整形外科専門病院、動物病院、フィットネスジム、ヨガスタジオなどの施設が揃い、健康・美容・ペットケアまでくらしのすべてをサポートします。
Environment
子育て・教育環境
円山小学校や向陵中学校は伝統ある学区として知られ、学力水準が高いと評価されています。学習塾や予備校も多く集まり、理数系・英語教育に力を入れたプログラムが充実。さらに、インターナショナルスクールやバイリンガル幼稚園、STEAM教育を導入した教室があり、グローバル教育環境も整備。公園や緑道が安全に整備されているため、放課後は子どもたちが安心して遊べるだけでなく、親同士のコミュニティ形成も活発化。自然観察会や親子ワークショップなどの地域行事も定期的に開催され、情操教育の場としても高く評価されています。
Traffic
交通事情
地下鉄東西線「円山公園」駅から大通やバスセンター前への直通列車は平日朝夕に3分間隔で運行され、利便性は抜群です。円山バスターミナルからは市内各方面や新千歳空港への高速バスが発着し、遠方アクセスもスムーズ。車利用では札幌中心部まで約10分、駅前にはタクシー乗り場も整備されており、深夜帯も安心して移動できます。冬季の積雪期でも、除雪体制が万全で、歩道や道路は早朝から整備されるため通勤・通学への影響が最小限に抑えられています。
Public order
治安事情
札幌市中央区全域の犯罪発生率は全国平均を下回り、円山も例外ではありません。地元警察署と自治会が連携して定期的な夜間パトロールを実施し、防犯カメラの設置も進んでいます。小中学校周辺や公園には多機能街灯が配置され、子どもの帰宅時間帯にも明るい環境が維持。住民向けに配信される防犯アプリでは、ゲリラ豪雨や不審者情報もリアルタイムで共有され、安全対策が日常に組み込まれています。
Neighborhood
町内会・自治会の特徴
円山エリアでは町内会や自治会が中心となり、防災訓練や餅つき大会、盆踊りなどの地域行事を全年齢層で開催。高齢者見守りや子ども見守り活動も組織的に行い、安心して暮らせる街づくりが進んでいます。さらに最近では外部講師を招いた健康体操教室や英会話教室なども開講され、住民同士の交流と新たな学びの場を提供しています。
円山に住む方々の声
Voice
 
        札幌市、中央区の中でも札幌駅にも大通り駅にもアクセスが良くてとっても住みやすいです。実家、ということもあり札幌では中央区円山にしか住んだことはありませんが、全てにおいてオススメできます。
(50代/女性)
 
        円山公園の治安の良さは札幌でも有数です。街並みがキレイです。近くに大きなお花見ができる円山公園があります。 ご飯を食べに行ける素敵なお店が多いのもポイントです。
(30代/女性)
 
        子育て支援があり未就学児が通えるサロンが有り、ママ友ができた。スーパーホームセンターやおしゃれな飲食店、ケーキ屋さんパン屋さんもあるので食べ歩きもできる。スーパーの客層も比較的上品。
(40代/女性)
 
        円山公園は円山動物園と北海道神宮の間にある自然公園。もし東京から来た人なら先ず夏の涼しさと豊かな緑の中に大きなリスが走り回る光景に目を奪われるかも。
(50代/男性)
Pick up
          円山の
          周辺スポット情報
        
      円山公園
都心から近い丘陵地に位置しながら、広大な緑地と遊歩道、池を備える円山公園は、市民の憩いの場です。春の桜や秋の紅葉、冬の雪景色と、四季折々の自然美を体感できるほか、バードウォッチングやピクニック、ジョギングにも最適なロケーションです。文化財としての古木も点在し、森の歴史を感じながらくつろげるスポットです。
北海道神宮
明治9年に創建された北海道神宮は、北海道の総鎮守として崇敬を集めます。広大な境内には厳かな本殿のほか、神聖な雰囲気に包まれた参道が延び、初詣や例祭、結婚式など多彩な行事が執り行われます。円山エリアの象徴的存在として、地域住民の日常に根ざした文化資産です。
マルヤマクラス
円山公園駅直結の複合商業施設。スーパーマーケットをはじめ、カフェ、レストラン、ファッション、雑貨が揃い、日常の買い物から休日のショッピングまで幅広く対応。洗練されたテナント構成で、住民のライフスタイルを豊かに彩ります。
円山動物園
円山の森に隣接する円山動物園は、国内有数の規模を誇る動物園です。ホッキョクグマやエゾシカ、オオワシなど北海道ゆかりの動物をはじめ、世界各地の動物を展示。教育プログラムやイベントも豊富で、家族連れに人気のレジャースポットです。
円山の歴史
自然と信仰に育まれた丘陵地
円山は太古よりアイヌの聖地「マルヤマ(丸山)」と呼ばれ、霊峰として崇められてきました。その後、明治政府の北海道開拓使により札幌が整備される中で、円山の丘陵地はまさに豊かな森林資源の宝庫として注目を集めました。戊辰戦争後の入植者たちは、冬の厳しい寒さと戦いながらも、木材や狩猟資源を活用し、やがて小規模な集落を形成していきます。
大正期になると、北海道神宮が明治九年(1876年)に正式に社殿を構え、神域としての格を確立。続いて円山公園が1920(大正9)年に開園され、市民の憩いの場として親しまれるようになりました。当時は堀と遊歩道だけのシンプルな造りでしたが、市民の要望に応じて池や弓道場、野球場などが整備され、都市公園モデルの先駆けとなりました。
戦後から高度経済成長期にかけては、札幌市の中心部に近い丘陵地としての利便性と、残された自然林の希少性が評価され、一戸建て住宅や邸宅地の開発が急速に進みました。昭和40~50年代には雪国でありながらも画期的な高断熱工法を採り入れた先進的住宅が次々と建設され、冬でも快適に暮らせるまちとして注目されました。
その後も土地利用は厳しく制限され、原始林の保存と都市開発のバランスを重視した都市計画が継続。北海道立総合研究機構による生態調査や、札幌市による樹木保全条例の制定(1990年)などを経て、近年までに一部の古木は樹齢200年以上と樹木医に認定されています。これにより現代の円山は、歴史的な自然遺産と文化的景観が保全された上で、高級住宅街として成熟を遂げています。
現在においては、冬季オリンピック関連施設の整備や、円山動物園のリニューアルなどを契機に、観光資源としての価値も高まりつつあります。一方で、地域住民主体の環境保全活動や歴史散策ツアーが盛んに行われ、円山の持つ深い歴史と豊かな自然を次世代へとつなぐ取り組みも活発です。こうした動きが、円山が単なる高級住宅地を超えた「文化的ランドマーク」としての地位を確立する礎となっています。
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アーキテクツ
現代的な先端の感性に伝統の様式美を調和させ、「100年経ってもさらに魅力を深めてゆく」美しい建築作品を生み出し続ける、気鋭の企業。
 “森を建てる”をキーワードに、高品質の国産材にこだわり、乾燥技術から加工技術、建築までを協業化した、画期的な産地直送住宅供給システムを確立。建物に命を吹き込む建築を追求し続けている。
          

 
            
円山は四季の自然美と利便性を両立しますが、冬季の積雪や積雪対策、駐車場の雪かきなどが必要です。また繁忙期には観光客やレジャー客で混雑しやすい点もあります。
とはいえ、地域の除雪体制や交通網の整備が進んでいるため、全体としては快適に過ごせる環境といえます。