日本の高級住宅地と豪邸百科 たまプラーザ美しが丘の高級注文住宅・豪邸
たまプラーザ美しが丘に似合う高級注文住宅・豪邸カタログ
閑静な高級住宅地として人気のたまプラーザ美しが丘。首都圏で高級住宅の建築を検討している方には、ぜひおすすめしたいエリアの一つです。ここでは、建築設計事務所HOPが手がけた高級住宅の事例をご紹介しつつ、たまプラーザ美しが丘の魅力や特徴を見ていきましょう。
上質な時間が流れる実質4階建ての高級邸宅
傾斜地という特徴を活かし、下部2層を地下扱いとした実質4階建ての邸宅。LDKを取り囲むように設置された大型の窓からは、自然の光がたっぷりと降り注ぐ。中庭を望むシンプルでオシャレな円形風呂、ぜいたくなひと時を過ごせるプライベートシアタールーム。ファミリーだけの上質な時間が流れていく。
ホワイトを基調とした外壁と木の温もりとの調和
明るすぎない落ち着いたホワイトを基調とした外観。木の温もりを感じさせるポイントを配置することで、センスある調和を演出している。屋内に入ると、L字型に設計されたリビングとダイニング・キッチン。塀をめぐらせてプライバシーを確保する一方、どこにいても家族の気配が感じられる住まい。
堅牢な地下ガレージを備えた高級住宅
若くして起業し成功を収めたオーナーが、かねてからの希望だった地下ガレージ付きの邸宅を建設。オーナーがこよなく愛する外車やバイクを、コンクリートに囲まれた堅牢な地下ガレージで守る。ガレージ脇には、車を眺めながら作業ができるホビールームやキッチンを設置している。
都心部とは思えない優雅な空間
広々とした吹抜け天井高のリビング・ダイニング。随所に設置した間接照明が、夜の上質なムードを演出している。画像の背後には大開口の窓から望む屋外の景色。この優雅な空間がまさか都心部にあろうとは、誰も予想だにしないだろう。
たまプラーザ美しが丘に
高級注文住宅・豪邸を建てるなら
知っておきたい基礎知識
たまプラーザ美しが丘の特徴は?
ファミリー層が住みやすいハイソで上品な街
たまプラーザ美しが丘は、神奈川県横浜市青葉区にある高級住宅地。近年では、吉祥寺や二子玉川と並び「住みたい街ランキング」の常連として登場するなど、都心部に住む方々から非常に注目を集めているエリアです。
ファミリー層にとっての理想的なエリアとすべく、東急電鉄が計画的に作りあげた街なので、穏やかで上質な空気が流れているのが特徴。休日、平日を問わず、駅周辺の施設には子育て中の若い世帯が多く見受けられます。
白金に住むセレブたちを「シロガネーゼ」と呼ぶことは有名ですが、近年、たまプラーザに住むセレブたちを「たまプランヌ」と呼ぶそう。たまプラーザ美しが丘には、ハイソで上品な印象が定着しつつあるようです。
Attraction
街の魅力は?
治安が良く、高級感があり、子育て環境や教育環境が充実したファミリー層向けの街。たまプラーザ美しが丘を一文で紹介するならば、そのようなイメージとなるでしょう。
もとより上質な空気の漂うたまプラーザ美しが丘エリアでしたが、2010年ごろに再開発が一段落し、駅直結のたまプラーザテラスが開業して以降、さらに高級感のある街へと進化しました。
たまプラーザテラスを中心に、駅周辺には多くの商業施設や商店街が点在。商店街の先には、都内でも有名なセレブファミリーたちのスポット、美しが丘公園があります。目的なく散策するだけでも、充実した一日を過ごすことができることでしょう。
商業エリアを抜けると、一帯は高級住宅街。大型で個性的かつ高級感ある一戸建てやマンションなどが並びますが、いわゆる高層マンションやタワーマンションはありません。その上質な景観を壊さないよう、緻密に計画された住宅街が広がります。
伸び伸びと子育てをしたい世帯、中学受験をお考えの教育熱心な世帯、リタイア後に落ち着いた生活をしたい世帯など、幅広い年齢層の心をつかむ理想的な街。それがたまプラーザ美しが丘です。
Facility
周辺施設
周辺施設として最初に取り上げるべきは、たまプラーザ駅直結の「たまプラーザテラス」。ファッション、雑貨、書店、フードコート、授乳室など、一通りの店舗や設備が整った商業施設です。1階のイベントスペースでは、ファミリーで楽しめる各種イベントが定期的に開催されています。
駅北口方面には東急百貨店やイトーヨーカドー、西側にはケーズデンキ、南口方面には東急ストアやドラッグストア。生活するに不便はまったくありません。総合病院はやや離れた場所になるものの、専門クリニックは随所に点在しています。
逆に駅周辺には、ゲームセンターやパチンコ店などの賑やかな娯楽施設が、ほとんど見受けられません。もとよりたまプラーザ美しが丘は、ファミリー層が穏やかに過ごせる街として計画的に作られたエリアなので、雰囲気にマッチしにくい施設は少ないのでしょう。
