【モダン高級注文住宅・豪邸事例集】
2つの中庭がもたらす
光と開放感の家
都会の喧騒と共存し、
暮らしと趣味を楽しむ
交通量の多い前面道路に接し、周囲には集合住宅なども建ち並ぶ都心にあって、日々、開放的に生活できると同時に、趣味やゲストとの時間を気がねなく楽しめる住まい。そのために取り入れたのが2カ所の吹き抜けでした。

賑やかな前面道路に対して、間口が狭く奥行きのある敷地形状を生かし、道路に面する場所と、建物の中間にあたる位置に中庭を設けるというアイデアからプランニングは始まっています。オープンな中庭からは、いずれも心地よい風とともに陽光が降り注ぎ、メインとなるスペースには両サイドから1日中、たっぷりと光が届きます。 その一つであるLDKは、家族のくつろぎの場であるとともに、多人数によるパーティの開催も想定したレセプションスペースとしても機能する空間となっています。天井高は3メートルを確保し、さらに天井・床の仕上げを中庭と連続させることで、開放感を生み出しています。

螺旋階段でアクセスできるLDKの上階には、25畳もの広さをもつ寝室を配置。そこから連続する、中庭に向けて開いたテラスは、ジャグジーやアウトドアシャワーを完備したリラクゼーションスペース。オープンエアのスペースとなっており、リゾートホテルにいるような、ゆったりとした風情に浸ることができます。

開放的な空間と対照的な地下のスペースは、プライベートなホビースペース。多様な趣味を持つオーナーが車やバイク、数々の収蔵品などを展示し、好きな時間に没頭できる場となっています。その脇を進むように配置されたアプローチは、突き当たりに間接照明でデザインされた階段が現れるという印象的なイメージ。随所に遊び心が散りばめられています。









建築家のこだわり
プライバシーをしっかりと守りつつ開放感があり、日々の生活に加えてゲストとの時間も大切にできる場であることが、プランニングの前提条件となっていました。その答えとして、前面道路の喧騒を遮断する中庭に加えて、採光を回らせるために建物の中間にも中庭を設定しています。
リビングからは外部の景観は臨めないものの、吹き抜け空間と一体感のある仕上げを施すことで、あたかも屋外のような開放感を得られる構成としました。空間構成の妙を生かした邸宅です。
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アーキテクツ
現代的な先端の感性に伝統の様式美を調和させ、「100年経ってもさらに魅力を深めてゆく」美しい建築作品を生み出し続ける、気鋭の企業。
“森を建てる”をキーワードに、高品質の国産材にこだわり、乾燥技術から加工技術、建築までを協業化した、画期的な産地直送住宅供給システムを確立。建物に命を吹き込む建築を追求し続けている。