Environment
子育て・教育環境
上述の通り、ファミリー層が穏やかに過ごせる街として東急電鉄が計画的に作ったエリアが、たまプラーザ美しが丘。ここに言う「ファミリー層」には、もちろん子育て世帯も含まれていることから、子育てや教育にはとても適した環境であることに間違いありません。
おすすめのスポットは、かの有名な美しが丘公園。園内にある子どものための施設「こどもログハウス」は、いつもたくさんの子供たちで賑わっています。
また、たまプラーザ美しが丘は、神奈川県内でも特に教育熱心なエリアとして有名。私立中学を受験する小学生が多いことから、エリアにはたくさんの受験塾があります。中学受験を経験した親御さんも多く住んでいるので、教育に熱心な方にとっては、何かと話題の合うエリアと言えるでしょう。
Traffic
交通事情
たまプラーザ駅がある路線は東急田園都市線。渋谷まで乗り換えなしで24分で到着するため、勤務先が東京都心である方にとっては、利便性の高いエリアと言って良いでしょう。新宿や池袋、東京、品川などにアクセスする場合には乗り換えが必要になりますが、いずれの駅にもトータル35~45分で到着するので、交通事情は恵まれたエリアと言えるのではないでしょうか。
ただし、たまプラーザ美しが丘は、比較的「坂」の多いエリア。駅と自宅とは離れている方の中には、バスや電動自転車を利用して駅まで行き来している方も多いようです。
Public order
治安事情
多くの方がイメージする通り、たまプラーザ美しが丘の治安は極めて良好です。長く住んでいる住人の中には「犯罪が起こったという話を聞いたことがない」という方もいるほどです。
神奈川県警が公表した2020年1月~10月のたまプラーザ駅周辺の犯罪発生件数は、粗暴犯、公然わいせつ、自転車盗難のいずれを見ても少ないことが明らか。警察や自治体によるパトロールが盛んに行われていることに加え、住民の防犯意識の高さが、治安の良い安心の街づくりに貢献しているのでしょう。空き巣被害などに備え、オートロックやホームセキュリティがあれば、なお安心です。
Neighborhood
町内会・自治会の特徴
たまプラーザ美しが丘が属する横浜市青葉区には、2021年2月現在、15の連合自治会があります。それぞれの連合自治会内では、支部として自治会が細かく枝分かれ。たまプラーザ美しが丘が属する「美しが丘連合自治会」には、支部として23の自治会に枝分かれしています。
人口が多いという理由はあるものの、何よりその自治会の数の多さに驚き。それぞれの自治会が横で連携し、たまプラーザ美しが丘を含め、青葉区全体で良好な街づくりを目指しています。
たまプラーザ美しが丘に住む方々の声
Voice
とにかく環境がいい街ですね。節度のある方々ばかりが住む街なので、世代を超えてうまくお付き合いすることができます。都内や横浜、羽田、成田、ディズニーランドなどへのアクセスも良いので、ファミリー層には最適です。
東急電鉄が大規模開発したエリアなので、区画整理がきちんとされていて、とても住みやすいです。道幅が広く、適度に公園が置かれているなど、きれいで洒落た街並みが広がります。聖マリアンナ医科大学病院があり医療面も充実。
子育て環境がとても充実していますよ。うちと同じように子育て世帯が多く住んでいるので話が合うし、とても住みやすいと感じています。治安が良好なので、安心して子育てできます。塾も多いので教育熱心な世帯にもおすすめ。
駅周辺にはベビーカーを押す家族連れが多いように感じます。子育て世帯が多く住む街なのでしょう。駅周辺には百貨店や飲食店、ファーストフード店なども充実しているので、ファミリーだけではなく単身世帯にとっても住みやすい街だと思いますよ。
Pick up
たまプラーザ美しが丘の
周辺スポット情報
美しが丘公園
たまプラーザ駅から徒歩5分ほどの場所にある人気のスポット、美しが丘公園。平日や休日を問わず、常に子連れのファミリーたちが多く散策している人気の公園です。園内には各種遊具のほか、子どもたちから人気の「こどもログハウス」もあり。春には園内の桜並木が一斉に開花します。
美しが丘公園「こどもログハウス」(ロケットハウス)
横浜市内の公園には、計18棟の「こどもログハウス」がありますが、中でも特に人気なのが美しが丘公園に設置された「こどもログハウス」。ログハウス内には、すべり台やのぼりネット、地下迷路、アスレチックなど、子どもたちが終日遊べる設備がたくさん用意されています。
たまプラーザテラス
2010年に全面開業した、たまプラーザ駅直結の商業施設。サウスプラザ、ゲートプラザ、ノースプラザ、リンクプラザの4区画からなる、地域でも人気のスポットです。施設内ではファッション、雑貨、グルメなど、ファミリー層向けのテナントが多く出店。子育て世帯を意識したコンセプトが随所に見られる施設です。
あそびのせかい たまプラーザテラス店
「あそびのせかい」は、全国に18店を展開する子どもに人気の室内遊び場。ジオラマ、トランポリン、ボールプール、すべり台などの遊具のほか、赤ちゃんでも安心して遊べるベビーガーデンも用意しています。室内設備なので、天候を心配する必要はありません。休日には多くのファミリーで賑わう施設です。
春待坂(はるまちざか)
春待坂は、たまプラーザ駅から鷺沼駅をつなぐ200mほどの緩やかな坂。両側の歩道に植樹された桜並木が、春になると一斉に開花して道行く人の目を楽しませます。例年、4月初旬の週には、鷺沼駅前の特設会場にて、フードコートやフリーマーケットなどなどで賑わう「さくらまつり」が開催されます。
新石川公園
美しが丘公園よりもやや狭く、かつ、やや落ち着いた雰囲気の公園。砂場やブランコ、鉄棒、すべり台など、一通りの遊具が用意されている公園です。「美しが丘公園は賑やかすぎる」と感じる方は、あえて新石川公園を選んでみてはいかがでしょうか。園内にあるロングすべり台が子どもたちから人気です。
たまプラーザ美しが丘の歴史
米国のラドバーンをモデルに開発された都市
多摩田園都市開発が進展したことから、神奈川県横浜市青葉区に整備されたエリアです。ここはイギリスの田園都市構想を参考にした街づくりを構想し、昭和28年に東京の城南西地区から川崎市の宮前地区、さらには横浜市の「大山道」の沿道が開発されたことから始まりました。
美しが丘地区は昭和38年の開発がスタートです。自動車と歩行者を完全にルート分離した「ラドバーン方式」や自動車が住宅街を通り抜けできない「クルドサック方式」が取り入れられて、丘陵地帯を活かした美しい街になることを目的として開発されています。これらは東急電鉄が開発計画から掲げていた「田園住宅都市」構想に基づくもので、当初の入居者はこの主旨に賛同する方々でした。
住民が育んできた優れた住環境
美しい丘を活かした街になるように、住民による活動が頻繁に行われてきた住宅街でもあります。2005年には第1回住まいのまちなみコンクールで受賞したことがきっかけとなり、歩行者専用道路が改善されるように、「第一期遊歩道ワーキンググループ」が発足し、ユリノキ通りの草刈りなど、維持管理活動を行い続けています。
2007年から歩行者専用道路に関する調査や改修工事が計画され始めます。建築デザイナーなどによる勉強会や住民へのヒアリングを元に、歩行者専用道路のデザインが進められ、行政への働きかけの結果として前例をふまえたカラータイルを使用した改修が実施されました。住民たちの自主な活動によって街並みや住環境が維持されているのも特徴です。
電車の開通によって利便性が増してきた
「美しが丘」の拠点ともなる「たまプラーザ駅」は、昭和41年に開設されており、駅周辺には商業施設があるだけでなく、団地やマンション、さらには一戸建てが並んでいます。東急田園都市線が開通したことにより「大井町駅」まで、ダイレクトでアクセスできるようになり利便性が大きく向上しました。
昭和52年には東急新玉川線が開通したので、「渋谷駅」まで乗り入れできるように変化します。 さらに昭和53年からは、地下鉄半蔵門線が直通運転になり、都心部に直結されるようになりました。電車が開通しただけでなく、駅前には昭和57年に「たまプラーザ東急百貨店」がオープンしたり、平成22年に「たまプラーザテラス」が開業するなど、周辺のインフラ整備が進められています。 駅周辺にはその他の商業施設もあるので、徒歩圏内で生活に必要なものが備えられるように発展してきました。
あえて言うなら
気になるポイント
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現代的な先端の感性に伝統の様式美を調和させ、「100年経ってもさらに魅力を深めてゆく」美しい建築作品を生み出し続ける、気鋭の企業。
“森を建てる”をキーワードに、高品質の国産材にこだわり、乾燥技術から加工技術、建築までを協業化した、画期的な産地直送住宅供給システムを確立。建物に命を吹き込む建築を追求し続けている。
すでに説明済みですが、たまプラーザ美しが丘には「坂」が多めの場所もあります。そのため、たとえ体力のある若い方であっても、ベビーカーを押したり抱っこ紐で赤ちゃんを抱えたりして移動することは、容易ではないでしょう。坂の多い場所に住まいを建てる場合には、駅や商業施設までの移動手段をよく考慮することをおすすめします(バスや電動自転車の利用など)。 また、たまプラーザ美しが丘に限ったことではありませんが、「通勤ラッシュ時の電車がかなり混みあう」との口コミが散見されます。都心部に住む方々の宿命かもしれませんが、この点は甘んじて了承しておく必要があるでしょう。